【長野・安曇野】「ラボラトリー ニューモラス」のパフェは芸術品!お箸で食べるサブレをみやげに!

【長野・安曇野】「ラボラトリー ニューモラス」のパフェは芸術品!お箸で食べるサブレをみやげに!

カフェ ケーキ 焼き菓子 アートのようなスイーツ 長野県 るるぶ情報版(国内)編集部
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安曇野ののどかな田園風景に溶け込む、スイーツ&カフェ「ラボラトリー ニューモラス」。店のコンセプトである“お菓子な香りと甘み研究所”を思わせる、見た目にも楽しいケーキがたくさん並んでいます。カフェスペースでは、ケーキセットや季節限定のパフェなども楽しめるほか、信州みやげにぴったりの焼菓子も充実。ドライブや散策の途中にぜひ立ち寄りたい一軒です。

Summary

人気パティスリーが安曇野に移転

田園風景に馴染む古民家風の外観。「ここがケーキ屋さん?」とハテナが付くのを狙って、あえて和建築に
「ここがケーキ屋さん?」とハテナが付くのを狙って、あえて和建築に

松本市で人気だったパスティリー「ニューモラス」が2025年2月安曇野市に移転し、リニューアルオープンしました。

お店は、既存の古民家を改装したものではなく、1から日本家屋を建てたもの。明治から江戸時代の古材を梁に用いるなど、趣深い設えが落ち着いた雰囲気を醸しています。

オーナーパティシエの大塚泰裕さんは埼玉県、奥さまは神奈川県のご出身。移住者の二人にとって「いつかはこの地でお店ができたらいいな」と考えるほど、安曇野はずっと憧れだったといいます。なかでも心を動かされたのが、果物の質の高さ。多くのファンが付き、松本の店が手狭になったことがきっかけに安曇野への移転を決意。地域の素材を生かした、より広がりのあるお菓子づくりに取り組んでいます。

オーナーパティシエの大塚泰裕さん
オーナーパティシエの大塚泰裕さん
見た目だけでは味が想像できない個性的なケーキがそろいます
どれも見た目に楽しく、素材や香りにこだわったラインアップ

ショーケースには常時15種類ほどのケーキが並び、そのうち7~8種類は定番商品。

「ニューモラス」といえば、スコッチウイスキーを使用したチョコレートケーキをはじめ、アルコールを巧みに取り入れたケーキが印象的です。今回の移転を機に、幅広い世代に楽しんでもらえるようにアルコール不使用のケーキを充実させました。子供でも安心して食べられる商品が増えたことで、家族連れも多く訪れるようになっています。

地元産フルーツを使った季節限定のケーキも登場するので、訪れるたびに新しい出合いがあるのもうれしいですね。

カフェスペースでは季節のパフェやケーキを

ゆったりしたカフェ空間。カウンターは安曇野の田園風景がのぞめる特等席
南側のカウンターは田園風景が望める特等席

2025年4月からは、待望のイートインコーナーがオープン。大きな窓からは、オーナー夫妻が「一目見て気に入った」という安曇野の田園風景が広がります。ドリンクはコーヒー、紅茶、カフェラテのほか、安曇野のリンゴ農家「みやもとファームのりんごジュース」も提供。ショーケースから選んだケーキとともに、ゆったりと味わえます。

ストーリーとともに味わうパフェは2,400円~、12月はおやすみ。1月から再開予定
「季節のフルーツを使ったパフェ」2400円~、12月は販売休止。再開はSNSでお知らせ

イートインメニューで人気を集めているのが、「季節のフルーツを使ったパフェ」。この店ならではのポイントはカクテルがモチーフなこと。

写真のパフェは「ストロベリー・キール」のカクテルをイメージした一品(2025年12月現在、販売休止中)。「陶酔」という意味をもつこのカクテルにちなみ、見た目もうっとりするような仕上がりになっています。信州産のいちごやチーズケーキアイス、アルコールを飛ばした白ワインのジュレなどが美しく重なり、食べ進めるごとに新たな味わいと感動が広がります。

創業当時から人気の「フレジェ」680円
「フレジェ」(680円)、「カフェラテ」(667円)

ケーキの定番人気「フレジェ」は、創業当時からの看板メニュー。アーモンドの風味が香る生地に濃厚なバタークリーム、安曇野産のいちごをたっぷりサンド。ふわりと香るバターと苺の甘酸っぱさが重なり、口の中が幸せに包まれます。

「安曇野ニュアージュ」700円
「安曇野ニュアージュ」700円

「安曇野ニュアージュ」は、安曇野の自然をイメージしたケーキ。抹茶のムースに青リンゴのジュレとフロマージュブランのムース、中には角切りリンゴが隠されています。タルトとムースの間には抹茶半錦玉羹と、1個からさまざまな味わいが感じられる一品です。

信州みやげにもぴったりな焼菓子も充実

手土産に最適な焼菓子のほか、地元のフルーツを使ったジャムもそろいます
手みやげに最適な焼菓子のほか、地元のフルーツを使ったジャムも揃います

手みやげにもぴったりな焼き菓子コーナーでは、松本店でも人気だった「信州ステアサンド」のラインアップを、安曇野への移転を機に増やしました。

「信州ステアサンド」1個380円、5個入り2,050円
「信州ステアサンド」1個380円、5個入り2050円

“ステア”とは、カクテルづくりの技法の一つで“混ぜ合わせる”という意味。その名の通り、リンゴが入ったプレーンは、安曇野産の米粉を使ったサブレの間に、さつまいもと栗のクリームと信州産のセミドライリンゴの果肉を混ぜ合わせサンド。オーブンで焼きあげ、まわりをホワイトチョコレートでコーティング。手間を惜しまず仕立てた、ここでしか味わえない信州の恵みが詰まった一品です。ほかに、コーヒー風味のクリームにくるみが入ったカフェ、抹茶クリームにあんずが入った抹茶と、フレーバーは3種類あります。

クッキー缶「あづみののかけはし」。右は通年用、左は季節デザインに
クッキー缶「あづみののかけはし」は巾着に入れてくれる(無料)。季節デザイン(写真左)も好評

安曇野への移転を機に新たに登場したのが、クッキー缶「あづみののかけはし」。ネーミングには、“人と人とをつなぐ架け橋に”という願いが込められています。ユニークなのは、クッキー缶とお箸がセットになっており、お箸でつまんで食べるという新しいスタイルの提案。

缶の中身は2種類。写真左はチャイとココアのクッキーの詰め合わせ。写真右は6~7種類の色とりどりのクッキーがバランスよく詰め合わされ、見た目にも楽しい一缶です。

信州安曇野から“人と人とをつなぐ架け橋に”という思いをのれんにもデザイン
信州安曇野から“人と人とをつなぐ架け橋に”という思いをのれんにもデザイン

そのままでも充分においしい信州の素材を、遊び心と感性で華やかなスイーツへと昇華させるパティシエの技は、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。

安曇野の風景とともに「ラボラトリーニューモラス」で、ちょっと特別な時間を過ごしてみませんか?


■ラボラトリー ニューモラス
住所:長野県安曇野市豊科137-3
TEL:0263-50-7347
営業時間:11~19時
定休日:月・火曜

Text:大塚真貴子  
Photo:宮崎純一

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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