食・グルメ
更新日：2025.12.25
グルメ旅好き注目！ 最先端のうなぎ養殖場と絶品うな重を小鳥遊しほがご紹介♪
こんにちは、イラストレーター＆フードコーディネーターの小鳥遊しほです！ 今回ご紹介するのは、私が大好きなうなぎ！！ 埼玉県上里町にある「平沼水産株式会社」で行われているという、うなぎの陸上養殖。あまりイメージのない“埼玉のうなぎ”とはいかに…！？ 養殖場の見学からうなぎの実食まで盛りだくさんの「侍うなぎ プレミアム体験コース」に参加して、その秘密を調査してきました！
うなぎを陸上で育てる！？「平沼水産」ってどんな会社？
やってきました、埼玉県上里町！ 今回ご紹介する「平沼水産株式会社」は、のどかな土地にどーん！と構える、レストラン併設のうなぎの養殖施設。最先端の養殖システムで、メディアでも多数紹介されている今大注目のスポットです。アクセスは、車や電車など各種行き方で都内から1時間半ほど！（私は新宿から湘南新宿ラインで1本の神保原駅降車→のんびり散歩で現地、のルートで来たよ！）
国道17号線側から見ると、こんな感じ！ この大きな建物のなかで、最大9万匹のうなぎを飼育しているんです。泳いでいるうなぎを見る機会なんてなかなかないのに、9万匹とは…！わくわくが止まりません。
今回参加するのは、養殖場の見学から、職人の技が光るうなぎ捌き見学、串打ち体験、そして絶品うな重までが味わえるという、「侍うなぎ プレミアム体験コース」。見て触れて食べて！と食育的体験が詰まった、子どもから大人まで楽しめる要素が盛りだくさん！
さっそくツアーに出発です！！
未来の食を支える新常識！最先端の養殖システムを見学
さっそく訪れたのは、養殖場…ってアレ？真っ暗…？
うなぎって暗闇で育てるの…？と、疑問を抱きつつ、まずは壁面のパネルを見ながら「平沼水産」での養殖方法やうなぎの栄養価の話など、興味の湧くお話を聞かせてもらいます！ このあと食べるうなぎがより一層美味しく感じられるはずです。（じゅるり…）
ひと通りお話を聞いたら…
バーーーーーーン！！！
いきなり照明がついて、こんなに広かったのかー！と感動。粋な演出！ 真ん中に座っている私、見えますか…？（笑）
さらに水にもひと工夫！ 養殖場の近くを流れる「神流川」は、平成の名水百選にも選出された関東有数の清流。この地下水に自然環境よりも多くの酸素を供給することで、うなぎが元気にすくすく育つのだそう。一度使用した水はろ過して再利用しているため、環境にも優しいのが特徴です。
生きているうなぎと触れ合える！ ツアーならではのプレミアム体験
今回のツアーでは、養殖場を見学するだけではなく、実際にうなぎをさわったり、エサをあげたりすることもできちゃいます！これが案外大人でも大盛り上がり。
「早速掴んでみましょう。」と言われ、コツを聞きつつ恐る恐る…。
簡単そうに思えてこれがめちゃくちゃ難しい！！（笑）
「ギュッと掴まずそーっと下から掴むといいですよ。」と言われるも、するんするんとすり抜けていく活きのいいうなぎたち。写真は、粘って撮れた奇跡の一瞬です。
お次はエサやり体験。このバケツの中身がエサです。養殖場によっては油脂を添加し、人工的に太らせたりしていることもあるそうですが、平沼水産ではエサの油分を減らすことで、さっぱりとした「うなぎ本来の味」を味わえるのがこだわりのひとつだそうです。
手にとってあげてみます。
ぎゃーーーーー！！！
ものすごい数のうなぎがいっせいにエサに喰らいつく！絡みつく！の大暴れで人間たちも大盛り上がり。写真では伝わりきらないこの躍動感、ぜひ現地で味わってみてください。
ちなみに食いしん坊な子が一匹手袋に付いてきました。（笑）
埼玉の新名物！採れたて・捌きたて・焼きたての絶品うな重
さーて、お待ちかねの実食タイム！ 有難き命、いただきます！
施設内のレストランでは、捌く工程から焼き上げるところまでじっくり見ることができます。
間近で見る、初めてのうなぎの捌きシーンに興味津々。包丁も、見たことがない形をしていました。
「これが肝吸いに入っている肝です！」と生の肝を見せてもらえるなど、とても勉強になる見学。職人の早業で、あっという間によく見るうなぎの状態になっていきます。
と、ここで串打ち体験〜！ このツアーでいただくうなぎは、自分で串打ちをしたものを食べられるんです！ とは言っても、実はものすごく難しいうなぎの串打ち。4本は職人さんが打ってくれるので、残りの1本を自分でやってみます。
焼き鳥屋での串打ちバイト経験のある私。楽勝…かと思いきや、全然串が入っていかない…！ ものすごく硬いのです。怪我にも注意しつつ「ぐぎぎぎ…！」と粘ること数分。
じゃーん！！できました！！ なんと過去に10人しか最後まで刺しきれなかったそうで、11人目の串打ち達成者となりました。（笑）みなさん、挑戦よろしくお願いします！
※ちなみに本来はこの捌き見学・串打ち体験は養殖場見学の前に行います！ 見学している間に焼いてもらえるシステム〜♪
ここからじっくり調理していきます。
「ウチは、しっかり泥抜き作業をしているので川魚特有の泥臭さが全くないんですよ。」ということで、軽く焼いたものを嗅がせてもらう。確かに全然臭くない！！
くぅぅ〜！！このタレの感じがたまらない…！！！
ででん！こちらが「平沼水産」のレストランでいただけるお食事たちです。「うな重」5280円以外にも、大人な味わいの「白焼」4840円、うなぎ入りで豪華な「茶碗蒸し」440円、ポリポリおいしくお酒も進む「うなほね」540円などがあります。アルコールメニューもあるので、昼からうなぎで乾杯しちゃいましょうー！
※体験コースに付いてくるのは左の「うな重」のセットのみ
さて、まずは白焼から。塩でいくもよし、わさび醤油でいくもよし。わさびはこだわりの安曇野わさびを使用。ぜひご賞味ください。
いざ、本命のうな重へ！！
ふわっと仕上がった蒲焼に、タレの染み込んだ白米。嗚呼、日本に生まれてよかった。
うっっっっま！！！ ほどよくのった脂、やわらかい身、少しカリカリな皮がまたいい。この甘じょっぱいタレがたまらないんですよね〜。しばらくしたらお好みで山椒をかけ、そして肝吸いを喉に流し込む。至福の時間が流れます。
「侍うなぎ」をもっと味わい尽くしたい！
このおいしすぎるうなぎをもっと手軽に味わいたい…！ そんな方におすすめなのが、こちらのキッチンカー。関東圏内のイベントに不定期で出店しています。
キッチンカー、と侮ることなかれ。累計販売個数4万3000個を数える「うなぎ玄米焼きおにぎり」各600円をはじめ、「茶漬け」600円、「ミニうな丼」1500円など気になるメニューが盛りだくさん！ レストランとはまたひと味違った“お外で楽しむ”うなぎ料理がずらり。春が来たらうなぎでお花見なんていかが？
最後に！お家で楽しみたい派の人はネット注文も要チェック。「楽天市場」で侍うなぎが購入できるのでそちらもぜひ。
さらに、ふるさと納税の返礼品でも「平沼水産」のうなぎをゲットできちゃうとか！ こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
いかがでしたか？ うなぎって「おいしいけど高級」なんてイメージがあると思いますが、「なぜおいしいのか」「なぜ高いのか」ということを分かった上で味わうと、ちょっと違う視点から、さらにうなぎの魅力にハマれるかもしれません。
愛情と時間をかけられ、スクスク育つ平沼水産の「侍うなぎ」。ぜひみなさんも、五感で楽しんでみてくださいねー！
＼ここまで読んでくれた人にスペシャルな特典！／
「うなぎ茶碗蒸し」をサービス♪♪
■平沼水産株式会社「侍うなぎ プレミアム体験コース」
住所：埼玉県児玉郡上里町勅使河原1801
TEL：0495-71-4660
営業時間：金～日、祝日 11時～15時（レストラン）
ツアー料金：中学生以上8000円、小学生以上2000円（※電話にて要予約）
Text：小鳥遊しほ
Photo：小松正樹
●「楽天市場」は、楽天グループ株式会社の商標です。
●「Instagram」は、米国およびその他の国におけるMeta Platforms, Incの商標です。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
Sponsored：平沼水産株式会社
