京都カフェ「613」のすがすがしい真っ白な空間で過ごす朝時間【きょん。のあの日この日のカフェダイアリー。】
普段京都でカフェを探す際、定番の河原町や烏丸エリアを選ぶ人は多いと思うのですが、東へ向かった先にある岡崎エリアにも素敵なお店は点在しているのです。平安神宮や京都市京セラ美術館などで有名な岡崎ですが、ここ最近カフェなどが増えつつあります。思えばここ1〜2年訪れていなかった気がするけど、足を運ぶきっかけをくれたのが2025年の9月にオープンした「613(ろくいちさん)」。
「白い」それ以外の言葉が、いったん消えてしまうほどに白いカフェ空間
観光で京都を訪れるとき、平安神宮や京都市京セラ美術館といった名スポットが集結した岡崎エリアを目的地にする人も多いはず。
実は個性派のカフェも多く、カフェ巡りをしたいときなんかにもってこいだったりもします。
そんな岡崎の中心から西へ少し、交差点の角っこに佇む白を基調とした建物の2階に、今回ご紹介したい「613」があります。
向かって左手にある階段で2階まであがり、その先の扉を開けると店主さんの人柄を反映したような、すがすがしい真っ白な空間がお見え。
本当にどこにピントを合わせても白い何かに出くわすのですが、作られた白ではないというか、目にもやさしいとっても心地のよい白なのです。
テーブルが一席とカウンターが数席のミニマムな空間。
それでいて圧迫感や窮屈さを感じさせないのもまた、この空間の魅力。
微笑みながら気さくに話しかけてくれる店主・小野さんとの会話も楽しくて、あれこれ話し込んでいる流れで、小野さんの経歴を聞いてびっくり。
なんと、京都を代表する人気ホテル「エースホテル京都」に勤めていたのだとか。
それを知ったとき、この美的感覚に納得しました。
ちなみに店名の「613」という数字の由来は、小野さんのラッキーナンバーなのだそう。
ふだん人様の誕生日を忘れがちなぼくでもこれならば覚えられますね。
イチオシメニューは名ホテルで腕を磨いた絶品フレンチトースト
そんな小野さんが生み出すメニューの数々は食事からスイーツまで多岐に渡るのですが、おすすめはモーニングメニューのフレンチトースト。
昔からフレンチトーストが大好きだったらしく、よくご自宅でも作られていたそうなのですが、エースホテル京都でさらに腕を磨いたことで生まれた一皿がこちら。
あたかも自分で作ったかのような言い方になってしまいますが、鮮やかな焼き色がなんともおいしそうでしょ? そう、おいしいのさ!
ふかふかとした上品なやわらかさで、咀嚼するたびにとろけるような甘さが広がるのです。
そこにキャラメリゼしたバナナにバニラアイスを重ねた、甘党歓喜の組み合わせ。
"口福"ってこういうときのためにある言葉なのでは、と思った。

フレンチトーストは甘じょっぱい系がタイプですという方は「生ハム&クリームチーズ」2000円がおすすめ。メープルの甘さと塩っけのウェーブが行ったり来たりする味わいがたまりません。
おやつとしてはもちろん、ブランチにもどうぞ。
コーヒーは小野さんが大好きだという五条にある「Walden woods kyoto」の豆を使用。クリアな味わいで、上質な酸味が心地よし。
余韻もさわやかなので、朝イチの一杯としてもおすすめです。
ありふれた景色も絵になる窓が素敵すぎて
テーブル席の先にあるこちらの窓からは、行き交う車や人々をぼんやりと眺めることができます。
そんなありふれた日常風景を、この特別な空間で朝食をいただきながら過ごすひとときがエモくて大好きです。
春になると桜が見えるかも、と仰っていたので、桜の季節になったらまた訪れたいなぁ。
そんな景色の美しさが映えるのも、キャンバスのようなこの白い空間だからこそ。
普段無難な黒い服を着がちなぼくの服もコーディネートしていただきたいところです...!
■613(ろくいちさん)
住所:京都府京都市左京区仁王門通新高倉東入北門前町478-4 2F
TEL:なし
営業時間:9~16時(15時30分LO)
定休日:不定休
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




