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確認必須! 国内旅行の持ち物リスト|期間別・シーン別に紹介

旅行準備 るるぶ&more.編集部
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国内旅行の持ち物、何を持っていけばいいか迷ってしまいませんか? 必需品を忘れて旅行先で困ってしまったり、荷物が多すぎて移動が大変になったりすることも…。今回は、国内旅行に必要な持ち物を必需品から便利グッズまで完全網羅。旅行期間別、性別、タイプ別、季節・シーン別に分けて詳しく解説しています。パッキングのコツやよくある質問も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

Summary

国内旅行の持ち物【必需品チェックリスト】

スーツケースを持つ女性

国内旅行の持ち物には、持っていくべき必需品があります。忘れてしまうと旅行先で慌ててしまうことになるため、出発前に必ず確認しましょう。

必需品は大きく分けて下記の10項目です。

●現金
●クレジットカード・キャッシュカード
●携帯電話・スマートフォン
●充電器・充電ケーブル・モバイルバッテリー
●航空券・新幹線のチケット
●運転免許証・身分証明書
●健康保険証
●コンタクトレンズ・めがね
●常備薬(胃腸薬・頭痛薬・酔い止め薬など)
●家の鍵

どれも旅を快適にするために欠かせないアイテムばかり。
それぞれ詳しくチェックしていきましょう!

現金

キャッシュレス決済が便利な近頃でも、現金は国内旅行の必需品。地方の観光地や個人経営のお店、神社仏閣の拝観料などでは、現金しか使えない場所がまだまだ多いんです。自動販売機やコインロッカー、バスの運賃などでは小銭も必要になります。目安は3~5万円程度で、千円札や小銭も用意しておくと安心ですよ。

クレジットカード・キャッシュカード

クレジットカードとキャッシュカードは現金の次に重要な支払い手段。ホテルやレストランでの支払いがスムーズになります。キャッシュカードがあれば旅行先のATMで現金を引き出せるのも便利。できれば2枚以上のカードを持参するのがおすすめですよ。

携帯電話・スマートフォン

スマホは国内旅行で最も重要な持ち物。連絡手段だけでなく、地図アプリや予約確認、キャッシュレス決済など、旅のあらゆる場面で大活躍してくれます。出発前には必ず充電を満タンにして、緊急連絡先を登録しておきましょう。

充電器・充電ケーブル・モバイルバッテリー

スマホやタブレットを旅行中も快適に使うために必須のアイテム。充電器とケーブルは宿泊先での充電に、モバイルバッテリーは観光中の予備電源として活躍します。スマホだけでなく、カメラやイヤホンなど他のデバイス用の充電ケーブルも確認しておきましょう。

航空券・新幹線のチケット

航空券や新幹線のチケットは、旅行の移動に欠かせません。最近はスマホで表示する電子チケットが主流ですが、念のため予約番号をスクショしておくと安心。紙のチケットを使う場合は、財布やチケットケースに入れて大切に保管しましょう。

運転免許証・身分証明書

レンタカーを利用するときや、宿泊施設でのチェックイン時に提示を求められることがあります。運転免許証があれば、レンタカーを借りて現地で好きな場所を自由に巡ることもできます。免許証をもっていない人は、マイナンバーカードやパスポートなど、顔写真付きの身分証明書を用意しましょう。

健康保険証

旅行先で急に体調を崩したり、ケガをしてしまった際に、医療機関を受診するために必要です。保険証があれば医療費の自己負担を抑えられます。コピーではなく原本を持参し、紛失防止として、財布とは別に保管しておくのがおすすめですよ。

コンタクトレンズ・めがね

視力矯正が必要な人にとって忘れてはいけない持ち物。コンタクトレンズを使っている人は旅行日数分の予備と保存液を持参しましょう。メガネも必ず持参して、併用できるようにしておくと安心です。

常備薬(胃腸薬・頭痛薬・酔い止め薬など)

旅行先での食事や環境の変化で体調を崩すことは意外と多いもの。胃腸薬は食べすぎや、食べ慣れない料理による胃もたれに、頭痛薬は疲労などによる頭痛に役立ちます。乗り物酔いしやすい人は酔い止め薬を、持病がある人はお薬手帳を必ず持参しましょう。

家の鍵

意外と忘れがちなのが家の鍵。旅行から疲れて帰宅したときに、家に入れなくなるトラブルは避けたいですよね。普段使っている鍵を必ず持参し、合鍵は自宅に保管するか、信頼できる家族に預けておくのがおすすめ。鍵を持っているか、出発前に必ず確認してくださいね。

【旅行期間別】国内旅行の持ち物リスト

リスト

国内旅行の持ち物は、旅行期間によって必要なアイテムが変わってきます。1泊2日の週末旅行と3泊以上の長期旅行では、荷物の量も内容も大きく異なるもの。

旅行期間にあわせた持ち物を事前にチェックしておけば、荷物が多すぎて移動が大変になったり、逆に足りなくて困ったりすることを防げます。必要最低限の荷物で快適に旅を楽しみましょう。

ここでは旅行期間を3つに分けて、それぞれに必要な持ち物を紹介していきます。

【1泊2日】の国内旅行に必要な持ち物

1泊2日の週末旅行なら、コンパクトな荷物で身軽に動きたい! 必需品チェックリストの10項目に加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●替えの下着と靴下(1日分)
●洗面用具(歯ブラシ、洗顔料など最低限のもの)
●化粧品(小さいサイズのもの)
●ハンカチ・ポケットティッシュ
●ボディシート(あると便利)
●ドライシャンプー(荷物を減らしたい人に)

着替えは1日分だけでOK。翌日は同じ服を着て帰るとさらに荷物を減らせるので、シワになりにくい素材を選ぶと便利ですよ。

【2泊3日】の国内旅行に必要な持ち物

2泊3日の旅行では、少し余裕を持った荷物が必要です。必需品チェックリストの10項目に加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●替えの下着と靴下(2日分)
●トップス(2枚)
●化粧品・洗面用具(普段使っているもの)
●小さめのエコバッグ・サブバッグ
●羽織りもの(カーディガンやパーカーなど)
●折りたたみ傘
●ハンカチ・ポケットティッシュ
●ウェットティッシュ

天候の変化に備えて、羽織りものや折りたたみ傘も入れておくのがおすすめ。おみやげを買ったときにサブバッグがあると便利ですよ。

【3泊以上】の国内旅行に必要な持ち物

3泊以上の長期旅行では、現地で洗濯することを前提に荷物を考えるのがポイント。必需品チェックリストの10項目に加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●替えの下着と靴下(2~3日分)
●トップス(2~3枚)
●ボトムス(2枚)
●化粧品・洗面用具(余裕を持った量)
●常備薬(多めに)
●圧縮袋 ・洗濯用洗剤(小分けタイプ)
●小さめのエコバッグ・サブバッグ
●羽織りもの ・折りたたみ傘
●耳栓・アイマスク
●ネックピロー
●ハンカチ・ポケットティッシュ
●ウェットティッシュ

圧縮袋を使えば荷物をコンパクトにまとめられて便利。長期間の移動では疲労も溜まりやすいので、アイマスクやネックピローなどのリラックスグッズもあると快適に過ごせますよ。

【性別・タイプ別】国内旅行の持ち物

温泉

国内旅行の持ち物は、誰と行くか、どんな目的で行くかによって必要なアイテムが変わってきます。女性と男性では身だしなみアイテムが異なりますし、子連れ旅行では子ども用の持ち物も必要です。

旅行のタイプに合わせた持ち物を準備すれば、現地で「あれを持ってくればよかった…」と後悔することを防げます。自分の旅行スタイルに合わせて、必要なアイテムをチェックしていきましょう。

ここでは性別やタイプ別に、特に必要な持ち物を紹介していきます。

女子旅の国内旅行に必要な持ち物

女性の旅行では、美容やファッション関連のアイテムが必須。必需品チェックリストと旅行期間別の持ち物に加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●メイク用品(ファンデーション、リップ、アイブロウなど)
●メイク落とし・クレンジング
●スキンケア用品(化粧水、乳液、美容液など)
●ヘアアイロン・コテ
●ヘアゴム・ヘアピン
●生理用品
●ストール(冷房対策や日除けに)
●日焼け止め
●リップクリーム
●ハンドクリーム
●綿棒・コットン
●香水(小さいサイズ)
●アクセサリー(ピアス、ネックレスなど)

女子旅では写真映えも大切。お気に入りの服やアクセサリーを選ぶと、旅の思い出がさらに楽しくなりますよ。

男性の国内旅行に必要な持ち物

男性の旅行では身だしなみを整えるアイテムが中心。必需品チェックリストと旅行期間別の持ち物に加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●髭剃り(電気シェーバーまたはカミソリ)
●シェービングフォーム
●整髪料(ワックス、ジェルなど)
●洗顔料
●化粧水・乳液
●爪切り
●ベルト
●ハンカチ・ポケットティッシュ
●制汗剤・デオドラント

荷物は最小限にしたい男性が多いですが、身だしなみアイテムは忘れずに。宿泊先に用意されていない場合もあるので、普段使っているものを持参すると安心ですよ。

子連れの国内旅行に必要な持ち物

子連れ旅行では子どもの年齢に応じた持ち物が必要です。必需品チェックリストと旅行期間別の持ち物に加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●おむつ・おしりふき(乳幼児の場合)
●着替え(多めに)
●子ども用の常備薬(解熱剤、整腸剤など)
●母子手帳・保険証
●ミルク・哺乳瓶(乳児の場合)
●おやつ・飲み物
●お気に入りのおもちゃ・絵本
●抱っこ紐・ベビーカー
●ウェットティッシュ(多めに)
●ビニール袋(汚れ物入れ用)
●タオル(多めに)
●日焼け止め(子ども用)
●虫除けスプレー(子ども用)
●絆創膏
●体温計

子どもは急に体調を崩したり服を汚したりすることが多いもの。着替えやウェットティッシュは多めに持っていくと安心です。お気に入りのおもちゃがあれば移動中もご機嫌で過ごせますよ。

ビジネス出張で必要な持ち物(PC・資料・名刺など)

ビジネス出張では仕事に必要なアイテムが最優先。必需品チェックリストに加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●ノートパソコン
●PC用充電器
●マウス
●名刺(多めに)
●名刺入れ
●筆記用具(ボールペン、メモ帳)
●資料・書類
●クリアファイル
●ビジネスバッグ
●スーツ・ワイシャツ
●ネクタイ(予備も)
●革靴
●ベルト
●靴磨き
●衣類用消臭スプレー

商談や会議で使う資料は、データだけでなく紙でも用意しておくと安心。スーツはシワになりにくいよう、ハンガーにかけて持ち運べる衣類用バッグやスーツカバーを使うのがおすすめですよ。

国内旅行の持ち物【季節・シーン別】

国内旅行の持ち物は、季節や旅行先のシーンによって大きく変わります。夏と冬では気温も服装も違いますし、温泉旅行と山登りでは必要なアイテムが全く異なるもの。

季節や目的地にあわせた持ち物を準備することで、旅行先での滞在が快適に。「あってよかった」と思えるアイテムを事前にチェックしておきましょう。

ここでは季節とシーン別に、特に必要な持ち物を紹介していきます。

夏の旅行(サングラス・日焼け止め・虫よけ)

夏の旅行では、暑さと紫外線対策が重要。必需品チェックリストに加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●日焼け止め(SPF50以上がおすすめ)
●サングラス ・帽子(つばの広いもの)
●日傘
●虫よけスプレー
●制汗剤・汗拭きシート
●冷却グッズ(冷却タオル、ハンディ扇風機など)
●水筒・ペットボトル
●薄手の羽織りもの(冷房対策)
●サンダル

夏は室内と屋外の温度差が大きいことも。冷房が強い施設では、薄手のカーディガンやストールがあると便利。

冬の旅行(防寒具・カイロ・防寒インナー)

冬の旅行では防寒対策が最優先。必需品チェックリストに加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●ヒートテックなどの防寒インナー
●厚手のコート・ダウンジャケット
●マフラー・ネックウォーマー
●手袋
●ニット帽・耳あて
●カイロ(貼るタイプと貼らないタイプ)
●厚手の靴下
●保湿クリーム(ハンドクリーム、リップクリーム)
●ブーツ・防水シューズ
●マスク(防寒と乾燥対策)

旅行先の気温を事前に確認しておくのがポイント。特に山間部や雪国へ行く場合は、都市部より気温が低いことが多いので注意してくださいね。

温泉旅行(タオル・スキンケアグッズ)

温泉旅行では入浴後のケアアイテムが重要。必需品チェックリストに加え、下記のアイテムを準備しましょう。

●フェイスタオル(宿泊先にない場合もあるため)
●スキンケア用品(化粧水、乳液など普段使っているもの)
●ヘアケア用品(トリートメント、ヘアオイルなど)
●ドライヤー(持参する場合)
●浴衣の下に着る下着・インナー
●湯上り用の飲み物
●ビニール袋(濡れたタオルを入れる用)
●ヘアゴム・綿棒 ・ボディクリーム

温泉の泉質によっては肌が乾燥しやすいことも。普段使っているスキンケア用品を持参すると、肌トラブルを防げて安心ですよ。

海・リゾート旅行(水着・ビーチサンダル・ラッシュガード)

海やリゾート地への旅行では、マリンアクティビティを楽しむためのアイテムが必須。必需品チェックリストに加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●水着 ・ラッシュガード(日焼け防止に)
●ビーチサンダル
●大判のバスタオル・ビーチタオル
●日焼け止め(ウォータープルーフタイプ)
●サングラス
●帽子
●防水スマホケース
●ビーチバッグ
●着替え(多めに)
●ビニール袋(濡れた水着を入れる用)
●冷却グッズ ・虫よけスプレー

海では日差しが強く、日焼けしやすいもの。ラッシュガードや帽子で紫外線対策をしっかりしておくと、旅行後の肌トラブルを防げますよ。

山・アウトドア旅行(スニーカー・雨具・防虫グッズ)

山やアウトドアでは、動きやすさと安全対策が最優先。必需品チェックリストに加え、下記のアイテムを準備しましょう。

●トレッキングシューズ・スニーカー(履き慣れたもの)
●リュックサック
●レインウェア・レインコート
●帽子(キャップやハットなど)
●速乾性のある服(Tシャツ、パンツなど)
●防寒着(フリースやウインドブレーカー)
●虫よけスプレー・虫刺され用の薬
●日焼け止め
●タオル(汗拭き用)
●水筒・ペットボトル
●行動食(チョコレート、ナッツなど)
●ヘッドライト・懐中電灯
●地図・コンパス
●救急セット
●クマ鈴

山の天気は変わりやすいため、晴れていても雨具は必ず持参しましょう。靴は登山道を歩くことを考えて、履き慣れたものを選ぶのがポイントです。

国内旅行で便利な持ち物・おすすめグッズ

国内旅行には必需品以外にも、持っていくと便利なアイテムがたくさんあります。必須ではないけれど、あると旅が快適になるグッズたち。荷物に余裕があれば、ぜひ持参したいものばかりです。

便利グッズを準備しておくと、突然の雨や荷物の整理、ちょっとした困りごとにもスムーズに対応できます。

国内旅行で便利な持ち物は下記の12項目。

●絆創膏
●折りたたみ傘・レインコート
●ハンカチ・ポケットティッシュ・ウェットティッシュ
●ポリ袋・ジッパー付き袋
●小さめのエコバッグ・サブバッグ
●電源タップ・延長コード
●耳栓・アイマスク
●ストール・羽織りもの
●圧縮袋
●S字フック
●水筒・タンブラー
●カメラ

それぞれ詳しく紹介していきます。

絆創膏

絆創膏は、旅行中の小さなケガに備えて必ず持っていきたいアイテム。新しい靴で靴擦れができたり、観光中に転んで擦り傷ができたりすることも。絆創膏が数枚あるだけで、傷口を保護して快適に観光を続けられます。防水タイプのものを選ぶと、温泉やプールでも使えて便利ですよ。

折りたたみ傘・レインコート

天気予報が晴れでも、折りたたみ傘やレインコートがあると安心。特に山間部では天気が変わりやすく、急な雨に降られることも。折りたたみ傘はバッグに入れておけば邪魔にならず、いざというときにサッと取り出せて便利ですよ。レインコートは両手が空くので、観光中や荷物が多いときに重宝します。

ハンカチ・ポケットティッシュ・ウェットティッシュ

ハンカチとポケットティッシュは日常の必需品ですが、ウェットティッシュもあると便利。食事前の手拭きや、汚れを拭き取るときに活躍します。観光地のトイレには手を拭くペーパーがないこともあるため、ハンカチは必ず持参しましょう。ウェットティッシュはアルコール入りのものを選ぶと、除菌もできて快適です。

ポリ袋・ジッパー付き袋

ポリ袋やジッパー付き袋は、旅行中の万能アイテム。濡れた服や使用済みのマスクを入れたり、おみやげを分けて入れたりと用途はさまざま。ジッパー付き袋は密閉できるので、化粧品や充電ケーブルなどの小物整理にも便利です。数枚持っていくと、思わぬ場面で役立ちますよ。

小さめのエコバッグ・サブバッグ

小さめのエコバッグやサブバッグは、観光中の荷物が増えたときに大活躍。買い物をしたときや、上着を脱いだときなどにサッと使えます。折りたたんでコンパクトになるタイプを選べば、メインのバッグに入れておいても邪魔になりません。

電源タップ・延長コード

電源タップや延長コードは、宿泊先でのスマホやカメラの充電に便利。ホテルや旅館のコンセントは数が限られていることが多く、ベッドから遠い位置にあることも。電源タップがあれば複数のデバイスを同時に充電でき、延長コードがあればベッドサイドで充電できて快適です。

耳栓・アイマスク

耳栓とアイマスクは、移動中や宿泊先でしっかり休むための必需品。新幹線や飛行機の中、相部屋の宿泊施設などでは周囲の音や光が気になることも。耳栓で雑音を遮断し、アイマスクで光を遮ることで、質の良い睡眠をとれます。疲れを翌日に持ち越さないためにも、あると安心のアイテムですね。

ストール・羽織りもの

ストールや薄手のカーディガンなどの羽織りものは、温度調節に便利。観光施設や交通機関の冷房が強すぎたり、夕方になって急に冷え込んだりすることも。サッと羽織れるものが一枚あるだけで、体調管理がしやすくなります。ストールは日除けやブランケット代わりにもなって万能ですよ。

圧縮袋

圧縮袋は荷物をコンパクトにまとめるのに便利。特に冬の旅行や長期旅行では、かさばる衣類を圧縮することでスーツケースのスペースを確保できます。帰りはおみやげで荷物が増えることも考えて、圧縮袋を持っていくと安心。空気を抜くだけで衣類の体積が半分以下になるものもあります。

S字フック

S字フックは、意外と使える便利グッズ。トイレや脱衣所のフックが足りないとき、バッグをかけるのに重宝します。宿泊先の部屋でも、バッグや上着をかける場所を増やせて便利。小さくて軽いので、2~3個持っていくと何かと役立ちます。

水筒・タンブラー

水筒やタンブラーがあれば、旅行中の飲み物代を節約できます。給水スポットで飲み物を入れて持ち歩けば、自動販売機を探す手間も省けます。保温・保冷機能付きのものを選ぶと、夏は冷たく冬は温かい飲み物を楽しめます。環境にもやさしく、経済的なアイテムです。

カメラ

スマホのカメラでも十分ですが、本格的なカメラがあると旅の思い出をより美しく残せます。一眼レフやミラーレスカメラは、風景や夜景を撮るときに大活躍。GoProなどのアクションカメラは、アウトドアやマリンスポーツでの撮影に便利です。
べん

【移動手段別】国内旅行の持ち物

国内旅行の持ち物は、移動手段によって必要なアイテムが変わってきます。車で移動するのか、飛行機や新幹線などの公共交通機関を利用するのかで、快適さを左右するグッズも異なるもの。

移動手段に合わせた持ち物を準備することで、移動時間もより快適に過ごせます。長距離移動では特に、疲れを軽減するアイテムが重要。

ここでは移動手段別に、特に必要な持ち物を紹介していきます。

車移動で便利な持ち物

車での移動は自由度が高く、荷物も多めに持っていけるのが魅力。必需品チェックリストに加え、下記のアイテムを準備しましょう。

●ETCカード
●カーナビ用スマホホルダー
●車用充電器(シガーソケット用)
●サングラス
●ドライブレコーダー用SDカード(予備)
●ゴミ袋
●ティッシュボックス
●ウェットティッシュ
●飲み物(運転中の水分補給用)
●お菓子・ガム(眠気覚まし用)
●クッション・腰当て
●ブランケット
●酔い止め薬(同乗者用)
●地図・ガイドブック
●小銭入れ(駐車場やコインパーキング用)

車移動では、運転する人の疲労軽減も大切。こまめな休憩と水分補給を忘れずに。同乗者用の娯楽グッズがあると、長時間のドライブも楽しく過ごせますよ。

飛行機・新幹線での長距離移動に便利な持ち物

飛行機や新幹線での長距離移動では、限られたスペースで快適に過ごすための工夫が必要。必需品チェックリストに加えて、下記のアイテムを準備しましょう。

●ネックピロー
●耳栓・アイマスク
●イヤホン
●モバイルバッテリー
●充電ケーブル
●ブランケット・ストール
●マスク
●のど飴・リップクリーム
●本・電子書籍リーダー
●圧縮ソックス・着圧ソックス
●スリッパ
●飲み物
●お菓子
●除菌シート
●ハンカチ・ポケットティッシュ

長距離移動では、むくみ対策として着圧ソックスがおすすめ。ネックピローとアイマスクがあれば、移動中に仮眠をとって疲れを癒やせます。機内や車内は乾燥しやすいので、マスクやのど飴でのどを守りましょう。

国内旅行のパッキングのコツ

国内旅行の持ち物を準備したら、次はパッキング(荷物をカバンに詰める作業)です。荷物の詰め方ひとつで、移動の快適さや旅行中の使いやすさが大きく変わります。

上手にパッキングすれば、スーツケースのスペースを最大限に活用でき、必要なものをすぐに取り出せて便利。ここではカバンの選び方から効率的な荷物の詰め方まで、パッキングのコツを紹介していきます。

旅行カバンの選び方

旅行カバンは、旅行期間と移動手段に合わせて選ぶのがポイント。1泊2日ならボストンバッグやリュック、2泊以上ならキャリーケースが便利です。

【旅行期間別のカバン選び】
●1泊2日:ボストンバッグ、リュック(30~40L程度)
●2泊3日:小型キャリーケース、大きめのボストンバッグ(40~60L程度)
●3泊以上:中型~大型キャリーケース(60L以上)

車移動ならサイズを気にせず選べますが、公共交通機関を利用する場合は持ち運びやすさも重要。飛行機では機内持ち込みサイズ(一般的に3辺合計115cm以内)を選ぶと、預け荷物の待ち時間を短縮できます。キャリーケースは4輪タイプの方が移動が楽で、観光地でもスムーズに動けます。

効率的な荷物の詰め方

荷物を効率的に詰めるには、いくつかのコツがあります。キャリーケースを立てた状態(移動時の状態)で、キャスター側に重いものを配置するのが基本。これにより移動時の安定性が増します。シワになりやすい服は、丸めて詰めるよりも平らに重ねる方がシワになりにくくなります。

【パッキングの基本手順】
1. キャリーケースを立てた状態で、キャスター側(底部分)に重いものを配置
2. 下着や靴下は隙間に詰める
3. 服は丸めるか平らに重ねて配置
4. すぐに使うもの(充電器、常備薬など)はフタ側や外ポケットに

圧縮袋を使えば、かさばる衣類をコンパクトにまとめられて便利。小物類はポーチやジッパー付き袋で分類しておくと、使いたいときにすぐ取り出せます。化粧品やシャンプーなどの液体物は、ジッパー付き袋に入れて漏れ対策を。帰りのおみやげ用スペースも考えて、少し余裕をもってパッキングするのがおすすめです。

国内旅行の持ち物に関するよくある質問

国内旅行の持ち物について、よくある質問をまとめました。荷造りの際に迷いがちなポイントを、Q&A形式で解説していきます。

国内旅行に現金はどれくらい持って行く?

目安は3~5万円程度。

地方の観光地や個人経営のお店ではキャッシュレス決済に対応していない場所も多いため、現金は必須。1万円札だけでなく、千円札や小銭も用意しておくと、自動販売機やコインロッカー、バスの運賃などでスムーズに支払えますよ。

化粧品や洗面用具はどれくらい持って行く?

1泊2日なら旅行用のミニサイズ、2泊以上なら普段使っているものを持参するのがおすすめです。

多くのホテルや旅館には基本的なアメニティが用意されていますが、肌に合わない場合もあります。化粧水や乳液、メイク落としなどは宿泊先に用意されていないことが多いので持参すると安心。

おみやげを持ち帰るためのバッグは必要?

小さめのエコバッグやサブバッグがひとつあると便利です。

おみやげの量が予想より多くなることはよくあります。折りたたんでコンパクトになるタイプなら、メインのカバンに入れておいても邪魔になりません。帰りの荷物が増えることを想定して、行きは余裕を持ってパッキングしておくのがおすすめです。

まとめ|国内旅行の持ち物リスト

国内旅行を快適に楽しむためには、事前の持ち物準備が大切です。必需品の10項目は必ず持参し、旅行期間や性別、季節、目的地に合わせて必要なアイテムを追加しましょう。

荷物は多すぎると移動が大変になり、少なすぎると現地で困ることも。自分の旅行スタイルに合わせて、必要最低限のアイテムを見極めるのがポイントです。

出発前にチェックリストを確認して、忘れ物がないか最終確認を。しっかり準備して、楽しい国内旅行を過ごしてくださいね。

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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