銀山温泉

銀山温泉の魅力を徹底解説! アクセスや予約方法、日帰り入浴まで

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山形県にある銀山温泉(ぎんざんおんせん)は、大正ロマン漂う温泉街として全国的に有名な観光地。ノスタルジックな街並みと良質な温泉が魅力で、四季折々の美しさを楽しめます。この記事では、銀山温泉へのアクセス方法やおすすめ旅館、観光スポットまで詳しく紹介します。

Summary

 

銀山温泉ってどんなところ?

銀山温泉

銀山温泉は、山形県尾花沢市にある温泉地。かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山(のべさわぎんざん)」の名称に由来しています。

大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、昔ながらの独特な景観を味わうことができます。夜になるとガス灯が灯り、幻想的な世界観に包まれます!

大正ロマンの街並みと歴史

温泉街には3階建てや4階建ての木造旅館が軒を連ね、鏝絵(こてえ)とよばれる漆喰装飾が建物を彩っています。

この温泉地の歴史は古く、江戸時代初期に銀山で働く人々の湯治場として栄えたことが名前の由来。大正時代の大洪水で一度は壊滅的な被害を受けましたが、復興の際に建てられた洋風建築の旅館群が現在の景観を作り上げました。

石畳の道を歩けば、まるで大正時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

『千と千尋の神隠し』との関係

銀山温泉はジブリ作品『千と千尋の神隠し』のモデルとなった地のひとつといわれています。
特に「能登屋旅館」の外観が、映画に登場する「油屋」と雰囲気が似ていることで有名。夜になってガス灯が灯ると、映画の世界そのものといえる幻想的な光景が広がります。

スタジオジブリ側は公式にモデル地を明言していませんが、それでも多くのファンが映画の世界観を感じるために訪れる人気スポットとなっています。

温泉の泉質と効能

銀山温泉の泉質は、ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)です。
無色透明のお湯でわずかに塩味があり、源泉温度は63.8℃と高め。各旅館では適温に調整して提供されています。

この温泉は疲労回復や筋肉痛、関節痛などに良いとされていて、日頃の疲れを癒すのにぴったり。塩化物泉の特徴として保温効果が高く、湯上がり後もポカポカと体が温まり続けます。

銀山温泉へのアクセス方法

虫眼鏡とアクセスマップ

山形県尾花沢市にある銀山温泉は、アクセスの手段としては電車とバスを乗り継ぐ方法と、車で直接向かう方法があります。冬季は積雪による影響があるため、事前の確認はマスト。

電車とバスを使って銀山温泉に向かうルートは下記の表の通りです。大石田駅からは路線バスまたは送迎バスを利用できます。バスの運行状況は事前に確認しておくと安心です。

出発地
ルート
所要時間
東京方面
東京駅 → 山形新幹線山形駅 →奥羽本線急行大石田駅 → バス (尾花沢乗り換え)→ 銀山温泉
約4時間10分
仙台方面
仙台駅 → 特急バス(新庄行) → 尾花沢 → バス → 銀山温泉
約2時間40分
山形方面
山形空港 → 車 → 銀山温泉
約1時間

※表は左右にスクロールできます

車でのアクセスと駐車場

車でアクセスする場合のルートは下記の表の通りです。

出発地
ルート
所要時間
東京方面
東京 → 東北道・山形道 → 山形JCT → 東北中央道 → 尾花沢IC → 銀山温泉
約6時間
仙台方面
仙台 → 国道48号 → 東根 → 国道13号 → 尾花沢IC → 銀山温泉
約2時間

※表は左右にスクロールできます

温泉街周辺には共同駐車場があり、繁忙期には有料シャトルバスが運行されることもあります。各旅館の駐車場については、宿泊施設に事前確認が必要です。

冬のアクセス注意点

冬季は積雪や路面凍結により、アクセスに注意が必要です。

古川方面から向かう国道347号は、12~3月は冬期間通行止となるため、別ルートを選択してください。また、村山市からの県道29号線(背あぶり峠)は極めて狭い山道のため、通行しないよう推奨されています。

また、冬季に車でアクセスする場合は、スタッドレスタイヤの装着が必須。天候によっては道路状況が急変することもあるため、出発前に最新の交通情報を確認しましょう。

銀山温泉のおすすめ旅館

温泉

銀山温泉には、大正ロマンあふれる旅館が銀山川沿いに立ち並んでいます。

それぞれの旅館に個性があり、歴史ある建物や源泉かけ流しの温泉、こだわりの料理を楽しめます。以下の記事では銀山温泉のおすすめの宿を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

その他の旅館

銀山温泉には、ここで紹介した旅館以外にも魅力的な宿が多数あります。予算や好みに合わせて、自分にぴったりの宿を見つけてください。

どの旅館も大正ロマンの雰囲気と源泉かけ流しの温泉を楽しめるので、銀山温泉の魅力を存分に体験できること間違いなし!

 

銀山温泉の宿泊料金相場と予約のコツ

スマホを使う女性

銀山温泉は人気が高く、予約が取りにくいことで知られています。

宿泊料金の相場や予約のタイミングを事前に知っておくと、スムーズに旅行計画が立てられます。ここでは料金相場と予約のコツをご紹介します。

宿泊料金の相場

銀山温泉の宿泊料金は、旅館や部屋タイプ、シーズンによってかなり差がありますが、1泊2食付きで1人2~5万円程度が相場です。

冬の雪景色シーズンや週末は料金が高くなります。4名以上のグループだと割引プランが用意されていることも。素泊まりプランや平日利用を狙うと、比較的リーズナブルに泊まれます。

予約が取れない場合の対策

銀山温泉は予約がとりにくい温泉地。
人気旅館は予約開始と同時に埋まってしまい、特に冬の雪景色シーズンは数カ月前から満室になります。SNSで話題になったことや外国人観光客の増加により、ますます予約困難になっています。

どうしても予約がとれない場合は、日帰り入浴や食べ歩きで温泉街を楽しむのもアリ。近くの肘折(ひじおり)温泉や瀬見(せみ)温泉、天童温泉に泊まって銀山温泉を日帰り観光する方法もあります。早めの予約と、日程を柔軟に調整できると予約がとれる確率が上がります。

 

銀山温泉の日帰り入浴

銀山温泉は宿泊しなくても日帰りで温泉を楽しめます。
共同浴場や一部の旅館で日帰り入浴を受付けているので、温泉街散策と合わせて気軽に温泉を堪能できます。ここでは日帰り入浴の施設と料金をご紹介します。

日帰り可能な施設と時間

銀山温泉で日帰り入浴できる施設は限られています。メインとなるのは共同浴場の「しろがね湯」。

モダンな建物が印象的な銀山温泉の共同浴場。細かな湯の花が浮かぶ湯は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で体の芯から温まります。

一部の旅館でも日帰り入浴を受付けているところがありますが、宿泊客優先のため混雑時は利用できないこともあります。

銀山温泉の観光スポット

銀山温泉は温泉だけでなく、周辺の観光スポットも魅力的。

温泉街の散策から自然の絶景、歴史を感じる坑道跡まで、みどころがたくさんあります。大正ロマン溢れる街並みと豊かな自然を存分に楽しみましょう。

銀山川沿いの温泉街散策

温泉街には食べ歩きやショッピングが楽しめるスポットが点在しています。温泉まんじゅうや、くるみ入りの餅菓子などのご当地グルメを片手に散策するのがおすすめ。古民家を活用したカフェでは、地元産のそば粉を使ったそばや、尾花沢スイカを使ったスイーツも味わえます。

石畳の道には雪の結晶を模したタイルが埋め込まれ、細部までこだわった街づくりが楽しめます。大正時代の貸衣装をレンタルして散策すれば、よりレトロな雰囲気を満喫できます。

和楽足湯(わらしゆ)

温泉街の入口、銀山川沿いにある足湯。周囲の山々や風情たっぷりの街並みを眺めながら温まろう。ガス灯の明かりに照らされる夜もおすすめ。湯は源泉をそのまま使用していて、少し熱め。ベンチの位置や高さにも工夫が凝らされている。

銀山荘 湯けむり食堂 しろがね

炎と煙をコンセプトにした、炭火焼きと蒸籠蒸しの店。山形牛の鉄板焼きや温泉の源泉で蒸しあげた野菜蒸し、山形の地酒の飲み比べなどを楽しめる。銀山温泉街の一番奥にあり、2階のカウンター席からは銀山温泉の名瀑「白銀の滝」を見ることができる。夜22時まで営業しているので、ランチやディナーだけでなく、カフェ利用や夜の一杯、夜食などにも利用できる。いちばん人気は鶏胸モモ肉を使った「名物しろがね丼」。季節のパフェなども人気。

酒茶房クリエ

銀山温泉の温泉街の中ほど、昔懐かしい郵便ポストが目印。1階6席、2階14席があり、内装は木のぬくもりあふれるアンティーク調。2階窓際からはレトロな温泉街が見下ろせる。自家調合したココアの上にマシュマロをのせた焼きココアのほか、ビールやウイスキー、カクテルといったアルコールメニューも豊富。

銀山温泉のベストシーズン

銀山温泉は四季折々で異なる表情を見せます。

最も人気が高いのは冬の雪景色。12月中旬以降に積雪が始まり、1~2月がピークシーズン。雪に覆われた温泉街は幻想的で、夜にはガス灯の光が雪を照らし出します。ただし混雑するため、静かに過ごしたい方は平日の訪問がおすすめ。

秋は紅葉が美しく、10月下旬~11月上旬が見頃。山々が赤や黄色に染まり、温泉街と見事に調和します。11月下旬には初雪がちらつくことも。

春から夏は新緑が美しく、観光客も少ない穴場シーズン。避暑地としても最適です。混雑を避けてゆっくり過ごしたい方におすすめです。

銀山温泉の注意点と事前に知っておくべきこと

銀山温泉を訪れる前に知っておきたい注意点をまとめました。事前に確認しておくことで、より快適に旅を楽しめます。

混雑時期と回避方法

銀山温泉は年間を通じて人気が高く、特に冬季と連休は混雑します。12~2月の雪景色シーズンはピークで、バスやシャトルバスが満席になることも。平日でも1時間前から行列ができる場合があります。混雑を避けるなら、早朝便を狙うか、春から夏の穴場シーズンがおすすめです。

温泉街の規模と滞在時間の目安

温泉街は全長約3kmとコンパクト。散策だけなら1~2時間、食事や足湯を楽しむなら2~3時間が目安です。周辺の観光地に足を延ばす場合は、さらに1~2時間見ておきましょう。日帰りでも十分楽しめる規模です。

冬季の積雪・服装・アクセス注意

冬季はマイカー規制があり、シャトルバス利用が必須。シャトルバスの運行は12月20日~3月末まで実施されます。積雪が多いため、スタッドレスタイヤやチェーンは必携です。服装は厚手のコートや防寒着、滑りにくい靴を着用しましょう。公共交通機関も雪の影響で遅延や運休が発生することがあるため、時間に余裕を持った計画が必要です。

温泉街でのマナーとルール

温泉街は住民の生活エリアでもあります。大声での会話や旅館の敷地内への無断立ち入りは避けましょう。撮影する際は他の観光客への配慮を忘れずに。足湯は源泉かけ流しで熱めなので、少しずつ足を入れてください。ゴミは必ず持ち帰り、静かな温泉街の雰囲気を守りましょう。

 

まとめ|銀山温泉で大正ロマンの世界を堪能しよう

大正ロマンの世界が広がる銀山温泉は、日常を忘れて特別な時間を過ごせる場所。

ガス灯に照らされた温泉街、四季折々の自然、歴史を感じる観光スポットが、訪れる人々を魅了し続けています。冬の雪景色はもちろん、紅葉や新緑の季節もそれぞれの美しさがあります。

事前にアクセス方法や混雑状況を確認しておけば、より快適に旅を楽しめます。温泉街は小さいながらもみどころが凝縮されているので、日帰りでも十分満喫できるでしょう。

ノスタルジックな雰囲気に包まれながら、ゆっくりと温泉に浸かる贅沢な時間を過ごしてみませんか。銀山温泉があなたを特別な世界へと誘います。


 

Photo:pixta

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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