【おとなのソロ部】文具探し、カフェ時間にワーキング…。コクヨのオフィス内「THE CAMPUS」で多彩なひとり時間
東京・品川、文具・オフィス家具メーカーのコクヨが手がけた「THE CAMPUS(ざ きゃんぱす)」は、オフィスでありながら一般にも開かれ、ひとりで立ち寄っても居心地のよい空間が点在。文具を試したり、コーヒーを飲みながら作業をしたり、緑のなかでぼんやりしたり。目的があっても、予定を決めずにふらりと訪れても、充実した自分時間を過ごせます。
街に開かれた、コクヨの新しい挑戦

2021年、文具やオフィス家具のメーカーとして知られるコクヨが、築40年の自社ビルをリノベーション。「みんなのワーク&ライフ開放区」をコンセプトに誕生した「THE CAMPUS」は、オフィスでありながら街に開かれた空間です。

コクヨ製品を扱うショップやコーヒースタンドがあり、一般の人も自由に利用可能。公園的な広場にはさまざまな樹木が植えられ、ビジネス街のオアシスのような場所になっています。
試して選べる、文具のテーマパーク

「THE CAMPUS SHOP(ざ きゃんぱす しょっぷ)」は、約700品番のコクヨ製品を扱うショップ。「こんな機能があったら便利なのに」という使い手の声に寄り添い、困りごとや社会課題の解決を目指して生まれた商品が並びます。

看板商品のキャンパスノートシリーズももちろん置いてあります。なかでも注目は、開いたときに真ん中がフラットになる「キャンパス フラットが気持ちいいノート」。スマホで撮影しても、影やゆがみが出にくく、きれいに写せるのもポイントです。


店内には、商品を実際に試せるコーナーも。引き出しには、ペンやのり、はさみなどの文具が揃い、使い比べることができます。コミュニケーターとよばれるスタッフに相談しながら、自分に合う一品を見つけられます。
おすすめ文具をピックアップ
日常のちょっとしたストレスを減らしてくれる工夫が詰まったおすすめ文具をご紹介します。
「ビートルティップ」は、カブトムシの角のようなペン先で、細線、太線、二重線(囲み線)の3種類の線を1本で引ける蛍光マーカー。コクヨでは、才能あるデザイナーの応援と共創を目的とするプロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード」を毎年開催しています。「ビートルティップ」はその受賞作品をもとにアレンジされた製品だそうです。※販売状況は2025年12月18日時点のものです。
「グルー テープカッター」は、軽量ながら、底面に吸盤が配置され、片手でもテープが切れる優れもの。特殊な吸盤なので、軽い力で取り外しもできます。特殊加工刃を採用しているため力を入れなくても切れ、切り口がギザギザではなくまっすぐなのも特徴です。

「針なしステープラー<ハリナックスプレス>」は、紙を圧着させるプレスロック式で紙を綴じるので、紙に穴が開かず仕上がりもきれい。紙を廃棄するときに、針を分別する手間を省けます。
「2Way携帯ハサミ<ハコアケ>(チタン)」は、約3mmの刃で段ボールを開梱できる「開梱カッターモード」とPPパンドや洋服のタグなどを切れる「ハサミモード」の2つのモードがある携帯ハサミ。
「ハサミ<サクサ>(ストレート刃)」は、従来のカーブ刃に比べて刃先が細いので、切りたい場所を狙いやすい文具。刃先まで紙を切ろうとすると、うまく切り終えず紙が折れてしまうことがありますが、「ハサミ<サクサ>(ストレート刃)」なら切り終わりまできれいに仕上がります。
新ロゴのグッズもお忘れなく
2025年10月に創業120周年を迎えたコクヨ。それを機に、ロゴやビジュアルアイデンティティを刷新。「好奇心を人生に」というコーポレートメッセージも設定され、好奇心あふれる未来に向けた、コクヨのありたい姿と目指す思いが込められたビジュアルアイデンティティになりました。
ロゴの「K」、「K」、「Y」が斜めラインで連なっているのが特徴で、この斜めラインはコクヨの歴史と未来をつなぐように無限に連なり、どこまでも伸びるイメージだそう。
そんなビジュアルアイデンティティを採用したグッズも登場し、なかでもコットンバッグは人気のアイテムのひとつです。9色のボディカラー、6パターンのロゴの並べ方で、シルクスクリーン印刷の色違いを加えると、80種類以上のトートバッグが誕生。すべて中の見えないシルバーの袋にランダムに入っているので、どのタイプが入っているのかは開けるまでのお楽しみ!
コクヨが1959年に測量士のために発売した「測量野帳」は、野外で立ったままでも筆記しやすい厚手の樹脂製表紙、水や汚れに強い耐水性のある中紙などを使用したミニノート。そんなロングセラー商品も新ロゴグッズに。
クロスは6色、斜め線とロゴは36パターン、200以上の表紙デザインを制作。こちらもシルバーの袋に入っているので、開けるまでどのデザインになるかはわかりません。
座り心地を体感、理想のチェア探し


長時間座っても疲れにくいチェアから、インテリアになじむチェアまで、幅広いラインナップを展開するコクヨ。家具体験コーナーでは、在宅ワーク向けのデスクチェアを実際に試し、スタッフのアドバイスを受けながら選ぶことができます(スタッフの在席は10~19時)。
チェアは、体格や姿勢、作業時間などによって適したものが異なるため、座り比べがおすすめ。家具体験コーナーには、デスクも置かれていて、実際に仕事をする体勢で確認することができます。
こちらは360度のグライディングが特徴の「ingLIFE」。座面がゆっくり揺れ、自然に体幹を整えてくれる設計で、前傾姿勢でもリラックスした姿勢でも常に快適な座り心地をサポートしてくれます。
仕事も休憩もOKな居場所いろいろ
館内には、ひと休みやリモートワークに使える席が点在。階段状のスペースに絵本が置かれ、クッションに身を預けてくつろげる場所もあり、まるで自宅のリビングのような心地よさです。

文具のお試しコーナー横には、テーブル席とベンチスペースが。各テーブルには、Wi-Fiのパスワードが書かれているので、作業もスムーズに進みます。無料で使える完全個室の「WORKPOD FLEX(わーくぽっど ふれっくす)」も1台あり、集中したいときに重宝します(予約不要、1日最大1時間利用可能)。

屋外の「PARK(ぱーく)」にはテーブルや椅子があり、緑に囲まれ、外の空気を感じながら気持ちよく過ごせます。卓球台も設置され、ラケットは無料でレンタルできます。
コーヒースタンドの名物チャイでひと息

ひと休みや作業のお供には、「COFFEE STAND .OTTEN(こーひー すたんど えってん)」のドリンクを。ホームメイドにこだわったチャイやレモネードをはじめ、コーヒー、紅茶、シェイク、日本茶ドリンクなど、気分に合わせて選べるドリンクのメニューが揃います。
おすすめは「エッテン チャイミルクティー」。オーガニックのスパイス7種をじっくり煮出した、香り高くスパイシーな一杯です。
お腹が空いたら「エッテンドッグ」をどうぞ。ヨーグルトソースとシラチャーソース(タイのチリソース)をかけたホットドッグは、ピリッとした辛味がクセになります。
さまざまな過ごし方ができる「THE CAMPUS」。ショッピングしたい日も、静かに集中したい日も、ただ気分転換したい日も、自分のリズムを崩さずにいられる。そんな安心感が、また足を運びたくなる理由です。
■THE CAMPUS(ざ きゃんぱす)
住所:東京都港区港南1-8-35
TEL:なし
営業時間:THE CAMPUS 8時30分~19時30分
※THE CAMPUS SHOP 10時~19時30分
※家具体験コーナー 10時~19時
※COFFEE STAND .OTTEN 8時30分~19時30分
定休日:土・日曜、祝日、不定休あり
URL:https://the-campus.net/
■おすすめの利用シーン:スタッフに相談しながら選びたいとき、自宅のワーク環境を整えたいとき、新しい文具をチェックしたいとき、リモートワークをしたいとき
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:yoko tajiri
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




