【金沢】「金沢おみそしる倶楽部」でほっとする一杯 を。旬の食材たっぷりなお味噌汁を堪能しよう

【金沢】「金沢おみそしる倶楽部」でほっとする一杯 を。旬の食材たっぷりなお味噌汁を堪能しよう

食・グルメ 石川県 モーニング 新鮮野菜 味噌 朝食
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2025年5月にオープンした「金沢おみそしる倶楽部」(かなざわおみそしるくらぶ)。ひがし茶屋街にも近い場所にお店を構え、旬の野菜や魚をふんだんに使った味噌汁とおばんざいの定食が話題をよんでいます。季節の移り変わりと共に味噌汁の具材も変わり、その時しか味わえないこだわりの一杯を楽しめるのが魅力です。早速、お店におじゃましてきました。

Summary

金澤町家をリノベーションした趣きのあるステキ空間

ひがし茶屋街の目抜き通りから徒歩約5分の場所に暖簾を掲げる「金沢おみそる倶楽部」。150年以上前に建てられたという金澤町家の建物をリノベーションしています。格子を施した窓が印象的で、ガラガラと引き戸を開けて入店するのも、どこか懐かしさを感じます。

店内のインテリアはアンティーク調のテーブルや椅子などで揃えられています。一方、土壁や建物の柱、梁は町家の建物をそのまま生かし、150年以上前の趣も留めています。新旧の要素が入り混じるしつらえがとても印象的。おススメは庭を眺めることができるテーブル席で、青々と茂る木々や草花に癒やされます。

看板商品である味噌汁のこだわりはだし。利尻昆布をじっくり煮立たせて、鹿児島県指宿産の本枯れ鰹節を加えて丁寧に濾して作り上げます。味噌は3種類をブレンドして仕込むオリジナルの味噌。仕込みから間もない若い味噌は塩味が効いた力強さがあり、熟成が進んだ味噌はまろやかな味わい―といった具合に、その日の味噌の発酵状況によって味わいが変化します。

味噌汁の具材は週替わりでラインナップが一新されます。石川県産を中心に北陸の食材にこだわって仕入れた旬の食材7、8種類を贅沢に盛り込んでおり、食べ応え十分な一杯を朝食からランチ、そしてディナーでも楽しむことができます。

午前7時30分から朝食スタート!王道の和朝食に歓喜

朝ごはん「焼き魚定食」1650円。写真は卵・納豆追加でプラス200円
朝ごはん「焼き魚定食」1650円。写真は卵・納豆追加でプラス200円

朝は午前7時30分からオープンしています。朝ごはんメニューで人気なのが、「焼き魚定食」。味噌汁を主役にした王道の朝食です。この日の味噌汁は加賀野菜「加賀れんこん」と鶏つみれがたっぷり入った一杯。これに石川県産有機米の白ご飯と富山県氷見産の大きなアジの干物、石川県産野菜を使ったおばんざい一品がセットになっています。干物はカマスやノドグロなど、その日によってメニューが変わります。

今回はこれに栄養豊富な平飼いの生卵と石川県産ダイズの大粒納豆を追加しました。味噌汁の具材だけでなく、料理に使用する食材、器や皿のほぼすべてをオーナーが石川県や北陸産にこだわって厳選し取り入れています。

「おばんざい定食」1800円
「おばんざい定食」1800円

昼ごはんは4つの定食メニューから選びます。注目は1日限定10食の「おばんざい定食」です。味噌汁とご飯に加えて、小鉢にいろんなおばんざいが並びます。旬の野菜を使った煮びたしやお浸し、サラダなど、身体にやさしい料理がお盆の上に大集合!手作りの大葉味噌と炊きたてのご飯の組み合わせがピカイチで、箸がどんどん進みます。

季節に合わせておばんざいメニューも変わりますが、卵焼きと自家製がんもどきは定番の味として提供しています。平飼い卵も使用し、だしを利かせた「卵焼き」はふわふわ。自家製がんもどきには野菜がたっぷり練り込まれており、揚げたてで満足感も十分!

日本酒や抹茶ドリンクも種類豊富!昼飲みやカフェ利用もOK

「日本酒の飲み比べ3種」 2000円
「日本酒の飲み比べ3種」 2000円

ドリンクメニューも充実しています。利き酒師の資格を持つオーナーが選りすぐった日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキー、梅酒など幅広く揃っています。日本酒は石川を中心に北陸の地酒が多数。昼飲みもOKなので、その日の味噌汁やおばんざいメニューに合わせておススメのお酒をオーナーに質問してみるのも楽しいかもしれません。

「抹茶甘酒ラテ」900円と御菓子司「水本」の上生菓子600円
「抹茶甘酒ラテ」900円と御菓子司「水本」の上生菓子600円

さらに抹茶を使ったカフェドリンクも用意されています。イチオシは自家製の甘酒とその場で点てた抹茶を合わせた「抹茶甘酒ラテ」。甘酒の自然な甘さと宇治抹茶の風味がちょうど良いバランスで混ざりあってスッキリと飲むことができます。茶の湯が盛んな金沢の茶会でも一目置かれる御菓子司「水本」の上生菓子と一緒に味わってください。

(左から順に)「お味噌汁の具」550円、「保温保冷ポット」4200円、「オリジナル汁椀山中塗」6500円
(左から順に)「お味噌汁の具」550円、「保温保冷ポット」4200円、「オリジナル汁椀山中塗」6500円

店内では味噌汁や和食にまつわるグッズも販売しています。実際にお店で使用している山中漆器の特注汁椀や、オーナーのこだわりが詰まった「お味噌汁の具」のフリーズドライ、味噌汁を持ち歩くことができるオリジナルデザインのポットなど、ここでしか出合えないグッズも。

味噌汁やドリンク、おにぎりメニューはテイクアウトも可能です。町家風情を感じながら店内でしっとり味わっても、テイクアウトして金沢の景色を楽しみながら味わっても、どちらも旅の思い出になりそう。金沢で味噌汁から和食の奥深さを発見してみてください。

■金沢おみそしる倶楽部(かなざわおみそしるくらぶ)
住所:石川県金沢市東山2-6-2-2
TEL:なし
営業時間:朝7時30分~11時、昼11~15時、木・土曜のみ夜18時~21時30分も営業
定休日:火・水曜

Text:能登印刷株式会社
Photo:山岸栞依


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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