アップルパイ

さくさくジューシーアップルパイ【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.81】

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秋を通り越してもう冬! 秋はどこにいきました…? でもニットやミルクティー、キャンドルに焼き菓子。大好きな季節です! 今回のコラムは、パイシートで簡単に作れるのに、底までさっくさくのアップルパイのレシピです。おうちで作るアップルパイ、底が生焼け…というお悩みをよく聞くのですが、私のレシピは生焼け知らず! 簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

Summary

無袋で甘さ凝縮! 山形県産りんご「サンふじ」

サンふじ

山形県は、日本有数のりんごの産地。なかでも「サンふじ」は、袋をかけずに栽培されるため、太陽の光をたっぷりと浴びて、甘みがぎゅっと凝縮しているのが特徴です。
リンゴは水分を失うことで、おいしさも失われてしまうので、乾燥しないように気をつけて。また、ポリ袋に入れて保存することで、リンゴから放出される「エチレンガス(熟成を促進します)」によって、他の果物や野菜が傷むのを防ぐことができます。
保存は野菜室で。ひとつひとつ新聞紙に包んでポリ袋に入れておくと、長持ちしますよ。

りんご

どちらも同じ箱に入っていたりんご。
左はそのまま、右はきれいなふきんで表面を磨いたものです。同じりんごとは思えないほどつやつやでしょ? ほんの少しの手間なので、ぜひやってみて。

【レシピ】さくさくジューシーアップルパイ

アップルパイ

材料/ざくざくジューシーアップルパイ
(16cmベイキングパン(オーブン対応の耐熱容器))1台分

✓りんご…3個(小ぶりの「サンふじ」)
✓グラニュー糖…80g
✓(あれば)バニラビーンズ…1/2本
✓有塩バター…適量
✓冷凍パイシート…150g×2枚分
✓スライススポンジ(5号サイズ)…厚さ1cmのもの1枚
✓パン粉…大さじ1
✓溶き卵…1個分
✓アイスクリーム(バニラなど)…適量
✓シナモン…適量

工程1~3

1. りんごは洗って4等分に切り、芯を取って皮をむきます。4等分のくし形に切ったら、さらに4等分してサイコロ状にカットします。
2. 耐熱ボウルにりんごとグラニュー糖、バニラビーンズを入れて、さっと混ぜます。
3. ふんわりとラップをかけて、600wのレンジで5分加熱し、ラップをはずして3分加熱します。レンジから出して、そのまま冷まします。
冷凍パイシート2枚を冷凍庫から出し、そのうち1枚は冷蔵庫に入れておきます。

工程4~9

4. ベイキングパン(5号サイズ相当)に薄くバターを塗ります。フライパンの縁にもしっかりとなじませて。
5. パイシートを、ベイキングパンより一回り大きく伸ばし、空気が入らないように敷き詰めます。
6. はみ出た部分をナイフでカットし、フォークで全面に穴を開けます。残った生地はあとから飾りに使うので、重ねてラップで包み、冷蔵庫に入れておいて。
7. 底にパン粉を散らします。
8. 1cmの厚さにスライスしたスポンジをのせます。
9. キッチンペーパーで水気を切ったりんごの甘煮をスポンジの上にのせます。

工程10~13

10. もう1枚のパイシートを冷蔵庫から出し、定規などをあてて、1cm幅の紐に切ります。
11. りんごが見えるような間隔で、パイシートの紐を置きます。
12. 11で敷いたパイの紐を持ち上げながら、格子状になるように編み込んでいきます。
13. なるべくまっすぐになるように整えましょう。オーブンを200℃に余熱します。

工程14~19

14. まわりの飾りを作ります。紐を3本まとめて、みつあみにします。
15. 溶き卵を外側に塗り、14のみつあみ状のひもをぐるりと巻き付けます。
16. はみ出た部分をナイフでカットして整えます。
17. 残った生地を伸ばし、お好きな型で抜きます。
18. 溶き卵を全体に塗り、飾りをのせます。みつあみのつなぎ目部分には必ずのせて。
19. 飾り部分にも溶き卵を塗り、200℃のオーブンで30分焼きます。

アップルパイ ホール

こんがりときれいな焼き色がついたら完成です!

カットしたアップルパイ

粗熱を取ってカットし、お皿に盛って、アイスクリームをのせ、シナモンをふりかけます。

アップルパイを取り分ける様子

型にしっかりとバターを塗ることで、くっつき知らず! フチまでしっかり塗るのがポイントです。

アップルパイ 盛り付け

ポイントは底に敷き詰めたパン粉とスポンジ。この2つがりんごの水分を適度に吸って、パイの底までサクサクに!

【撮影Point】冬の撮影は下準備が肝心!

撮影用小物

冬の撮影は、たくさんの小物を使うので、下準備が大事。
クロスは落ち着いた色のものを選び、メインのアップルパイを置くお皿も木製にして、暖かみを出します。
パンパスグラスやサンキライなど、この季節ならではのドライフラワーが映り込むように配置します。

キャンドル

こちらは冬に出番の多い、キャンドル。いろいろな高さのものを揃えると立体感が出て、写真に奥行きが出ますよ。
ドライフラワーが埋め込まれたクリスマスのキャンドルはお気に入りで、大事に使っています。
テーブルでキャンドルを灯す時は、火の扱いに十分気を付けて! 特にパンパスグラスは本当によく燃えます…(笑)
あちこち移動して、火事にならないようにするためにも、撮影前にしっかりと配置を考えておくことが大事です。

冬仕様のティーポット

ティーポットも冬仕様に。ニットのティーコージーはかわいいだけでなく、紅茶が冷めにくくなるので、1枚おうちにあると重宝しますよ。

撮影用盛り付け

秋の恵みがぎっしり詰まったアップルパイ、見た目よりも意外と簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね!


photo:kyoko_plus

●掲載の内容は記事制作時の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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