湯もみ

草津温泉ってどんなところ? 泉質、アクセス、楽しみ方まで日本屈指の名湯の魅力を徹底紹介

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群馬県を代表する名湯・草津温泉。強い酸性の湯と湯畑の景色が有名で、日帰り入浴から宿泊まで多彩な楽しみ方ができる温泉地です。この記事では、草津温泉を初めて訪れる方に向けて、基本情報やアクセス、観光スポットや過ごし方までわかりやすく紹介します。

Summary

 

草津温泉ってどんなところ?

草津温泉

草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある日本の代表的な温泉地。標高約1200mの高原に位置し、豊富な湧出量と強い酸性泉が特徴です。

草津温泉の自然湧出量は毎分約3万2000ℓ以上で、日本一の湧出量を誇ります。温泉街の中心には「湯畑」とよばれるシンボルがあり、豊富な温泉が湧き出る様子が見られます。泉質は酸性泉で、pH値は2.0前後。この強い酸性が高い殺菌力をもち、さまざまな効能があるとされています。
江戸時代の温泉番付では最高位の「大関」に格付けされ、古くから名湯として知られてきました。現在も多くの観光客が訪れる人気の温泉地です。

草津三湯めぐり

草津三湯めぐりは、草津温泉の3つの日帰り入浴施設を巡る人気の温泉体験です。「ちょいな三湯めぐり手形」(大人2100円、子ども1050円)を購入すると、「大滝乃湯」、「御座之湯」、「西の河原露天風呂」の3施設に入浴できます。(有効期限なし)

それぞれの施設で異なる源泉を使用しているため、草津温泉の多彩な泉質を体験できるのが魅力。手形は3施設のいずれかで購入でき、当日中に3施設を巡ることができます。草津温泉を訪れたら、ぜひ三湯めぐりで源泉の違いを楽しんでみてください。

草津温泉へのアクセス方法

温泉の中心地である湯畑周辺の住所は「群馬県吾妻郡草津町草津」。草津温泉へのアクセス方法はおもに電車・バス、車、高速バスの3つがあります。

アクセス方法 ルート 所要時間
電車・バス JR吾妻線で長野原草津口駅下車→JRバス関東で草津温泉バスターミナル 東京から約3時間
関越自動車道 渋川伊香保IC→国道353号・145号・292号経由 渋川伊香保ICから約1時間30分
路線バス 軽井沢駅→草津交通バスで草津温泉 軽井沢から1時間20分

冬季は雪道となるため、車で訪れる際はスタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要。草津温泉には駐車場が複数用意されているため、観光マップで事前に確認しておくと便利です。

 

草津温泉の泉質と特徴

湯畑

草津温泉には6つの主要な源泉があり、それぞれ異なる泉質と特徴をもっています。

●湯畑源泉
●万代鉱源泉
●白旗源泉
●西の河原源泉
●煮川源泉
●地蔵源泉

すべての源泉が酸性泉ですが、湧出場所や成分によって効能や肌ざわりが異なります。草津温泉の源泉は自然湧出で、加水や加温をせずにそのまま利用できる高温の温泉。源泉ごとに異なる個性を楽しめるのが草津温泉の魅力となっています。

湯畑源泉

湯畑源泉は草津温泉のシンボルである湯畑から湧き出る源泉。毎分約4000ℓの湧出量があり、温度は約55℃です。
pH値は約2.1の酸性泉で、硫黄などの成分を含んでいます。草津温泉を代表する源泉として、多くの旅館や共同浴場で使用されています。湯畑周辺では湯けむりが立ち上る様子を見ることができ、草津温泉らしい景観を楽しめます。

万代鉱源泉

万代鉱源泉は草津温泉のなかで最も湯量が豊富な源泉です。毎分約6200ℓの湧出量を誇り、温度は約90~95℃と高温です。
pH値は約1.6で、草津温泉の源泉で最も酸性度が高く、強い刺激があります。高温かつ強酸性のため、多くの施設では湯もみや冷却を行ってから使用されています。万代鉱源泉は、草津温泉の豊富な湯量を支える重要な源泉となっています。

白旗源泉

白旗源泉は、源頼朝が発見したという伝説が残る歴史ある源泉。温度は約52℃です。pH値は約2.1と、ほかの源泉と比べて酸性度がやや低く、肌への刺激が穏やかなのが特徴。「白旗の湯」などの施設で使用されていて、源泉かけ流しを楽しむことができます。

西の河原源泉

西の河原源泉は西の河原公園一帯から湧き出る源泉。毎分約1073ℓの湧出量があり、温度は約50℃。pH値は約2.0の酸性泉です。

煮川源泉

煮川源泉は草津温泉の北側に位置する源泉です。湯畑から「大滝乃湯」へ向かう途中に湧出していて、温度は約48~51℃です。
pH値は約2.1の強酸性で、硫黄の香りが特徴。「美人の湯」ともよばれ、「大滝乃湯」や共同浴場の「煮川の湯」などで楽しむことができます。

地蔵源泉

地蔵源泉は湯畑から東へ徒歩数分の場所に位置する源泉。共同浴場「地蔵の湯」の隣で湧き出ていて、温度は約49.9℃です。
pH値は約2.2の強酸性で、微白濁した湯と硫黄の香りが特徴。古くから「目洗いの湯」として親しまれてきた歴史があり、慢性皮膚病などにも良いとされています。ただし、温泉水を直接目に入れると目を傷つける恐れがあるため注意が必要です。

 

草津温泉の人気観光スポット

湯もみ

草津温泉には温泉街ならではの魅力的な観光スポットが数多くあります。

●湯畑
●西の河原公園
●熱乃湯(湯もみショー)
●光泉寺

温泉に浸かるだけでなく、これらのスポットを巡ることで草津温泉の歴史や文化を深く知ることができます。

湯畑

毎分約4000ℓの湯が湧き出す源泉。湯畑の中には7本の湯樋(ゆどい)がありますが、これは高い湯の温度を下げるための工夫。樋に流しながら温度を下げ、各旅館の内湯や共同浴場へ送られます。樋の先では、湯が滝のように流れ落ちて豪快。


西の河原公園

草津の源泉のひとつ、西の河原周辺を整備した公園。ゴロゴロ転がる岩の間のあちこちから湧き出した湯が、温泉の川となって流れ、湯溜まりが点在しています。その間を縫うように遊歩道が設けてあり、荒涼とした独特な風景を楽しみながら散策できます。遊歩道は公園の奥にある西の河原露天風呂まで通じていて、その手前には文学碑やベルツ博士の胸像などがあります。

熱乃湯

湯畑の前にあり、草津ならではの「湯もみと踊り」のショーが見られます。中央の湯槽を使って、揃いの装束に身を包んだ女性たちが唄う草津節に合わせ、長さ約1.8mの板でリズミカルに湯をかき回します。「湯もみ体験」は日・月曜に行われていて、所要約20分。


光泉寺

奈良時代の高僧として有名な行基が開いたと伝わる寺。行基が病人のために祈って杖を突いたところ、地面から温泉が湧き出し、そこに堂を立てたのが寺の始まりといわれています。湯畑の前から境内まで石段が続いていて、石段の途中には温泉観音や不動尊などが祭られています。境内には薬師如来を祭る本堂、町の文化財指定の釈迦堂、芭蕉や一茶の句碑などがあります。

 

草津温泉の旅行スタイル別おすすめの楽しみ方

草津温泉はさまざまな旅行スタイルに対応できる魅力的な温泉地です。

●ひとり旅
●女子旅
●子連れ・家族旅
●カップル旅

それぞれの旅行スタイルにあわせた楽しみ方を知ることで、より充実した草津温泉旅行を楽しめます。

ひとり旅

ひとり旅では自分のペースでゆっくりと草津温泉を満喫できます。共同浴場の湯めぐりや、温泉街の散策がおすすめです。
「大滝乃湯」、「御座之湯」、「西の河原露天風呂」などの共同浴場を巡れば、異なる源泉の湯を楽しめます。三湯めぐり手形を利用すると、お得に複数の施設を利用できます。

また、湯畑周辺のカフェで温泉街の雰囲気を楽しんだり、「西の河原公園」を散策したりと、自由に時間を使えるのがひとり旅の魅力。

女子旅

女子旅では温泉と食べ歩き、写真撮影を楽しむのがおすすめ。草津温泉街には映える撮影スポットが多数あります。
湯畑のライトアップは幻想的な写真が撮れる人気のスポット。温泉まんじゅうや花豆ソフトクリームなどの食べ歩きグルメも充実していて、温泉街を散策しながら楽しめます。また、日帰り温泉施設や足湯でリラックスしたり、湯の花や草津ラスクなどのお土産選びも女子旅の楽しみのひとつです。

子ども連れ・家族旅

子ども連れ・家族では温泉と自然体験を組み合わせた楽しみ方がおすすめ。草津温泉には家族で楽しめるスポットが揃っています。

「西の河原公園」は遊歩道が整備されていて、小さな子どもでも安心して散策できます。湯もみショーは子どもも楽しめる体験型のアトラクションで、家族みんなで草津温泉の文化にふれられます。また、草津温泉周辺には自然を楽しめるスポットもあり、温泉と合わせて楽しめます。

カップル旅

カップルでは温泉街の散策とロマンチックな雰囲気を楽しむのがおすすめ。草津温泉にはカップルで訪れたいスポットが多数あります。
湯畑の夜のライトアップは幻想的な雰囲気で、カップルに人気のスポット。温泉街を散策しながら、手をつないで湯けむりが立ち上る風景を楽しめます。

また、「西の河原露天風呂」では開放的な露天風呂を一緒に楽しむことができます。温泉街のカフェやレストランで食事を楽しんだり、お土産選びをしたりと、二人の時間を満喫できます。



 

草津温泉のグルメ

温泉まんじゅう

草津温泉には温泉街ならではのおいしいグルメが揃っています。

●温泉まんじゅう
●花豆ソフトクリーム
●温泉たまご
●舞茸料理
●蕎麦
●湯の花まんじゅう

温泉街を散策しながら食べ歩きを楽しんだり、地元の食材を使った料理を味わったりと、さまざまな楽しみ方ができます。

温泉まんじゅう

温泉まんじゅうは草津温泉を代表する定番グルメ。温泉街には複数の老舗店があり、それぞれ独自の味わいを楽しめます。
黒糖を使った茶色い皮と甘さ控えめの餡子が特徴で、できたての温かい温泉まんじゅうは格別のおいしさ。湯畑周辺の店舗では、蒸したてのまんじゅうをその場で購入して食べ歩きができます。お土産としても人気が高く、草津温泉の定番土産となっています。

花豆ソフトクリーム

花豆ソフトクリームは草津温泉の名物スイーツ。群馬県産の花豆を使用したソフトクリームで、やさしい甘さとなめらかな食感が特徴です。
花豆は群馬県の特産品で、栄養価が高く独特の風味があります。この花豆を使ったソフトクリームは、温泉街散策の休憩にぴったりのスイーツ。湯畑周辺の店舗で販売されていて、食べ歩きグルメとして人気があります。

温泉たまご

温泉たまごは草津温泉の源泉を利用して作られる名物グルメ。高温の温泉で茹でられた卵は、白身がとろりと柔らかく黄身が半熟の絶妙な仕上がりになります。
湯畑周辺の店舗や共同浴場で購入でき、その場で食べることができます。温泉の熱を利用した伝統的な調理法で作られていて、草津温泉ならではの味わいを楽しめます。塩をかけてシンプルに食べるのがおすすめです。

舞茸料理

舞茸料理は草津温泉エリアの郷土料理です。群馬県は舞茸の産地として知られていて、新鮮な舞茸を使った料理が楽しめます。
舞茸の天ぷらや舞茸ご飯、舞茸鍋など、さまざまな調理法で提供されています。舞茸特有の香りと歯ごたえが特徴で、温泉旅館の食事や温泉街のレストランで味わうことができます。地元産の新鮮な舞茸を使った料理は、草津温泉での食事の楽しみのひとつ。

蕎麦

蕎麦は草津温泉エリアの定番グルメ。高原の気候で育った蕎麦は香りが高く、おいしいと評判です。
温泉街には複数の蕎麦店があり、手打ち蕎麦を提供しています。ざる蕎麦やかけ蕎麦など、季節や好みに合わせて選べます。地元の水を使った蕎麦は、草津温泉観光の食事として人気があります。

湯の花まんじゅう

湯の花まんじゅうは草津温泉の名物和菓子です。温泉まんじゅうと似ていますが、湯の花をイメージした独特の形状や風味が特徴です。
草津温泉の湯の花にちなんだ名前で、お土産としても人気があります。温泉街の和菓子店で購入でき、草津温泉ならではの和菓子として親しまれています。

 

草津温泉のお土産

草津温泉には温泉地ならではのお土産が揃っています。

●湯の花
●花豆
●草津ラスク

温泉の恵みを生かした商品や地元の特産品など、草津温泉の魅力を持ち帰ることができるお土産が人気です。

湯の花

湯の花は草津温泉を代表するお土産です。温泉の成分が結晶化したもので、入浴剤として自宅で草津温泉の湯を楽しむことができます。
湯畑に設置された湯樋で採取される湯の花は、草津温泉の強い酸性泉の成分を含んでいます。自宅の浴槽に入れるだけで、草津温泉の泉質を再現できます。温泉街の土産もの店で購入でき、草津温泉ならではのお土産として人気があります。パッケージもさまざまなタイプがあり、用途に合わせて選べます。

花豆

花豆は群馬県の特産品で、草津温泉の定番のお土産です。大粒で栄養価が高く、甘く煮た花豆は上品な味わいが特徴です。
甘納豆や煮豆として加工された商品が多く販売されていて、お茶うけやおやつに最適です。また、花豆を使った和菓子やスイーツも人気。湯畑周辺の土産もの店で購入でき、日持ちするため贈答用としても選ばれています。

草津ラスク

草津ラスクは草津温泉の人気のお土産です。サクサクとした食感とやさしい甘さが特徴のラスクで、幅広い年齢層に人気があります。
温泉街の洋菓子店で製造されていて、さまざまなフレーバーが揃っています。個包装されているため配りやすく、職場や友人へのお土産に適しています。軽くて持ち運びやすいのも魅力です。温泉街の土産もの店や専門店で購入できます。



 

まとめ|草津温泉の魅力を存分に楽しもう

草津温泉は日本を代表する名湯で、豊富な湯量と強い酸性泉が特徴。湯畑をはじめとする観光スポット、6つの個性豊かな源泉、湯もみショーなどの伝統文化体験、そして温泉街ならではのグルメやお土産まで、さまざまな楽しみ方があります。

三湯めぐりで異なる源泉を巡ったり、温泉街を散策したりと、ひとり旅でも家族旅行でも充実した時間を過ごせます。東京から約3時間、週末の小旅行にも最適な距離感です。

草津温泉の魅力を存分に楽しんで、心身ともにリフレッシュしてくださいね。


 
Photo:pixta

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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