【奄美大島】グリルサンドでモーニングを。海好き夫婦が営むカフェ/FOOD&DRINK al mar(フードアンドドリンク アルマール)
出来る限り奄美での滞在時間を長く確保したいと思うのが旅行客の本音。朝一番の飛行機で奄美にやってきたけどモーニングコーヒーが自販機なんてちょっと寂しい…。そんな気持ちに答えてくれるのは、空港から車で5分の場所にあるカフェ「FOOD&DRINK al mar(ふーどあんどどりんく あるまーる)」です。
空港から車で5分、グリーンに囲まれたカフェ

空港近くでレンタカーを借りたら、一軒目に訪れたいカフェ。朝は8時台からオープンしているので、おいしいモーニングを味わってから奄美旅行をスタートさせてみませんか? 人気メニューのグリルサンドが書かれた看板が目印です。

通りに面していますが大小さまざまなグリーンに囲まれたカフェは意外なほど静か。奄美の太陽が木々の成長をぐんぐん促しており、まるで美しい森の中にあるかのようです。白いカフェにグリーンが鮮やかに映えて、写真に収めたくなります。

白い壁にブルーの文字で書かれている店名「al mar」。アルマールとは、スペイン語で「海へ…」という意味です。奄美の海と豊かな自然に惹かれたオーナー夫妻が、店の名前にも大好きな海を掲げました。
かわいい店内、テラス席もたくさん

カフェ自体はこじんまりとしていますが、テラス席を複数設けています。テイクアウトの購入ができる小窓と、その前にあるテラス席。パラソルの下でのんびりとコーヒーを味わうことができます。

店の裏にも広めのテラス席が設けられています。こちらはしっかりとした屋根が設置されているので、夏でも涼しい風を感じながらくつろぐことができます。小さいお子さまたちにはここが一番人気。テラス席の奥には家庭菜園があり、ここで育てたハーブはカフェの料理にも使用しています。

店内に飾られたインテリアやポスター、レコードにもセンスが光ります。オーナーの生江さん夫婦がそれぞれ好きなものを散りばめているので、気になる人は訪ねてみると楽しい会話が始まります。

カウンター席の窓には庭のグリーンと青空が広がっています。時間を忘れてのんびりと過ごす一人客も多いのだとか
世界を食べ歩いてたどりついた味
カフェの看板メニューのひとつ「グリルサンド」。鉄板で溶かしたバターをたっぷりとしみ込ませながらパンを焼いているので、カリッとした食感と香ばしいバターの香りが食欲をそそります。
コーヒー豆は、福岡の専門店「マルゴ」から取り寄せている深煎り豆。オーナーがマルゴの豆に惚れ込んで特別に送ってもらっているのだとか。豊かな風味と香りが特徴で、グリルサンドとの相性も抜群です。
自家製のバジルを使っているので香りがとても華やかです。ランチメニューは日によって変わり、他に欧風カレーやハンバーグの日もあります。
海と旅行が大好きな夫婦の手作り感も素敵

海とおいしいものをこよなく愛するオーナーの生江さん夫婦。世界各地を旅し美味しいものを食べ歩くのが大好きだった2人は、移住を決めた奄美で自分たちの一番好きな料理を提供するカフェを作りました。オープンは2024年。奄美を訪れるたびにこの店に立ち寄るリピーターも増えています。

手作りのメニューボードにも愛情がこもっています。『ブレックファースト』は10時30分までオーダーできます。店のメニューはすべてテイクアウトすることができるので、朝食を買ってそのままドライブに出かける人も多いのだとか。
奄美の旅のスタートにグリーンに囲まれたカフェで一杯いかがですか?
■FOOD&DRINK al mar(ふーどあんどどりんく あるまーる)
住所:鹿児島県奄美市笠利町節田1648-8
TEL:080-5671-0346
営業時間:8時30分~16時
定休日:水・木曜
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Photo&Text:エー・アール・ティ
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