スイーツで自分だけの庭が作れちゃう!?おいしいだけじゃない“箱庭スイーツ”
堂島クロスウォーク内にある豆スイーツ専門店「Mamezo&Café(まめぞーあんどかふぇ)」には創作意欲をかきたてるスイーツがあります。その名も「箱庭スイーツ」!自分で作って自分で食べる、ここでしか味わえない新しいスイーツです。
和情緒あふれた落ち着く店内
外観はガラス張りのスタイリッシュな雰囲気ですが、一歩中に入ると古い廃材を配した木の温もりあるゆったりできる和の空間が広がっています。
暖簾をくぐると茶室のような個室を発見。掘り炬燵になっているのでゆっくり落ち着いてスイーツが味わえます。小さなにじり口のようなものまで再現されていて細かいこだわりを感じます。
店内に散らばる和小物で創作意欲がアップ
大きなテーブルの中央にも箱庭が展示されています。これはもちろん食べられませんが、川を泳ぐ鯉や蛙、五重塔などを見ていると創作意欲がどんどん膨らんでくる気がします。
オリジナルの箱庭を作ろう!
お団子やわらび餅、波紋を作る道具や装飾用の松など一式が運ばれてきました。木箱に入っている材料はほぼ食べられるものなんですが、石に見立てたチョコレートなど一見「ん!?」と思うほど精巧なものもあるので作る前からわくわくが止まりません。
見本も渡してくれるので、どんな箱庭にするかしっかり妄想できました。装飾は持ち込みもOKとのことなので、小さい人形を置いて撮影する人もいるとか。こだわり派さんは是非挑戦してみてください。
理想の箱庭が決まったら、いよいよ箱庭スイーツの作成です!最初は下地になるグラニュー糖を思い切ってざざーっとお皿に流し込みます。黒い部分を池に見立てて創作する上級者もいるみたいですよ。
グラニュー糖を均一に敷き詰めたら、専用の竹串を使って波紋を慎重に引いていきます。ちょっと緊張して手が震えてしまいましたが…。失敗してもお皿を振ると元に戻るので、納得がいくまで何度でもできます。
あとは松や竹垣などの装飾をどんどん置いていきます。緑の苔にしか見えないものも、実は抹茶ケーキ。他にもホワイトチョコレートと胡麻ペーストを練って作る岩もあり、まるで図工の時間のようでした。
見本をみながらせっせと理想の形を創り上げていきます。少しずつですが、だんだん箱庭っぽくなってきました。
箱庭スイーツ完成です!しばらく写真撮影を楽しんだあとはいよいよ実食。自分の作品を崩すのはもったいないのですが、一口食べるともう完全にスイーツを見る目に変わっていました。抹茶最中アイスとドリンクも付いてくるので、一緒に楽しんでください。
今回は箱庭スイーツを楽しみましたが、丹波の黒豆を使ったヘルシーフードやオリジナルブレンドの珈琲など、さまざまなメニューがそろっています。オフィスビルの一角で、和情緒を感じながらゆったりした時間を過ごしに行きませんか?
text:嶋野茉実
photo:佐藤純子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●箱庭スイーツは1日限定20食、14時~18時。事前の予約が必要です。