「国宝」ロケ地で話題! 幸の旅“豊岡市”の魅力をひもとく3つのキーワード~温泉・ご当地グルメ・人気の歴史施設を紹介~
あなたが理想とする旅はどんな旅でしょう? 温泉でのんびり?地元グルメを満喫? それとも写真映えするスポットがたくさんある街での散策…? 実は、そのすべてが叶う観光地があるんです! その名も兵庫県・豊岡市。豊岡市では、風情豊かな温泉地でゆったりくつろいだり、“冬の味覚の王様”である「松葉ガニ」を堪能したりと、充実した過ごし方ができます。さらに豊岡市では、ふるさと納税の返礼品として「豊岡旅幸(りょこう)券」が登場。豊岡市内で旅行クーポンとして利用できるので、自分へのご褒美にもプレゼントにもぴったりです。新しい旅の楽しみ方をぜひチェックしてくださいね。
豊岡市ってどんなところ?
兵庫県の北部に位置する豊岡市。温泉街でゆったりと過ごしたり、この地ならではのグルメを堪能したり、はたまた歴史的建造物がもつ趣に浸ったりと、市内だけでさまざまな過ごし方ができます。誰もが楽しめる、奥行きに富んだ場所なのです。

豊岡市は、豊岡、城崎(きのさき)温泉、竹野、日高・神鍋(かんなべ)高原、但東(たんとう)、出石(いずし)の6つの地域で構成されています。
豊岡は鞄の名産地で、いくつもの鞄店が並ぶ「カバンストリート」があることで知られています。また、特別天然記念物にも指定されている貴重な野鳥、コウノトリが数多く生息している地域でもあります。
城崎温泉は、“まち全体が一つの旅館” と例えられる温泉街。温泉宿はもちろん外湯も数多くあり、心ゆくまで湯めぐりを楽しめます。城崎温泉を訪れた人々は浴衣姿で温泉街をそぞろ歩いており、そんなノスタルジーを感じさせる風景にも惹かれるはず。
山陰海岸ジオパークを有し多様なスポーツが楽しめる竹野、火山や高原などダイナミックな自然を誇る日高・神鍋高原、心癒やされる田園風景が広がる但東、“日本で2番目に古い時計台”として知られる「辰鼓楼(しんころう)」や、かつての城下町の雰囲気を感じさせる街並みがあり、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定された地区を有する出石も、見逃せない地域です。
豊岡の魅力①外湯巡りの発祥! 城崎温泉でまったり
豊岡市を訪れたなら絶対に外せないのが城崎温泉! 1300年以上もの歴史をもつ温泉で、一説では養老4年(720)に誕生したとされています。
言い伝えによると、道智上人(どうちしょうにん)という僧侶がこの地で難病で苦しむ人々のために千日間の修行を行ったところ、大地から温泉が湧き出したのだとか。
現在、城崎温泉には旅館内の浴場を指す「内湯」のほかに、趣の異なる外湯(公衆浴場)があります。外湯の泉質は同じですが、浴場ごとに特色があるため、ついコンプリートしたくなっちゃいます。
また城崎温泉のお湯には、温まりやすく湯冷めしにくいという特徴もあるとのこと。湯めぐりの最中は終始、ぽかぽか感を満喫できるはず。
それぞれの外湯には、異なるご利益があるともいわれています。
例えば“泉源から地蔵尊が出土した”という言い伝えをもつ「地蔵湯」は、家内安全などのご利益があるそう。 “洞窟風呂”を有する「一の湯」には、合格祈願や交通安全のご利益があるとも。外湯それぞれのご利益をチェックして、自分が気になるご利益がある浴場を訪問するのも一興です。
また城崎温泉には、「この街を訪れた人を街全体でおもてなししよう」という“おもてなしの心”が根づいています。街全体はひとつの“旅館”であり、駅は“玄関”、道は“廊下”、旅館は“客室”、土産屋は“売店”、外湯は“大浴場”。そんなユニークな視点で街全体がまとまっているんです。
外湯を利用する方法は全部で3つあります。旅の目的やスケジュールに合わせて巡ってみて。
①各外湯で入浴料を支払う(大人800円・子ども400円)
②一日入浴券を購入する(大人1500円 子ども750円)
③宿泊する旅館で配布される「外湯巡り券」を使用する(※一部の旅館を除く)
豊岡の魅力②皿そば、松葉ガニにスイーツも…ここだけの限定グルメ
その土地ならではのグルメを味わうのは旅における大きな楽しみ。豊岡市にも、ほかの地域ではなかなかお目にかかれない珍しいグルメがあります。
食べた分だけ積み上げる! 【出石皿そば】

豊岡駅から車で20分ほどの出石には、「出石皿そば」というユニークなグルメがあります。
出石皿そばとは、白い小皿にひと口分ほどのそばを盛りつけたもの。空になったお皿は積み上げていくのがお約束です。
出石皿そばの歴史は古く、その起源は幕末にさかのぼるといわれています。「手塩皿(てしょうざら)」という小さくて浅い皿に蕎麦を盛ったことが、出石皿そばが生まれるきっかけになったのだとか。

現在、出石エリアには約40軒もの蕎麦屋があります。店によって、そばの味わいや店内の雰囲気、おすすめの食べ方などが異なるそう。そば打ち体験ができる店舗もあり、自分が打ったそばと職人が打ったそばを食べ比べるのも楽しい!
またそばつゆに入れる薬味にもぜひ注目を。ネギとワサビだけでなく、山芋や大根おろし、鶏卵などが薬味として用意されている場合もあります。さまざまな薬味を試し、お気に入りの食べ方を見つけてくださいね。
“冬の味覚の王様”を地元価格で堪能【ズワイガニ】

食用に適したサイズに成長するまでに8〜10年の歳月を要するズワイガニは、貴重な食材のひとつ。
豊岡市を含む兵庫県の但馬地域はズワイガニの名産地として知られ、ズワイガニ漁が解禁される秋から翌年の春にかけては、ズワイガニを求めて多くの人が但馬地域を訪れます。
ちなみにズワイガニには複数のよび名が。漁港名を冠した名称で呼ぶ習慣があるほか、雄ガニを「松葉ガニ」とよぶこともあります。

但馬地域における、ズワイガニが水揚げされる漁港は、城崎温泉から車で10分ほどの津居山港や、兵庫県・香美町にある柴山港など。
津居山港で水揚げされた「津居山かに」には青いタグがついており、このタグは確かな品質を示すものとして知られています。
なおズワイガニ漁が行われている間は、豊岡市内の飲食点などで「津居山かに」を地元価格で味わえます。プリプリの茹でガニや濃厚なカニ味噌などを現地で心ゆくまで堪能しましょう。
湯めぐりの合間にほっと一息【湯上がりスイーツ】
おしゃれで個性あるカフェが点在している城崎温泉街。当地を浴衣姿で散策しつつ、街中のカフェに立ち寄ることで、この地ならではのスイーツにも出会えます。
おすすめの店舗の一つが、スイーツ専門店の「城崎スイーツ本店」。「城崎温泉を訪れた人に、足湯や外湯めぐりの合間にご当地スイーツを楽しんでもらいたい」という思いのもと豊岡市内で誕生したお店です。
名物の「城崎ボトルスイーツ」は、地元の厳選素材を使った手作りのスイーツ。ボトルには城崎温泉の象徴でもある浴衣をモチーフにした、レトロでかわいらしいデザインが施されています。
「城崎スイーツ本店」の系列店である「城崎珈琲みはらしテラスカフェ」もとっても素敵。こちらは「城崎温泉ロープウェイ」の山頂駅にあるカフェで、絶景を目の前にしながらスペシャルティコーヒーやオリジナルホットドッグ、こだわりのスイーツが味わえますよ。

「グルテンフリーショップ 片島成好堂」の「オコメ・デ・カヌレ」も必食です。但馬地域のブランド米「コウノトリ育むお米」の米粉を100%使用したカヌレなので、小麦アレルギーがある人や、健康と美容を意識する人にもぴったり。
専用の製粉機で挽いた生米粉を使っているのもポイントで、生米粉のカヌレならではの、もっちりとした食感や豊かな風味が楽しめます。
豊岡の魅力③近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」で歴史に浸る

「旅先では、土地の歴史にも触れてみたい」と考える人におすすめのスポットが、出石エリアにある近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」。
明治後期に開館した歴史ある建物で、最近では映画「国宝」のロケ地になったことでも話題になりました。

かつての出石永楽館は、歌舞伎や新派劇、寄席などが上演される芝居小屋で、戦後は映画館として地域の人々に親しまれていました。その後、出石永楽館は惜しくも閉館しましたが、有志が復活に向けて尽力しました。これが実り、平成20年(2008)に出石永楽館は息を吹き返しました。
現在は、歌舞伎公演や地元の行事などを随時開催しています。また館内の一般公開もされているので、廻り舞台や花道など、忠実に再現された大正時代の舞台装置などを実際に見ることもできますよ。
■出石永楽館(いずしえいらくかん)
住所:兵庫県豊岡市出石町柳17-2
TEL:0796-52-5300
時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)
定休日:木曜※興行・貸館日は館内の見学ができません。詳しくは公式HPをご確認ください(http://eirakukan.com/)
入場料:大人400円(団体320円)、学生240円(団体190円)、中・小学生以下無料
コウノトリが優雅に舞うほか、ダイナミックな天然のアートともいえる「玄武洞」がある、自然美あふれる豊岡市。そのいっぽうで、鞄の名物店が並ぶ「カバンストリート」や、“まち全体が一つの旅館”といわれる城崎温泉など、この土地ならではの文化と歴史を感じさせるスポットもあります。
豊かな自然と唯一無二の文化を体感できる豊岡市は、欲張りな旅が叶う観光エリアです。
いざ、豊岡へ、幸の旅。「豊岡旅幸券」で旅に出よう
温泉やグルメを心ゆくまで堪能できるうえ、知的好奇心を満たす体験もできるのが、豊岡市。さっそく豊岡市への旅行を計画している人にぜひ知ってほしいのが、豊岡旅幸券です。
豊岡旅幸券はふるさと納税の返礼品で、豊岡市の「ふるさと納税特設サイト」などを通じて市に寄附をするともらうことができます。
ふるさと納税の定番の返礼品といえば、地域の特産品。けれども近年は、寄附先で利用できるクーポンやチケットを返礼品として選ぶ人が増えているんです。ふるさと納税においても、モノ消費からコト消費へとニーズが変化しているみたい。
例えば豊岡市に10万円の寄附をすると、翌年の住民税や所得税が9万8000円減額されるうえ、返礼品として3万円分の豊岡旅幸券が付与されます。
豊岡旅幸券は旅行クーポンで、豊岡市内の宿泊施設や飲食店などで使えます。
豊岡旅幸券の4つのポイント
- 豊岡市が発行する公式の旅行クーポンなので安心して使える!
- クーポンの有効期限は3年間なので、自分のペースで使えます。少しずつ使っても、まとめて使ってもOK!
- クーポンは、現地の250以上の宿泊施設、飲食店、観光施設などで利用可能。旅先では自分の好みに合わせて楽しむことができます。
- 豊岡旅幸券の券面デザインも味わい深くて素敵!市が誇る特別天然記念物「コウノトリ」がプリントされた魅力的な豊岡旅幸券は、心がこもった招待状です。
寄附金額の下限は1万円で、1万円を寄附すると3000円分の豊岡旅幸券が受け取れます。寄附金額は段階的に設定されており、寄附金額に応じてもらえる豊岡旅幸券の価格も変わります。
寄附金額、豊岡旅幸券の価格ともに幅広く設定されているので、ちょっとしたお出かけからワンランク上の旅行まで、さまざまな目的に応じて寄附ができそう。券面デザインもおしゃれな豊岡旅幸券は、プレゼントにもぴったりです♪
みなさんも豊岡旅幸券を使ってぜひ豊岡に遊びに行ってみてくださいね。
Text:緒方よしこ
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