【おとなのソロ部】「ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店」で楽しむ“自分チョコ”。バレンタインにもおすすめ
例年2月は、チョコレートをじっくり味わいたくなる季節。本物のカカオと静かに向き合う、そんなひとり時間に訪れたいのが、ショコラ専門店「ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店(じゃんぽーるえゔぁん とうきょうみっどたうんてん)」(JEAN-PAUL HÉVIN/ジャン=ポール・エヴァン)です。カフェを併設した空間で、“自分チョコ”として作りたてデザートを堪能。バレンタインシーズンはもちろん、通年楽しみたい大人のグルメなソロ時間をご紹介します。
フランスをそのまま日本へ。ショコラトリー「ジャン=ポール・エヴァン」の魅力

複合施設「東京ミッドタウン」のガレリア地下1階に位置する「ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店」。東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線六本木駅から徒歩すぐというアクセスのよさもあり、仕事帰りや休日のおでかけに立ち寄りやすい一軒です。
入口を入ると、左手にショコラやケーキが並ぶブティックエリア「カーヴ ア ショコラ」、右手にカフェスペース「バー ア ショコラ」が出迎えます。
「バー ア ショコラ」にはカウンター席とテーブル席があり、ひとりでも自然に過ごせる空気感。ダークトーンを基調にしたインテリアは、ほどよくリッチで落ち着きがあり、大人の時間にぴったりです。
ジャン=ポール・エヴァンは、フランス・パリ発のショコラトリー。1988年にパリにオープンし、2002年に日本初上陸。以来「パリと同じ味を、日本でも」という姿勢を貫いています。
特徴的なのは、ショコラを冷凍せず、毎週フランスから空輸していること。大量にストックせず、フレッシュな状態で届けるスタイルは、業界でも珍しいのだとか。
カカオの香りや味わいを大切にするためのこの輸送方法は、効率よりも品質を優先する哲学の表れ。奇をてらわずクラシックでありながら、いつ食べても「ちゃんとおいしい」と感じられる理由が、ここにあります。
店名である「ジャン=ポール・エヴァン」は、創業者であるフランス・マイエンヌ出身のショコラティエの名前。1970年代よりパティシエとして経験を積み、1986年にパティシエ・コンフィズール部門でフランス国家最優秀職人章(MOF)を受章しました。
素材の個性を生かし、クラシックでありながら洗練された味わいを追求する姿勢は、今もブランドの核となっています。流行に左右されず、本質的なおいしさを追い求める哲学が、一粒一粒のショコラに息づいています。
“自分チョコ”をカウンターで。作りたてのおいしさをじっくり味わうソロ時間

ショコラを味わうソロ体験は、バー ア ショコラのカウンター席から。店内でデザートが仕上げられていくのを待つ時間も、ひとりだからこそ味わえる贅沢です。
今回いただいたのは、作りたてのクレープ「ムニュ クレープ ショコラ オランジュ」と、温かいチョコレートドリンク「ショコラ ショ パリジャン」のセット(2310円)。この季節にぴったりの、王道の組み合わせです。
チョコレートスイーツにチョコレートドリンク、と聞くと「少し重たいかも?」と感じる人もいるかもしれませんが、その心配は無用。バー ア ショコラのメニューは、スイーツもドリンクもショコラ同士で心地よく楽しめるよう、全体のバランスを考えてレシピが組み立てられています。
ショコラ生地にオレンジキャラメルとビターチョコレートアイスを合わせたクレープは、甘さよりもカカオの香りが印象的。途中で別添えの生クリーム「シャンティイ」を加えると、ミルクのコクが加わり、味わいがやさしく変化します。ひと皿のなかで少しずつ表情が変わっていくのも、作りたてならではの楽しさ。
ドリンクの「ショコラ ショ パリジャン」は、ホットでショコラを楽しむための定番レシピ。しっかりと泡立てることで、カカオの香りがふわりと立ち上がるよう設計されています。クレープもドリンクも、すべて同じ“カカオ”から生まれたもの。それでも、ひとりでゆっくり味わうと、それぞれに異なる表情があることに気づかされます。
もうひとつのおすすめとして教えてもらったのが、季節のケーキ「クール ドゥ リヴォリ」と、冷たいチョコレートドリンク「ショコラ グラッセ ナチュール トラディション」のセット(1848円)です。
スミレが香るカメルーン産カカオのバヴァロワに、カシスのクリーム、クルスティヤン(クリスピー)を重ねたケーキは、層ごとに異なる味わいと食感が楽しめる一品。トップのショコラは体温でやさしく溶け、ムースの軽やかさ、カシスの酸味、サクッとした食感がリズムよく続きます。ショコラティエの技術と感性を感じさせる、完成度の高いケーキです。
ケーキに合わせた「ショコラ グラッセ ナチュール トラディション」は、「ショコラ ショ パリジャン」の冷たいバージョン……と思いきや、実はホットとは別レシピ。甘さを抑え、カカオの香りと滑らかなのどごしを引き立てています。
日本ではまだ馴染みの少ない冷たいチョコレートドリンクですが、一度飲んでみるとその軽やかさに驚かされます。冷たいものが飲みたいけれど、コーヒーや紅茶ではない選択肢がほしい。甘いものが欲しいけれど、ケーキほど重たくはしたくない。そんな気分のときに、そっと寄り添ってくれる一杯でした。
自宅で味わう、自分チョコみやげ3選

お店での余韻を、自宅でも楽しみたい。そんなときに選びたい“自分チョコみやげ”を3点ピックアップしました。2026年のバレンタインコレクションから、おすすめをご紹介します。

今季のテーマは、「夢、そしてカカオ」。“バタフライエフェクト”に着想を得て、小さな変化が大きな効果を生むという考え方を、ショコラの世界に重ねています。
ハートやバタフライをモチーフにしたビジュアルには、ひと粒のカカオがもたらす香りや味わい、そして思いが、静かに広がっていくイメージが込められているのだそう。
まずは、「ボンボン ショコラ 9個 レフェパピヨン」(6588円)。限定デザインのボックスに、期間限定ショコラを含む詰め合わせ。価格帯・見た目・満足感のバランスがよく、自分へのとっておきのご褒美に選びたい一箱です。
次に、「ボワットゥ メタル アルドン」(4104円)。ブルーの缶に、ハートやクマ型のショコラ、ペルル クラッカントゥ(粒状のシリアルビスケットにチョコレートがコーティングされたお菓子)を詰め合わせた一品。食べ終えたあとも手元に残したくなる、遊び心のある缶パッケージが印象的です。
そして、「サック バゲット パレ 5枚 アルドン」(1998円)。カメルーン産カカオのビターチョコレートと、塩をアクセントにしたキャラメル風味のミルクチョコレートを組み合わせた詰め合わせ。手に取りやすい価格で、少しずつ味わいたい人におすすめです。
通年商品としては、定番のボンボンショコラも外せません。初めてジャン=ポール・エヴァンを味わうなら、「カライブ」(ビターガナッシュ)、「サフィル」(フィユテーヌ、ナッツ、ミルクチョコ)、「マノン」(塩キャラメル)、「トロワ オランジュ」(オレンジ ビターガナッシュ)などから試してみるのも。

購入後は、冷蔵庫に入れず直射日光を避けた冷暗所での保管が基本。夏場に冷蔵庫へ入れる場合は、庫内の匂い移りを防ぐため外装ごとビニール袋に包み、野菜室など温度の低すぎない場所へ。食べる前は袋に入れたまま18~20度ほどの室温に戻すと、香りがより引き立ちます。赤ワインの扱いをイメージすると、考えやすいかもしれません。
毎週空輸で、冷凍されずに届くショコラだからこそ、カカオの香りを大切に味わいたい。箱で買わなくてもいい、もっと自由に。バレンタインの2月をきっかけに、“パリジャン的日常使い”のショコラを、ひとり時間に取り入れてみませんか。
■ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店
(じゃんぽーるえゔぁん とうきょうみっどたうんてん)
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリアB1F
TEL:03-5413-3676
営業時間:11~21時(20時30分LO)
定休日:不定休
■おすすめの利用シーン:ひとりでカフェを楽しみたいとき、ひとりでおいしいショコラやスイーツを味わいたいとき
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)/一部、ジャン=ポール・エヴァン提供
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