【錦糸町】ネオンきらめくニュースタイル町中華!「フーフー飯店 錦糸町本店」
JR錦糸町駅北口からすぐ。台湾屋台を思わせる賑やかな空気と、本格中華をカジュアルに楽しめる“ネオ町中華”として人気なのが、「フーフー飯店 錦糸町本店(ふーふーはんてん きんしちょうほんてん)」。ひとりランチはもちろん、女子会や仕事帰りの一杯にもぴったり。どこか旅先の屋台に迷いこんだような高揚感が広がるお店です。
ネオン×屋台。旅気分を誘う“ネオ町中華”

東京メトロ半蔵門線・JR総武線の錦糸町駅からすぐ。線路下の飲食店が並ぶエリアに「フーフー飯店 錦糸町本店」は位置します。青いネオンサインがどこかレトロで、どこか今っぽい。まるで“昔の香港映画の世界”に迷い込んだような空気をまとっています。

店内へ足を踏み入れると、まず目に留まるのが“ネオ中華感”あふれる空間。赤を基調にした、どこかポップで洗練された配色、壁に並ぶちょっとレトロな装飾、光沢のあるタイルや丸いランプ。古き良き中華のムードをベースにしながら、今の気分にフィットする“かわいい”が散りばめられています。

席のデザインもバラエティ豊か。写真を撮るなら、ターコイズブルーのテーブル席がおすすめ。自然光の入り具合が席によって異なるため、お好みの場所を選びましょう。ソファのパープルの壁が差し色になり、写真に写り込むと背景が一気に華やかに。ターコイズ×パープルの組み合わせが生む“映え感”は、なかなか出合えません。

店内中央には、マーブル模様のカウンター席も用意されています。つるんとした艶のある天板がどこか洋風で、ネオ中華の空気にほどよい遊び心を添える存在。ひとりで“さくっとごはん”を済ませたいときにもぴったりです。

ステンレスのテーブルは、いかにも“中華食堂”らしい無骨さと、どこかレトロな雰囲気をまとっています。

夏場の夜にはテラス席も登場。テーブルが延長され、店の前のテラスに椅子が置かれます。錦糸町の夜のざわめきと、店内のネオ中華な光がまざり合うこの時間帯は、ちょっとした旅先の屋台街に来たようなムードを楽しめそう。
名物は黒酢豚と厚皮餃子。リピート確定の味!

「フーフー飯店 錦糸町本店」の人気メニューは「京都産九条葱の熟成とろとろ鶏そば」1080円ですが、最近とくに注目を集めているのが「骨なしスペアリブの黒酢豚」(980円)。じわじわファンが増えている話題のひと皿です。
そして、絶対に外せないのが「フーフー飯店水餃子(6個)」(680円)。まずはこれを頼んでおけば間違いない、店の“顔”的存在です。いろいろ頼みたいから大勢で訪れるのもいいかも。

「骨なしスペアリブの黒酢豚」は、見た目にはボリュームがありそうですが、最後まで飽きずに食べられます。お箸を入れるとすっとほぐれるほどほろほろで、口に入れた瞬間にとろけるおいしさが広がる一品。ほんのり甘みを残しつつ、しっかり濃いめの味つけで、ごはんにもお酒にも相性抜群。そこにキュッと利かせた酢の酸味が加わり、後味が驚くほど軽やかに仕上がっています。
こちらが必ず注文したい「フーフー飯店水餃子(6個)」。まず皮の存在感が印象的。かなり分厚めで、もっちもちの食感が特徴です。噛んだ瞬間にぷるんと弾力があり、その厚みが中の肉汁をしっかり包み込んでくれるので、ひと口ごとにうまみがしっかり広がります。
これに欠かせないのが、店自慢の自家製ラー油。香り高いスパイスの風味がふわっと立ち上がり、辛さは控えめなのに、コクと奥行きがしっかり。水餃子に少し垂らすだけで、味が一段階グッと深まります。

つるんとした薄めの皮から、噛んだ瞬間にじゅわっと肉汁が広がり、シンプルながらも丁寧に作られているのが伝わる味わいです。重すぎず軽すぎず、いくらでも食べられてしまいます。

中華料理の定番・酢、しょう油、ラー油、テーブルコショウがそろっているので、好みで味変を楽しめます。厚めでもちもちの皮に酢のキレを少し足してさっぱりさせたり、ラー油で香りを立たせたり、コショウでキリッと締めたり。ひと皿でいろいろな表情が味わえます。
メロンソーダカクテルも。映えドリンクもチェック
透き通るような緑色のソーダの上には、こんもりとしたバニラアイスクリームが浮かび、上にちょこんと削りイチゴがのった、誰もが一度は見たことのあるレトロな姿。口に含むと、シュワッと軽やかな甘さと、バニラアイスのまろやかさが混ざり合って、懐かしさで口がいっぱいになります。
ほかにも「大人のいちごクリームソーダ」「大人のブルーハワイクリームソーダ」各680円(アルコール入りは780円)、「大人のレモンシャーベットスカッシュ」780円、「果実入りノンアルカクテル(ザクロ・パイン・マスカット)」各580円など、映えメニューが豊富です。

ターコイズブルーのテーブルにグラスを置き、背後にパープルのソファを入れるだけで、色のコントラストが際立ちフォトジェニックに。緑・青・紫の組み合わせが鮮やかで、まるで撮影用にセッティングしたかのような一枚が撮れます。
気軽に入れて、どこを切り取ってもかわいくて、しかもちゃんとおいしい。そんな“今の気分”がぎゅっとつまった「フーフー飯店 錦糸町本店」。錦糸町でのちょっとした寄り道にも、友だちとのごはんにもぴったりの一軒です。
■フーフー飯店 錦糸町本店
(ふーふーはんてん きんしちょうほんてん)
住所:東京都墨田区錦糸4-1-7
TEL:03-6658-5120
営業時間:11時~23時30分
定休日:無休
Text:松崎愛香
Photo:斉藤純平
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