2026年夏開業予定!「界 宮島」の魅力を大公開
2026年夏、広島県・宮島エリアに新しく「界 宮島」がオープン! 全室オーシャンビューのご当地部屋や大浴場での湯治体験をひと足早くご紹介します。
ご当地部屋は「海霧(うみぎり)の間」に決定

「界」ブランドは、地域の文化に触れられる客室「ご当地部屋」が魅力の一つ。「界 宮島」のご当地部屋は、瀬戸内海で初夏に見られる海霧をモチーフにした「海霧の間」です。海霧とは、暖かい湿った空気が冷たい海面に接して発生する霧のことで、島が点在する瀬戸内海では、その特有の地形から海面近くに多く発生するのだそう。
「海霧の間」は、瀬戸内海の空と海と島々に美しいグラデーションを描き出す幻想的な風景を客室全体で表現。居心地のよい空間が広がります。
「海霧の間」の特徴は?
ネーミングからも素敵な客室だと想像できる「海霧の間」。その特徴を5つご紹介します。
瀬戸内海を望める大きな窓の両側には、海霧を思わせるデザインのグラデーションカーテンを配して、景色と客室がシームレスにつながる一体感を演出。さわやかな色合いもポイントです。

みなさん「庵治ガラス」ってご存知ですか?香川県で採れる高級石材「庵治石(あじいし)」の粉を混ぜて作られたガラスのことで、穏やかで美しい蒼色が特徴です。「海霧の間」ではこのガラスを照明に使用。優しい光が灯る壁は左官仕上げで瀬戸内海のグラデーションを表現して、瀬戸内の文化を感じる空間に仕上げています。

備後地域とは、主に広島県東部と岡山県西部にまたがる、旧備後国にあたる地域。そのなかの市町村の一つ、福山市は高品質の国産デニムの産地として有名です。江戸時代から受け継がれてきた伝統工芸「備後絣(びんごかすり)」の技術をルーツに、美しい色落ちと深みのある藍色を生み出す高度な染色技術が継承されているんですよ。
「海霧の間」では、ソファに福山デニムのクッションを配しています。色合いの異なるデニム生地を組み合わせて作られたクッションは、洗練されたデザインで客室のアクセントにぴったり。

窓辺には、漁師が魚を入れる籠「魚籠(びく)」をモチーフにした網目模様のテーブルを設置しています。

寝台の背景には、広島県大竹市で400年以上続く伝統的な手すき和紙「大竹和紙」を使用。地元産の楮(こうぞ)のみを原料とした、白くて丈夫でしなやかな性質を持つ和紙なのだそう。モダンななかにも温泉旅館ならではの雰囲気が漂います。落ち着いた空間でホッとできそうですね。
「界 宮島」でできる湯治体験
■界 宮島
期間:2026年夏開業予定
住所:広島県廿日市市宮島口西一丁目
アクセス:JR宮島口駅、広電宮島口駅より車で5分。または、広島空港から車で1時間
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