美食に心が満たされる。代官山・街歩きおすすめ7時間コース【るるぶ&more. おさんぽ部】
感度の高い洗練された代官山エリア。今回はそんな代官山エリアを「美食」という切り口で楽しむ街歩きモデルコースをご紹介します。合わせて楽しみたいショッピング施設も紹介するので、時間をかけてゆったり回ってみてくださいね。

こんにちは。「るるぶ&more.」編集部員の“のじょ”です。
おしゃれな人が集まる代官山。気になるカフェはあるけど、ちょっと敷居が高くて、私が行って大丈夫なんだろうか…と思う今日この頃。
でもおいしいもの巡りだったら、わくわくしながら散策できるかも…!ということで、今回は「美食」をテーマに代官山のおすすめスポットをモデルコース仕立てでご紹介します。
一緒に回れるショッピング情報もセレクトしてみたので、ぜひ次のおさんぽの参考にしてみて。

【コース紹介】
代官山駅
↓ 徒歩7分
12:00 カフェ・ミケランジェロで本格イタリアンランチ
↓ 徒歩6分
13:30 Et Nunc Daikanyamaでホテルメイドのパンをチェック
↓ 徒歩5分
15:00 ランディーズドーナツなど最新グルメを探す
↓ 徒歩15分
17:00 THE ROSEでオーダーメイドのコースディナー
↓ 徒歩11分
代官山駅
まるでヨーロッパな空間でいただく本格イタリアン/カフェ・ミケランジェロ

昭和初期に建てられた洋館を改装した老舗のカフェで新スタイルのピザをいただく
美食の旅のスタートは、2022年に25周年を迎えたカフェ「カフェ・ミケランジェロ」。
東急東横線・代官山駅から徒歩5分、旧山手通り沿いにあり、アクセスも抜群!
店内にはヨーロッパのカフェのような開放感のある空間が広がっており、インテリアにもヨーロッパを感じるラタンの椅子や大理石のテーブルが使われています。窓際の席やテラス席で街並みや道行く人をゆったり眺めていると、心がほぐれていきそう…。

「カフェ・ミケランジェロ」は昭和初期に建てられた洋館を改装したカフェで、イタリアンレストランの「リストランテASO」に併設されています。
テラス席のある中庭にはお店のシンボルとなっている樹齢300年のケヤキの木があり、天気の良い日には木漏れ日を感じられるのも魅力。

こちらのお店のおすすめは、「ピンサ・ロマーナ」。イタリアで生まれた新スタイルのピザです。
チーズは使わず、生地は米粉と大豆粉で作られているため従来のピザに比べるとヘルシーで、外はカリッと、中はモチモチとしています。ピザなのに重くない!ニュータイプのピザを食べてみて。
▼「カフェ・ミケランジェロ」についてさらに詳しく!▼
成熟した大人の感性をインスパイアする建築デザインや空間設計に加え、人文、車、建築、アート、旅行、料理を知りつくしたコンシェルジュが、経験に裏打ちされた独自の「提案力」で、大人の知的好奇心に応えてくれますよ。ぜひ一緒に立ち寄ってみて。
↓徒歩6分
「パレスホテル東京」の本格派ブーランジェリー/Et Nunc Daikanyama

国産小麦と自家製酵母にこだわった「毎日食べたくなる」パン探し
続いてご紹介する「Et Nunc Daikanyama(えと ぬんく だいかんやま)」は、「パレスホテル東京」で30年以上腕をふるうベーカリーシェフが開発を手がけたブーランジュリー。
おみやげに明日の朝食のパンをテイクアウトしましょう。
国産小麦と自家製酵母にこだわったパンが味わえるほか、イートインスペースも併設しており、ベーカリーカフェとしても人気です。

店名の「Et Nunc」は、ラテン語で「そして、今」という意味だそう。お客さんがパンを食べる“今”がおいしくあるよう、毎日食べたくなるパンを目指して名付けたのだとか。
どのパンもおすすめですが、なかでも「チャバタあんばた」はぜひ手に取ってほしいパン。
「奇跡の小麦」とも称される北海道産の希少品種の「キタノカオリ」を使用し、加水気味に仕上げることで小麦本来のもっちりとした食感を実現したチャバタ(イタリアの食事パン)に、コクのある北海道産のバターと、「エリモ小豆」を使用した程よい甘さのあんこをはさんだ逸品です。

「Et Nunc Daikanyama」は、複合施設「Forestgate Daikanyama(ふぉれすとげーと だいかんやま)」の1階に入っています。建築家・隈研吾(くまけんご)さんが建築デザインを手がける注目のスポットです。
同じく1階には、おしゃれなスイーツが食べられる「PAYSAGE代官山本店(ぺいさーじゅだいかんやまほんてん)」などもあるので合わせて散策してみて。
▼「Et Nunc Daikanyama」についてさらに詳しく!▼
▼「PAYSAGE代官山本店」についてさらに詳しく!▼
↓徒歩5分
「ログロード代官山」にオープンしたLA発ドーナツショップをチェック/ランディーズドーナツ
数多くの映画やミュージックビデオに登場した巨大なドーナツ型サイン看板が目印
次にご紹介するのは、日本初上陸したロサンゼルス生まれの大人気ドーナツショップ「ランディーズドーナツ渋谷代官山店」。
まず目を奪われるのはテラス席の横に設置されている巨大なドーナツ型のサイン看板。こちらの看板は、マーベル作品の『アイアンマン2』をはじめ、数多くの映画やミュージックビデオにも登場しているため、目にしたことがあるという人も多いはず。

「ランディーズドーナツ」で提供しているドーナツは、創業以来受け継がれてきたオリジナルレシピで毎朝手作りしており、シンプルながらも飽きのこないおいしさを追求したのだとか。
ドーナツミックス粉もオリジナルのもので、ほかとは一味違うふっくらとした柔らかさやリッチな味わいが特徴。
それだけでなく、その日の気温や湿度、生地の状態を確認しながら最適な時間で揚げているため、こだわりがたっぷり詰まった特別なドーナツに仕上がっているのだそう。
▼「ランディーズドーナツ」についてさらに詳しく!▼

ちなみに「ランディーズドーナツ渋谷代官山店」があるのは開放的な商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ろぐろーど だいかんやま)」。かつて東横線が走っていた線路跡地に広がる、敷地の端から端まで全長約220mに渡る遊歩道で、四季折々の花や緑豊かなランドスケープが楽しめる散策路になっています。
↓徒歩15分
目の前で決まるオーダーメイドのコース料理に舌鼓/THE ROSE

食材&調理法を自由に選べるレストランで自分だけのコース料理を堪能
最後に訪れるのは代官山駅から徒歩約13分ほどの場所にあるレストラン「THE ROSE」。
3階建て&屋上の計4フロアを用意していて、“アーティストの邸宅”というコンセプトをベースに、すべて違った雰囲気に仕上げられているそう。1階は壁一面に海外の絵画や写真が飾られていて、ほんのりレトロなムードが漂います。

ここはなんと、決まったメニューがないイタリアンレストラン。その日に仕入れた旬の国産食材を中心に、シェフがお客さんと相談しながら食材&調理法を決めて料理を提供するお店なんです。
自分だけのオーダーメイドの料理を楽しめるという非日常感がたまらない!
たくさんの食材とともにシェフがテーブルへやってきました。
冷前菜、温前菜、パスタ、メインは食材&調理法を自由に選べて、デザートは用意されている数種類から選ぶことができます。

例えば前菜は、山梨県笛吹市の桃と徳島県産の「珊瑚樹トマト」を使った「桃とトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ」。
メニューを決める際、シェフからフルーツの用意もあると話が。「桃が好き」、「前菜はさっぱりとしたメニューにしたい」と伝えると、料理はカプレーゼに決定。
さらに相性のいい野菜としてトマトを提案してもらい、「桃とトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ」に決まりました。
好きな食材を伝えると実は用意されている場合もあるので、メニューを決める際にはシェフとたくさんコミニュケーションを取ってみて。ここでしかいただけないオーダーメイドのディナーで旅を締めくくりましょう。
▼「THE ROSE」についてさらに詳しく!▼
Text:のじょ
●掲載の内容はそれぞれ取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




