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フラワーアレンジメント体験レポ|不器用編集部員が挑戦!初心者でもできる?費用や通い方も解説【おとなの趣味事典】

フラワーアレンジメント体験レポ|不器用編集部員が挑戦!初心者でもできる?費用や通い方も解説【おとなの趣味事典】

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気になる習い事を読者の代わりに徹底調査する連載「おとなの趣味事典」。第1回は、できるようになったら友達に自慢したくなる習い事の代表「フラワーアレンジメント」です。インテリアにもなるし、誰かへの贈り物にもぴったり、花言葉も覚えたりなんかして……と妄想が膨らみます。今回はそんなフラワーアレンジメントに必要な道具や気になるレッスン料のことなど、楽しく通うポイントをご紹介します。

Summary

フラワーアレンジメントとは

講師の完成見本と、中條さんが制作したアレンジメントを並べた写真

フラワーアレンジメントとは、吸水性スポンジ(オアシス)をセットした器に花を挿し、立体的にデザインするアレンジメントです。花瓶に移し替える必要がなく、そのまま置いて飾れるのが大きな特徴。水やりもスポンジに注ぐだけと手軽です。

花束(ブーケ)が“束ねる”スタイルなのに対し、アレンジメントは“挿して形をつくる”スタイル。四方どこから見ても美しく見えるラウンド型など、立体的な構成を楽しめます。花をパーツとして捉え、面を整えていく感覚は、まるで小さな空間づくりのようです。

ニコライ・バーグマンのボックスフラワーアレンジメント
ボックス型のデザインはプレゼントにぴったり(写真提供:Nicolai Bergmann)

器の種類も豊富で、かごや陶器、ボックス型などデザインは自在。生花だけでなく、プリザーブドフラワーやドライフラワーでも楽しめます。インテリアとしてもギフトとしても映える、今のライフスタイルに寄り添うアレンジスタイルです。

編集部員が実際にワークショップを体験

表参道駅から徒歩3分にある「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store」で体験 (写真提供:Nicolai Bergmann)
東京メトロ表参道駅から徒歩3分にある「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store」で体験 (写真提供:Nicolai Bergmann)

今回は、東京・表参道にある「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store(にこらい ばーぐまん ふらわーず あんど でざいん ふらっぐしっぷ すとあ)」の2階で開催されている「Nicolai Bergmann International School of Floristry(にこらい ばーぐまん いんたーなしょなる すくーる おぶ ふろりすとりー)」のフラワーレッスンへ。

講師・西垣さんが制作した完成見本
講師・西垣さんが制作した完成見本

今回体験するのは、母の日向けのバスケットアレンジメント。こちらのフラワーレッスンでは、季節のイベントや花材に合わせたテーマが毎回設定されており、今回は母の日をイメージしたアレンジメントに挑戦します。

所要約2時間(デモンストレーション約30分+制作約1時間+写真撮影や休憩を含む)のレッスンを、編集部ののじょが体験しました。気になる料金や予約方法などは、最後にまとめていますのでチェックしてくださいね。

●PART1 講師によるデモンストレーション

デモンストレーションの様子

まずは講師・西垣拓哉さんによるデモンストレーションからスタート。使う花材や完成形のイメージ、基本の挿し方を丁寧に解説していきます。のじょは資料にメモを取りながら真剣な表情。

資料とペンが用意されているので、手ぶらで参加OK
資料とペンが用意されているので、手ぶらで参加OK

西垣さんは、ポイントをわかりやすく説明しながらも、迷いなくサクサクと花を挿していきます。その手元の早さに、初心者のじょは頭が不安でいっぱいに……。


のじょ:え、覚えられるかな……。フラワーレッスン自体が初めてなのですが、私にこれがつくれるんでしょうか……?

西垣さん:大丈夫ですよ。見本はあくまで参考です。まずはグリーンを挿して土台をつくることを意識しましょう。

のじょ:土台、ですね……。

西垣さん:迷わず手を動かすことが大事です。挿したい場所を自分の正面に持ってきて、花を挿す。挿したら回す、を繰り返します。

デモンストレーションが進むに連れ、笑顔が見えてきた中條さん

“挿したら回す”。シンプルだけれど奥深い。デモンストレーションは約30分。学びと感動、そして少しの不安が入り混じる時間でした。ここからいよいよ制作体験へ。

●PART2 いざ制作体験!

花材と道具が並ぶテーブル
白とコンクリートを基調としたスタジオに用意された花材と道具
グリーンとして使用した花材。左から、ビバーナム、ユーカリ(バロンフルール)、グニユーカリ、アセビ
グリーンとして使用した花材。左から、ビバーナム、ユーカリ(バロンフルール)、グニユーカリ、アセビ

花材はお店でベストのものをセレクトしてくれています!グリーンは、アセビやユーカリなどの4種。

花材は左から、スプレーカーネーション(ホットピンク)、スプレーバラ(カンタービレ)、スプレーバラ(ストロベリーポロン)、スプレーバラ(ピンクワルツ)、スプレーカーネーション(ミニティアラピンク)、スカビオサ(サーモンQ)、スプレーバラ(コンフェイト)
花材は左から、スプレーカーネーション(ホットピンク)、スプレーバラ(カンタービレ)、スプレーバラ(ストロベリーポロン)、スプレーバラ(ピンクワルツ)、スプレーカーネーション(ミニティアラピンク)、スカビオサ(サーモンQ)、スプレーバラ(コンフェイト)

花はカーネーションやバラを中心に7種。ニュアンスカラーや繊細な咲き方など、今のトレンドを感じさせる品種が揃います。手元にはオアシスをセットしたバスケットと花材専用のハサミ。いよいよ制作スタートです。

グリーンをオアシスに挿している中條さんの手元

まずはグリーンで土台づくりから。かごの縁に沿って挿し、全体の幅と高さを決めていきます。ここで形の“骨格”が決まるのだとか。


西垣さん:器と同じくらいの高さを目安に。意外と低めで大丈夫ですよ。 

のじょ:オアシスって思っていたよりコンパクトなんですね。ここに全部の花材を挿せるのかなあ……?

西垣さん:土台となるグリーンは残しても大丈夫。花は全部使ってください。まずはグリーンを挿して土台をつくりましょう。どんどん挿していきますよ。

 オアシスの中心を指しながら「メカニカル・フォーカル・ポイント」について説明する西垣さんと、それを聞く中條さん

続いて、グリーンを立体的に挿していく段階へ。オアシスの中心に「メカニカル・フォーカル・ポイント」とよばれる“見えない1点”をイメージし、そこに向かって放射状に花材を挿していくコツを教わります。
すべての茎を1点に向かって挿すことで、茎同士がぶつからず、形も安定するフラワーアレンジメントの基本的な考え方のひとつです。

ユーカリの葉の香りをかぐのじょ

グリーンの花材のひとつであるユーカリの葉の香りを嗅いでみて、「歯磨き粉みたいなにおいがする!」とはしゃぐのじょ。普段あまり草木にふれる機会がないだけに、葉をさわったり香りを確かめたりする時間にも、思わず癒やされます。

スプレーカーネーションをハサミで切る中條さんの手元

グリーンで土台ができ、いよいよ主役の花へ。カーネーションやバラを手にした瞬間、空気が少し変わります。ここからが本番。難易度が一段上がった気がして、のじょのハサミを持つ手にも緊張が走ります。


のじょ:フラワーレッスン自体が初心者の方もいらっしゃいますか? 私、センスに自信がなくて……、ちゃんと形になりますかね?

西垣さん:はい、もちろんいらっしゃいますよ。皆さんきちんと形にして帰られます。

のじょ:本当ですか……? グリーンと違って、花を挿していくのは難しそう。

西垣さん:大丈夫です。花材の組み合わせはこちらで整えています。見本通りでなくてもいいので、安心してどんどん挿していきましょう。

花を手にし、さらに真剣な表情を見せる中條さん
花を手にし、さらに真剣な表情を見せるのじょ

その言葉に背中を押され、思い切って一輪目をオアシスへ。意外にも、すっと入ります。西垣さんいわく、「オアシスに3cmほど入ればOK。無心になって迷わず挿していきましょう」。“迷わない”。この言葉が今日いちばんのキーワードになりました。

不明点があれば、講師に確認しよう
不明点があれば、講師に確認しよう

最初のデモンストレーションのときに、つぼみになっているカーネーションのがくを指で押して花を咲かせてから挿していたことを思い出したのじょ。花をそんなふうに扱った経験がないため、念のため、西垣さんに確認する場面も。

カーネーションは比較的強い花。指でやさしく広げるのもレッスンならではの学び
カーネーションは比較的強い花。指でやさしく広げるのもレッスンならではの学び

のじょ:え、こんなにさわって、花を広げちゃっても大丈夫ですか?

西垣さん:このカーネーションなら大丈夫。咲かせてあげると、表情が出ますよ。

教わったとおりに、カーネーションを咲かせて挿すことができた

教わったとおりに、カーネーションを咲かせて挿すことができました!

腰を低くし真横からもアレンジメントを確認していく

上から見て、横から見て、高さを確認。ラウンド型になるよう面を意識しながらも、「少し飛び出しても個性になりますよ」と西垣さん。“正解はひとつじゃない”という言葉に、少し肩の力が抜け、笑顔がこぼれます。

教室の一角に用意されたコーヒーとスイーツ。レッスン料金内に含まれる(写真提供:Nicolai Bergmann)
教室の一角に用意されたコーヒーとスイーツ。レッスン料金内に含まれる(写真提供:Nicolai Bergmann)

体験の合間には、コーヒーやスイーツでひと休みも可能。完成後のご褒美として、スイーツを横に置いて頑張る人もいるそう。最大24名が参加するレッスンでは、講師1名のほかアシスタント2名ほどがサポート。制作時間はおよそ1時間強で、自分のペースでアレンジメントを仕上げていきます。

●PART3 完成&講評

完成したフラワーアレンジメント前に西垣さんから講評をいただく中條さん

約1時間強で完成。最初は不安そうだったのじょの顔がほっと緩みます。完成品を見ながら西垣さんに講評をいただきました。


のじょ:意外と形になってます! よね……?

西垣さん:きれいにラウンドが出ていますよ。高さのバランスもいいですね。グリーンでつくった土台が、全体をしっかり支えています。テーブルの上もきれいで、落ち着いて制作できていましたね。

●PART4 撮影タイム

スマホで完成品を撮影する中條さん

制作パートは撮影OK。自分でつくった作品を、その場で写真に収めます。今回は母の日向けのレッスン内容ということもあり、そのままお母さんにプレゼントする人も。思い出として花がフレッシュなうちに写真を残しておくのがおすすめ。写真撮影や休憩の時間も含め、レッスン全体はおよそ2時間で終了します。

●PART5 ラッピング&お持ち帰り

完成したアレンジメントをラッピングする西垣さんの手元

最後は丁寧にラッピングしてもらいます。ロゴ入りの専用ボックスに収めてもらい、特別感もアップ。

そのまま持ち帰っても、発送してもOK。発送代は●●●円〜(配送先により異なる)(★ご確認②:発送代金を教えてください)
そのまま持ち帰っても、発送してもOK。発送代は1650円〜(配送先により異なる)

そのまま表参道を散策するもよし、地方に暮らす家族へ発送することも可能。完成品をそのまま飾れるのがアレンジメントの魅力です。

始めるときに用意する道具などは?

今回のレッスンでは2種のハサミを用意。太い枝を切るものと、細い茎を切るもの。使いやすいほうを使ってOK
今回のレッスンでは2種のハサミを用意。太い枝を切るものと、細い茎を切るもの。使いやすいほうを使ってOK
ハサミ
花材専用のハサミがおすすめ。茎をつぶさずきれいにカットでき、水の吸い上げもよくなります。利き手用につくられているものもあるので、購入時は右手用・左手用を確認しましょう。
オアシス
オアシス(吸水性スポンジ)
アレンジメントの土台となる必需品。あらかじめ水をしっかり吸わせてから使います。これがあれば、花を自由な位置に固定できます。
花器(かご・陶器など)
オアシスをセットする器。ナチュラルなかご、モダンな陶器など、雰囲気に合わせて選べます。まずは自宅にある器でもOKです。

初期費用やレッスン料のこと&通う頻度はどのくらい?

テーブルの上に置かれたハサミと花材

初期費用でかかってくるもの

フラワーアレンジメントは、ハサミ・オアシス・花器があれば始められる趣味。特別な機材は不要なので、比較的お手頃にスタートできます。花材専用のハサミは数千円程度から手に入り、あとは器を用意すればOKです。

また、東京都内のフラワーアレンジメントレッスンの相場は、花材費込みで1回5500円〜8800円ほど。一方、今回取材した「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store」のような人気フラワーショップでは、1回6600円〜2万2000円ほどと幅があります。価格の違いは主に花材の質や量。希少な品種をぜいたくに使えるのも、ブランドブティックのレッスンならではです。

実際に通う頻度の目安

今回のようなフラワーアレンジメントのレッスンなら、月2回・隔週ペースがおすすめ。常に部屋に新しい花を飾れるうえ、前回教わったことを忘れないうちに復習できます。

フラワーレッスンは、毎月テーマが変わる教室も多く、頻繁に通えない人は2〜3カ月おきなど季節ごとに通うだけでも、色合わせや花材の扱い方のバリエーションが自然と身についていきます。目安としては、数回通うだけでも変化を実感できるそう。まずは数回、季節をまたいで体験してみるのもおすすめです。

もっと深く学びたいなら?資格取得という道も

フラワーアレンジメントのデモンストレーションを行う西垣さん

フラワーアレンジメントは趣味として気軽に楽しめるものですが、さらに学びを深めたい人向けに資格制度もあります。技術や知識を体系的に学ぶ目安として、いくつかの資格が設けられています。

代表的なのが、唯一の国家資格である「フラワー装飾技能士」。実技と学科を通して技術力を証明する資格です。また、国内最大級の団体である「NFD(日本フラワーデザイナー協会)」の公認資格も広く知られています。体系的なカリキュラムで学べるため、講師や教室開講を目指す人の目安にもなっています。

さらに、特定のショップやスクールが設ける「プロフェッショナルコース」という道もあります。年間を通してレッスンを受け、修了証(ディプロマ)を取得できる仕組みです。今回体験した「Nicolai Bergmann International School of Floristry」でも、1年間通うプロフェッショナルコースがあり、花の仕入れやディスプレイ、ウェディング装花など、より実践的な内容を学べるのが特徴です。

こんな人におすすめ!実際のおすすめポイントを生の声で紹介

忙しい人にこそ、季節の移り変わりを感じるとっておきのご褒美タイムにぴったり。
フラワーアレンジメントを制作している中條さん

どんな人が参加されるのか?西垣さんに聞いてみると、「仕事を忘れるために来ています、という方がいますね。花の感触や香りでリラックスできると、気分を切り替えるために来る方が多い印象です」。花に向き合う時間は、ただの習い事ではなく、自分と向き合う時間。集中して手を動かすことで、自然と頭も心もすっきりするのだとか。

仕事が忙しいワーカーが趣味として続けるコツは、レッスンの選び方。夜開催や土日クラスを選んだり、休日の朝時間を有効活用したり。仕事先や遊びに行きたい街でレッスンを探すのも一案です。単発レッスンなら、スケジュールに合わせて気軽に参加できます。

「センスがなくても大丈夫です。花材の組み合わせは整っていますから」と西垣さん。その言葉通り、花や道具がセットされたレッスンなら、初心者でもきちんと形になります。バラが好き、チューリップが好き。そんな“好き”をきっかけに気軽に申し込んでみるのも素敵な始め方です。まずは単発レッスンから、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

「るるぶ&more.」で紹介しているフラワーアレンジメント教室はここ!

写真は1階のショップエリア。カフェも併設。フラワーレッスンは2階で行われる (写真提供:Nicolai Bergmann)
写真は1階のショップエリア。カフェも併設。フラワーレッスンは2階で行われる (写真提供:Nicolai Bergmann)

<教室DATA>
■Nicolai Bergmann International School of Floristry(にこらい ばーぐまん いんたーなしょなる すくーる おぶ ふろりすとりー)
住所:東京都港区南青山5-7-2-2F
TEL:03-5464-0745
営業時間:10〜19時
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ表参道駅B3出口から徒歩約3分

講師の完成見本と、中條さんが制作したアレンジメントを並べた写真

<レッスンDATA>
■ファースト マザーズアレンジメント(2026年5月開催予定)
参加定員:24名
申込人数:2名単位(ペア参加/完成品の交換も可)
所要時間:約2時間(デモンストレーション約30分+制作約1時間+写真撮影や休憩を含む)
料金:1万7600円(2名分)
開催スケジュール:公式サイト(https://www.nicolaibergmann.com/school/)に掲載
キャンセル規定:開催日の1週間前まで無料。以降は花材のみ、または講師制作の完成品を発送対応可
※こちらのレッスンは2名単位ですが、通常のレッスンは1名単位での参加となります。

そのほかのフラワーアレンジメントも要チェック↓

Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)/写真提供:Nicolai Bergmann


※オアシスは株式会社デンソーウェーブのスミザーズオアシスの商標登録です。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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