「ハイアット リージェンシー 京都」に世界一小さなシェフが登場! 3Dアニメーションと美食が織りなすシネマ・ダイニング体験【ご褒美の新定番】
世界で話題沸騰中の没入型ダイニング・エンターテインメントが「ハイアット リージェンシー 京都」にて2025年8月から開催中(終了時期は未定)。プロジェクションマッピングによる3Dアニメーションと、ホテルシェフが手がけるコース料理が融合した、新しいスタイルの“シネマ・ダイニング”体験です。世界30カ国の都市で展開されている人気コンテンツと聞いて、どんな美食体験ができるのか、わくわくしながらラグジュアリーなホテルのダイニングに向かいました。
世界各地で話題沸騰の没入型ダイニング・エンターテインメント「Le Petit Chef」

会場は、ラグジュアリーホテル「ハイアット リージェンシー 京都」の地下1階。まるで劇場のエントランスのように「Le Petit Chef」(る ぷち しぇふ)」の看板が掲げられています。
「Le Petit Chef」は2015年にベルギーのアート集団「Skullmapping(スカルマッピング)」によって誕生した人気コンテンツ。レストランのテーブルを舞台に、プロジェクションマッピングによる3Dアニメーションをストーリー仕立てで繰り広げます。現在ではロンドン、ドバイ、パリ、ニューヨークなど世界30カ国以上の都市で展開され、日本では東京・大阪に続き、京都ではここ「ハイアット リージェンシー 京都」が初開催です。

レストランのエントランス脇には巨大なスプーンやフォーク。シェフ帽などが用意されていました。こちらは写真撮影ができる人気のスポット。京都をイメージしたイラストを背景に、用意された小道具を使って、記念撮影ができます。

なぜか麦わら帽子や網も用意されていました。こちらは後ほど体験する3Dアニメーションのストーリーとリンクしますので、お楽しみに! 小道具を駆使して記念撮影を楽しんでいたところ、なんと!舞妓さんの登場です。

京都初開催! 「ハイアット リージェンシー 京都」に設けられた特別なダイニングイベント

いよいよ18時30分前になり、席に案内されました。こちらは限定16名のゲストのために特別に用意されたダイニングです。

ドリンクメニューには、シャンパーニュやワイン、生ビールやソフトドリンクなどが用意されていました。
「Le Petit Chef」限定のドリンクが2種類あると聞いて、オーダー。カクテルの美しい色合いにテーブルが華やぎます。
右はオリジナルカクテル(季の梅、カンパリ、グレープフルーツジュース、トニックウォーター)。左はオリジナルモクテル(※ノンアルコールカクテル バイオレットシロップ、ブルーキュラソー、レモンジュース、ソーダ)。
3Dアニメーションと料理は、全員が席に着いてから一斉のスタートとなります。開始時間に遅れないように、少し早めにスタンバイしておきましょう。
さて、アミューズが運ばれてきました。千枚漬けで包んだサーモンのリエット、生ハムとグリッシーニ、汲み上げ湯葉 イクラと山葵添え。京都らしい和の素材が味わいのアクセントに。さわやかなカクテルとともに、ゆっくりと味わいます。
身長約6センチの“小さなシェフ”がお皿の上に登場!

会場が暗くなるとスタッフは退場し、会場に残されたのは私たちゲストのみ。すると3Dアニメーションがお皿やテーブルに投影され、身長約6センチの世界最小のシェフが登場しました!
テーブルに映し出された畑の上で野菜を収穫して、せっせとサラダを作ってくれます。ストーリーはアクシデントやトラブルが多めで、とってもユーモラス。テーブルからはくすくす笑い声が漏れていて、皆さんとても楽しそう。

ストーリーが終わるとアニメーションの物語に登場した、実際の料理が運ばれてくる、という斬新な仕掛けです。
畑で今採れたばかりのような、フレッシュなサラダ。イタリアのフレッシュチーズ・ブッラータにカラフルトマトのマリネやラディッシュ、香り高いセルバチコをトッピング。酸味と甘味が調和する、バルサミコのドレッシングが添えられています。

サラダの次はスープらしきものを作りはじめた小さなシェフが大ピンチ! 巨大なタコに捕まって、スープの中に引きずり込まれそうになっています。
すったもんだの末、完成したのがこちらの「ブイヤベース」。マダコやエビ、ムール貝、アサリ、マダイなど海のごちそうがふんだんに入っています。「ブイヤベース」は南フランス・マルセイユの郷土料理。ここにニンニクと卵黄を使った独特の風味のソース・ルイユを混ぜながら食べるのが定番なのだそう。このソースをパンにつけて食べてもおいしかったです。
視覚や聴覚も刺激される五感で味わうダイニング体験

そしていよいよメイン! 小さなシェフがお皿の上をステージに、ダイナミックに肉を焼き始めています。小さな体でフォークを振り回すのを応援しながら見守ります。シェフはちょっと短気で気が荒く、動きがとってもユーモラス。コースの最後になるにつれ、しみじみ愛着が湧いてくるキュートなキャラクターです。
アニメーションが終わると同時に、なんとも映えるステーキが運ばれてきました。わあ!と歓声が上がるほどのビジュアルです。お肉にはマデイラワインで作るマデラソース、ローストされた野菜を添えて。ソースの芳醇な香りと甘みで、ソテーされた肉のうま味が引き立ちます。

最後はお待ちかねのデザート。たっぷりスパイスをきかせた「チャイの香るクリームブリュレ」。観て・食べてとたっぷり時間をかけて料理を楽しむので、お腹もすっかり満たされています。
キャラメリゼされたブリュレの下は、カルダモンやシナモンが香るチャイ風味。異国情緒を感じる味わいで、まるで旅先のレストランにいるような気分になります♪
「Le Petit Chef」のコース、5種類をすべて紹介

今回取材したのは「スーシェフ」2万3000円のコースです。ブッラータのサラダ仕立て、ブイヤベース、ビーフサーロインの炭火焼き、チャイの香るクリームブリュレにコーヒーか紅茶、プラリネチョコレートがつきます。
写真は「マスターシェフ」3万2000円のコース。ステーキが和牛サーロインに、ブイヤベースのエビがロブスターに変更されます。また、「シェフ」2万8000円のコースもあり、ステーキが国産ビーフサーロインに、ブイヤベースのエビがロブスターに変更されます。
「ベジタリアン」1万9000円やキッズ用のメニュー「キッズシェフ」(6歳から12歳まで)1万6000円も用意されています(6歳未満は入場不可。価格はサービス料込み)。

「観て・食べて・楽しむ」唯一無二のエンターテインメイントショー「Le Petit Chef」はいかがだったでしょうか。お皿やテーブルを3Dアニメーションで彩って食べる人を魅了する、特別な食体験をぜひ体験してみてください。
2025年12月24・25・31日、2026年1月1・2日は期間限定の特別ディナーコース「グランド フェスティブ シェフ」がコースに加わります(※通常メニューもあり)。ワンランク上のメニューが楽しめる絶好の機会です。ぜひチェックしてみてくださいね。
■ハイアット リージェンシー 京都「Le Petit Chef」(はいあっと りーじぇんしー きょうと る ぷち しぇふ)
住所:京都府京都市東山区三十三間堂廻り644-2
TEL:075-541-1234(代表)
営業時間:ランチ(土・日曜、祝日)12時〜、ディナー(火曜〜日曜、祝日)18時30分〜
定休日:月曜(祝日の場合はランチのみ営業、翌火曜休)
料金:「マスターシェフ」3万2000円、「シェフ」2万8000円、「スーシェフ」2万3000円、「ベジタリアン」1万9000円、「キッズシェフ」(6〜12歳)1万6000円 ※6歳未満は入場不可 ※要事前予約 来店時前日正午までに公式サイトにて要予約
アクセス:京阪七条駅から徒歩8分
Text:鴨 一歌
Photo:小川康貴
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