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「音と食 凹(au)」店内

【おとなのソロ部】ソロランチにもおすすめ! 大阪・鶴橋の台湾由来カフェ「音と食 凹(au)」でまったりカフェ時間

おとなのソロ部 おひとりさま おでかけ 食・グルメ カフェ 台湾
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大阪・鶴橋にある「音と食 凹(au)(おととしょく あう)」は、台湾の食文化に寄り添うカフェ。少しレトロなテイストの店内で、レコードプレーヤーから流れる音楽を聴きながらひとりランチやカフェが楽しめます。台湾の香辛料を使った食事も、現地から仕入れる台湾茶も、特別感たっぷり!

Summery

まるで洞窟のようなカフェ「音と食 凹(au)」へ

「音と食 凹(au)」外観

「音と食 凹(au)」があるのは、Osaka Metro・JR鶴橋駅から北へ徒歩5分ほどの場所。コリアンタウンの方向と反対側の、落ち着いた住宅街に位置します。

台湾のアーティストが手がけたロゴマーク
台湾のアーティストが手がけたロゴマーク

“凹(au)”という印象的な店名は、洞窟の穴ぼこのように奥に広い構造の物件だったこと、また凹という漢字の台湾での発音が“au(あう)”であること、さらに音と食・人と空間とが“出合う”場所でありたいとの思いも込めて名付けられました。

店内

店内に入ってみると、確かに外観からは想像できない意外な奥行きでうれしい驚き。とはいえ、開放的になりすぎず隠れ家感もあり、ひとりでも落ち着いて食事を楽しめます。

店内のレコード

そんな店内のちょうど真ん中あたりで存在感を放っているのが、店主で日台ご夫妻の夫・許凱傑(しゅー・かいじえ)さんのコレクションでもあるレコード。音楽が大好きでジャンルを問わずさまざまなレコードを所有している許さんが、ジャズやシティポップなどお店の雰囲気に合う楽曲をセレクトしBGMとして流しています。取材時はとっても雰囲気の良いR&Bが流れ、お店全体がくつろぎに満ちていました。

レコードラック

ちなみにこちらのレコードラックをはじめ、店内のほとんど全ての内装はもうひとりの店主、妻・浅井玲菜さんのお兄さんが手がけたそう。設計の仕事もしていた許さんがデザインし大工であるお兄さんが形にした、隅から隅までこだわりを詰め込んだお店です。

店内 テーブル席

店内デザインは、台湾でも人気の少しレトロなテイストに。直線的なデザインに照明や壁でカーブを取り入れることで、ポップでやわらかな印象も与えます。濃い赤茶色の木の色合いもすてきで、ひとりでも包まれるような居心地のよさ!

ソロおすすめPoint
とっても落ち着いた店内だからこそ、ひとりでこの空間をじっくり楽しみたいところ。チルな音楽に耳を傾けながら、自分だけのランチやカフェタイムを過ごしたいです。


台湾の調味料たっぷり! おなかも大満足のソロランチ

ランチ

「音と食 凹(au)」は、ランチが大人気のカフェ。台湾の調味料をふんだんに使いつつ、和食を食べ慣れた人の舌にも合うように調整を加えます。メニューは主に2、3種類で、この日は「五香(うーしゃん)鶏もも肉唐揚げ」1600円と「牛スネ肉煮込みと夏野菜のまぜ麺」1700円がお目見え。

「五香鶏もも肉唐揚げ」ご飯+副菜2種+スープ付き
「五香鶏もも肉唐揚げ」ご飯+副菜2種+スープ付き

五香とは、台湾料理に欠かせない5種類以上のスパイスをミックスしたもの。八角や花椒などが入っていて、とくにお肉との相性がいいのが特徴です。
台湾のコンビニに入ると鼻をくすぐる、あのスパイシーで豊かな香りの元です。

「五香鶏もも肉唐揚げ」

「音と食 凹(au)」ではそんな五香を鶏もも肉にたっぷり振りかけ、衣とともにサクッと揚げています。衣のザクザク感とジューシーなお肉のコントラストを楽しみつつ、五香ならではの豊かな香りを満喫。日本の唐揚げとはまた違ったおいしさで、ご飯がどんどん進みます。

副菜

取材時の副菜2品とスープは、「豚肉ときゅうりの沙茶醤(さーちゃーじゃん)炒め」と、「エビの五味醤(うーうぇいじゃん)サラダ」、「豆腐ともずくの魚スープ」。沙茶醤はうま味と辛味が楽しめる調味料、五味醤は酸味・甘味・塩味・辛味・苦味と5つの味が混ざり合った調味料です。どれも台湾でよく用いられる調味料ながら日本の家庭の味にも通ずるおいしさで、あっという間にペロリ。

ソロおすすめPoint
店内中央にある本棚には浅井さんがセレクトした本がずらり。ランチ後に本を読みながらひとり時間を過ごすのもよさそうです。グルメ本、小説、カルチャー本、絵本などジャンルレスでさまざまな種類が並んでいるので、本棚を眺めているだけでも楽しいです。


台湾茶と台湾定番デザート「レモンタルト」でホッとひと息

「阿里山烏龍茶」1000円
「阿里山烏龍茶」1000円

カフェタイムなら、台湾茶と台湾現地のカフェで定番の「レモンタルト」で、ゆったり時間を過ごしたいところ。
浅井さんが台湾留学中に知り合った友人から直接仕入れた台湾茶は、香り高く、上品で、とっても味わい深いです。台湾の茶器で提供される「阿里山烏龍茶」は、3煎までいただけてお得感も◎。

お茶を注ぐ様子

「お茶を飲むゆっくりとした時間も楽しんでいただきたい」と浅井さんが話す通り、香り高いお茶を丁寧に注ぎながらひとりで堪能する時間は贅沢そのもの。誰にも邪魔されない、自分だけのお茶時間をじっくり味わいましょう。

「レモンタルト」600円
「レモンタルト」600円

自家製の「レモンタルト」は、きゅっと酸味の利いた滑らかなレモンカードが特徴的。サクッと軽やかなタルト生地と、甘さ控えめのレモンカードとのバランスもちょうどよい軽い後口なので、ランチ後のデザートにもぴったり!

許さん・浅井さんご夫妻
許さん・浅井さんご夫妻

しっとり落ち着いた雰囲気の「音と食 凹(au)」で、ソロを満喫。豊かな食事と音楽で、すてきな時間の過ごし方ができます。

ソロおすすめPoint
BGMが心地よく、聴いているだけで気持ちが落ち着いてくる「音と食 凹(au)」。騒がしさはなく、誰もがそれぞれの時間を気にせず過ごしている様子で、ソロでも何ら気にせず食事が楽しめます。カウンターもあるので、さっとランチをしたいときにもぜひ。


■音と食 凹(au)(おととしょく あう)
住所:大阪府大阪市天王寺区味原町2-10 エヌケイビル1F 105
TEL:なし
営業時間:11時30分~17時(ランチ14時LO、ドリンク16時30分LO)
定休日:日曜、祝日、不定休あり

ソロMemo
■取材時のソロ率:30%(平日)
■おすすめの利用シーン:ひとりでおいしいランチを食べたいとき、静かにお茶を楽しみたいとき、台湾料理を食べたいとき



Text&Photo:木村桂子(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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