
スノボの持ち物リスト|レンタルで費用も荷物もコンパクトに
「スノボの持ち物って何を準備すればいいの?」「レンタルと購入の使い分けってどうすればいいんだろう」このようなお悩みはありませんか? スノボの持ち物は、安全で快適に雪山を体験するのには欠かせません。適切な準備をすることで、初心者でも安心してスノボを楽しめます。今回は、スノボ初心者の方へ向けてレンタル可能なアイテムや自分で用意すべき持ち物について解説します。ぜひ日帰り・泊まり・女子向けの持ち物リストの参考にしてみてくださいね。
レンタルできるスノボ持ち物
初心者や年に数回しか滑らない人はレンタルでOK。スノボの持ち物を準備する際、レンタル可能なアイテムを知っておくことで費用を大幅に節約できます。
さらに、レンタルを活用すれば大きな荷物を持ち運ぶ必要もなくなり、移動が格段に楽チンに! まさに一石二鳥です。
ただし、全てのスキー場で必ずレンタルできるわけではないため、事前に利用するスキー場でレンタルサービスがあるかを確認しましょう。レンタルできる主要な持ち物は大きく6つあります。
●スノーボード
●ブーツ
●ビンディング
●ウェア
●ゴーグル
●グローブ
これらすべてをレンタルした場合の総額は、1日7500円~1万4500円程度になります。購入すると10万円以上かかり、お財布にはやさしくない価格。どのアイテムにレンタルを活用するかじっくり考えて行動するのがオススメですよ。
スノーボード
スノーボードは、レンタル可能なスキー場が多いですが、事前に確認が必要です。
身長や体重、技術レベルに合わせて選べます。スタッフが適切なサイズを提案してくれることが多いため、声をかけてみて下さいね。気軽にさまざまなボードを試せるメリットもあります。料金は1日2000~4000円程度が相場です。
ブーツ
ブーツ選びで最も重要なのは、足にフィットするサイズを選ぶこと。豊富なサイズが用意されていることが多いので、実際に履いて確認できます。足のサイズだけでなく、足の幅や甲の高さも自分にあったものを選びましょう。
初心者の方はスタッフに声をかけて自分に合うブーツを提案してもらうと安心です。レンタル料金は1日1500~3000円程度です。
ビンディング
ビンディングとは、ボードとブーツを固定する器具で、通常はボードレンタル時にセットで提供されます。
スタッフがブーツサイズに合わせて適切に調整してくれます。角度や位置の設定は技術レベルによって異なるため、自分のレベルを正確に伝えることが重要です。レンタル品は定期的にメンテナンスされているため安全なのもうれしい。多くの場合、ボードレンタル料金に含まれており、追加料金は発生しません。
ウェア
スノボ用の防水性と保温性に優れたウェアの貸し出しをしているゲレンデがほとんどです。サイズも豊富に用意されているため、体型に合ったウェアを選べます。ただし、デザインや色は限られる場合があるので、こだわりのある人は自前のウェア購入も検討してみてくださいね。レンタル料金は1日3000~5000円程度です。
ゴーグル
雪面からの強い紫外線や風、雪から目を守るために必要不可欠です。ウェアを借りる際に、ゴーグルも付属することが多いですが、単品で借りたい場合はスタッフに声をかけましょう。天候に応じてレンズの種類を選べるほか、顔の形に合うかどうか実際に装着して確認できるのもメリット。曇り止め機能付きのゴーグルも選べて、料金は1日500~1500円程度です。
グローブ
防水性と保温性に優れたスノボ専用グローブを借りられます。手のサイズに合ったグローブを選ぶことで、手の冷えを防げます。定期的に清掃・消毒されていることがほとんどのため衛生面でも安心して利用できちゃいます。
グローブが濡れた場合の予備がないため、心配な人は自分用を持参することをおすすめします。レンタル料金は1日500円~1000円程度です。
自分で用意するスノボ持ち物
スノボの持ち物の中には、レンタルできないため自分で用意する必要があるアイテムがあるほか、スマホや身分証など、レジャーに不可欠なものもたくさん。
充実したスノボ時間を過ごすためには、事前に準備することが重要です。自分で用意するべき主要な持ち物は大きく8つあります。
●防寒インナー・靴下
●ネックウォーマー
●身分証・健康保険証
●小銭入れ・リフト券ホルダー
●リーシュコード
●タオル・ポケットティッシュ
●日焼け止め・リップクリーム・ハンドクリーム
●スマホ・耐衝撃ケース
身分証を除くこれらのアイテムは合計で5000~1万5000円程度で揃えられます。一度購入すれば長期間使用できますよ。
防寒インナー・靴下
防寒インナーは汗を吸収し、体温を保つためにマストで用意。
吸湿速乾性に優れた素材を選びましょう。綿素材は汗で濡れると乾きにくいため、避けるのがベスト。靴下も厚手のウール素材やスノボ専用を選ぶと快適です。防寒インナー上下で3000~8000円、靴下は1000~3000円程度が相場です。
ネックウォーマー
ネックウォーマーは首元の保温に欠かせないアイテムです。
首元の保温は体全体の温度調節に大きく影響します。フリース素材やウール素材など、保温性に優れたものを選びましょう。顔まで覆えるタイプを選ぶと、さらに防寒効果が高まります。価格は1000~3000円程度です。
身分証・健康保険証
身分証と健康保険証は、必ず持参しましょう。
スキー場では、リフト券購入時に身分証の提示を求められることがあります。ケガをした時には健康保険証が必要になります。
防水ケースに入れて持参すれば、雪や汗から守れるのでおすすめ。コピーではなく、必ず原本を持参するようにしましょう!
銭入れ・リフト券ホルダー
小銭入れとリフト券ホルダーはゲレンデで必要になるアイテムです。
荷物を入れる際や、飲食時には、小銭が必要になることが多いです。雪の積もったゲレンデでは、防水性のある小銭入れを選んでおけばより安心。
リフト券ホルダーはリフト券をウェアに取り付けるアイテムで、紛失防止にはうってつけです。リフト券ホルダーは300~1000円程度で購入できます。
リーシュコード
スノーボードが勝手に滑り落ちることを防ぐ重要な安全アイテムです。
一般的なタイプは、ビンディングに取り付けるタイプのもの。購入時には自分のビンディングに対応しているかも要チェックです。価格は500~1500円程度。
タオル・ポケットティッシュ
汗や雪で濡れた顔や手を拭くためにタオルは必需品です。速乾性のあるマイクロファイバー素材がおすすめ。ポケットティッシュは鼻水や汗を拭くために必要です。防水パックに入れて一工夫して持参すると濡れずにすみますよ。
日焼け止め・リップクリーム・ハンドクリーム
ゲレンデでは、雪面からの反射により、平地の2倍以上の紫外線を浴びることになります。そのため、日焼け防止には、SPF30以上の日焼け止めを選びましょう。
さらに、唇や手は特に乾燥しやすいため、リップクリームとハンドクリームも用意しておくのも忘れずに!寒さで固くならないタイプを選ぶことがポイントです。
スマホ・耐衝撃ケース
ゲレンデでの写真撮影や緊急時の連絡手段としてスマホは持っていくのが◎。耐衝撃・防水機能があるケースに入れることで、転倒時の衝撃や雪から守れます。寒さでバッテリーが消耗しやすいため、モバイルバッテリーも一緒に持っていきましょう。耐衝撃ケースは1000~5000円程度で購入できます。
※価格についてはあくまでも目安の相場になりますので事前にご確認ください。
スノボの荷物を減らすコツ
スノボの持ち物を準備する際、荷物が多くなりすぎて困ることがあります。特に電車やバスで移動する場合は、荷物の量を抑えたいもの。
荷物を減らすためのコツは大きく2つあります。
●必要最低限の持ち物に絞る
●レンタルを活用する
これらのコツを実践することで、荷物を半分以下に減らすこともできちゃいます。ここからは、快適なスノボ旅行のために、効果的な荷物の減らし方を説明していきます。
必要最低限の持ち物に絞る
まず持ち物リストを作成し、本当に必要なものかをひとつずつ検討しましょう。着替えは1日分のみにして、現地で洗濯するか使い捨てのものを活用します。化粧品やケア用品は小分けの容器に移し替えることで大幅に容量を削減できます。
また、「あったら便利」なアイテムは思い切って省くことも大切です。本当に必要になった場合は現地で購入できる場合が多いです。
レンタルを活用する
スノーボード、ブーツ、ウェアなどの大きなアイテムはレンタルを利用しましょう。これらをレンタルするだけで、荷物量が減り、持ち運びもしやすくなりますよ。
ゴーグルやグローブなどの小物類はスキー場によってレンタル可能なため、事前にスキー場に確認することをおすすめします。
宿泊施設にタオルやドライヤーがあるかも事前確認しておくと、荷物をさらに減らすことができて快適に。
泊まりスノボの持ち物
泊まりでスノボに行く場合、日帰りとは異なる追加の持ち物が必要になります。
泊まりスノボで追加で必要な持ち物は大きく3つあります。
●着替え・下着
●洗面用具
●充電器・モバイルバッテリー
宿泊施設によっては提供されるアメニティもあるため、事前に確認して無駄な荷物を減らしましょう。
着替え・下着
宿泊日数分の下着と靴下を用意しましょう。スノボでも汗をかくため、着替えは必須です。普段着については宿泊日数に応じて準備してください。防寒インナーも予備があると安心です。
汗や雪で濡れてしまった場合に備えて、着替えを持参することをおすすめします。圧縮袋を活用すれば荷物を小さくできます。
洗面用具
洗面用具も泊まりスノボには欠かせません。歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、ボディソープなどの基本的な洗面用具を準備しましょう。宿泊施設によってはアメニティが用意されていますが、使い慣れたものを持参した方が安心です。小分けの容器に移し替えることで荷物を減らせます。
コンタクトレンズを使用している人は、ケア用品と予備のレンズも忘れずに持参してください。
充電器・モバイルバッテリー
スマートフォンの充電器は必ず持参しましょう。宿泊施設には充電設備がありますが、自分の機種に対応していない場合もあります。モバイルバッテリーがあると、ゲレンデでスマホのバッテリーが切れた場合にもひと安心です。
寒い環境ではバッテリーの消耗が早くなるため、容量の大きなモバイルバッテリーがベター。カメラやその他の電子機器を持参する場合は、それらの充電器も忘れずに準備してください。
女子向けスノボの持ち物
女性がスノボを楽しむ際には、男性とは異なる特別な持ち物や配慮が必要です。雪山という特殊な環境での美容ケアや体調管理を考慮した準備が重要になります。
女子向けスノボの持ち物は大きく4つあります。
●フェイスマスク
●化粧品
●生理用品
●インナーの選び方
これらのアイテムを準備することで、女性も快適にスノボを楽しめます。雪山での肌トラブルや体調不良を防ぎ、安心してスノボに集中しましょう。
フェイスマスク
フェイスマスクは女性の雪山での肌ケアに欠かせないアイテム。
雪面からの強い紫外線反射と乾燥した空気により、肌は大きなダメージを受けます。フェイスマスクを装着することで、顔全体を風や雪から守れます。保湿効果のある素材や、UVカット機能付きのものを選ぶ◎。
ゴーグルとの組み合わせを考慮して、鼻部分にワイヤーが入っているタイプを選ぶとフィット感が向上します。
化粧品
寒い環境では化粧品が固まりやすくなるため、低温でも使用できるタイプを選びましょう。ファンデーションはウォータープルーフタイプがおすすめです。
汗や雪で崩れにくく、長時間の滑走でも化粧直しの回数を減らせます。アイメイクも同様にウォータープルーフを選び、ゴーグルとの摩擦にも耐えられるものを選ぶのがベター。化粧直し用のコンパクトミラーとコスメも持参しましょう。
生理用品
予定日でなくても、環境の変化やストレスで生理周期が変わることも。念のため生理用品を持参しましょう。ゲレンデのトイレは限られているため、長時間用のナプキンやタンポンを選ぶと安心です。
使い捨てカイロを持っていると、腹部の冷えを防げるのでよりgood。
インナーの選び方
女性のインナー選びは、快適性と機能性の両方で考えましょう。
スポーツブラは激しい動きにも対応できるサポート力の高いものを。汗をかいても快適に過ごせるよう、吸湿速乾素材のものがおすすめです。
下着も同様に、締め付けすぎず適度なフィット感のあるものを選んでください。防寒インナーは、体のラインにフィットするタイプを選ぶことで、ウェアの下でもたつかずスマートに着こなせます。
あると便利なスノボ持ち物
スノボの基本的な持ち物に加えて、あると便利なスノボ持ち物は大きく7つあります。
●ゴーグル曇り止め
●防水スプレー
●スマホ防水ケース
●エネルギー補給用のお菓子
●ヒッププロテクター
●脊椎プロテクター
●薬・絆創膏
これらのアイテムを準備することで、トラブルを未然に防ぎ、より充実したスノボ体験を楽しめます。
ゴーグル曇り止め
温度差や湿気によりゴーグルが曇ると、視界が悪くなり危険です。曇り止めスプレーを使用することで、クリアな視界を維持できます。価格は500~1500円程度です。
防水スプレー
ウェアやグローブは使っていって防水性能が低下したら、防水スプレーで補強すればOK。特にグローブは雪にふれる機会が多いため気にしておくといいかも。
スマホ防水ケース
ゲレンデでの写真撮影時に、雪や汗からスマホを保護できます。完全防水タイプでタッチパネル操作が可能なものを選びましょう。
エネルギー補給用のお菓子
スノボは想像以上に体力を消耗します。チョコレートやエナジーバーなど、手軽に食べられて高カロリーなお菓子を持っておきましょう。
ヒッププロテクター
初心者は転倒する機会が多く、お尻を強打することがよくあります。薄型でウェアの下に着用できるタイプがおすすめです。価格は2000~5000円程度です。
脊椎プロテクター
大きな転倒や衝突事故の際に、背骨を保護します。本格的にスノボに取り組む人や、安全性を重視する人におすすめします。価格は5000~1万5000円程度です。
薬・絆創膏
頭痛薬や胃薬など、普段服用している薬を小分けして持参しましょう。絆創膏は転倒時の擦り傷や靴擦れに使用できます。防水パックに入れて持参すると濡れずに保管できます。
※価格についてはあくまでも目安の相場になりますので事前にご確認ください。
まとめ:スノボの準備で快適な雪山を楽しもう
スノボの持ち物は、レンタルできるものと自分で用意するものを明確に分けて準備することがポイントです。レンタルを活用することで初期費用を抑えられ、荷物も大幅に減らせます。
また日帰りと泊まりでは必要な持ち物が異なるため、旅行スタイルに合わせた準備が必要です。女性の場合は、肌ケアや体調管理に配慮したアイテムも忘れずに。
事前にしっかりと持ち物を準備することで、安全で快適にスノボを楽しめます。初めての人は特に安全面に気を配って、思い出に残る楽しいスノボ体験に行ってきてくださいね。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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