「Karo 馥郁焙煎工房」【カフェグラマーきょん。の、あのカフェこの席4】
路地裏、雑居ビルの中…。さまざまな隠れ家カフェがありますが、こちらのお店「karo 馥郁焙煎工房(カロ ふくいくばいせんこうぼう)」が営業している場所は、JR阪和線の高架下。電車が頭上を通るたびに空間に響く“がたんごとん”の音が、それは、それは、もう心地よくて、しかもそこに自家焙煎珈琲がある極上時間。1時間が1分で過ぎていくような感覚になる、まさに日常の疲れ吹き飛びスポットです。
きょん。が教える!このお店の素敵なところ
20世紀の面影を残した昭和レトロな空間
昭和初期からあるといわれている、この建物の雰囲気をそのまま残した味のある店内。
2階にある喫茶空間に向かうための急勾配な階段、歴史を感じる調度品、これらすべてが織りなす“昔ながら”は、平成生まれの方でも昭和を体感できます。
珈琲に合うメニューあれこれ
銅板で丁寧に作り上げられた厚焼き卵にチーズを挟み込んだ、旨味凝縮絶品たまごサンド!食べ進めるうちにその味わい深さに気がつき、食べ終えてしまうことが寂しくなるやみつきメニューで、お店を出る頃には、次訪れるときの楽しみになってしまっているほど。
たまごサンドは上から撮るもよし、目線で撮るもよしですが、上から覗いて撮影した方が断面を綺麗に捉えることができます。器が直線になるよう角度を調整すると、統一感も生まれてより一層引き込まれる写真に!
ケーキでありながら、プリンでもあるという、まさに一度に二度楽しめるこのお店の定番スイーツ。
むちむちっとした食感と、ほわほわっと漂うかぼちゃの甘みは、珈琲と交互にいただくと旨味がぐっとup!そのほか月替わりや気まぐれスイーツも登場するので、気になる方はお店のInstagramを要チェックです!
自家焙煎の珈琲は、ブレンド7種、ストレート11種が揃っています。今回いただいたのは、マンデリンやコロンビアなど4種の豆をブレンドした「フレンチブレンド」。
温度差によって生まれる味わいの違いも楽しめ、厚焼きトーストサンドとの相性も抜群とのこと。どれにしようか迷った方は、そのときの気分を伝えて相談してみるのもいいかも。
座りたい“あの席”
光を全面に取り入れた、窓際にある店内唯一のカウンター席。
ほかの席とは異なり一段超えた先にあり、秘密基地を彷彿とさせるこの半個室感が好きで、空いていたらいつもここに腰を下ろします。
また、北西に目を向けると、「あべのハルカス」も視界に飛び込んでくるという、座ってこそ初めてわかる魅力も!
味わい深さは底なしと言っていいほど魅力をたくさん秘めている「karo 馥郁焙煎工房」ですが、ここでの主役は何といってもやっぱり珈琲!
珈琲が活きる空間、珈琲が活きるメニュー、珈琲が活きる時間…。珈琲から生まれるそれぞれの繋がりを、ぜひ体感していただきたいです。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。