おでかけ
更新日:2026.02.26
【鎌倉】江ノ電沿線映えスポット5選! 知っておきたい条例情報も
「鎌倉らしい写真を撮りたい!」と思ったときは、鎌倉〜藤沢間を結ぶローカル電鉄・江ノ電を狙うのがおすすめ。沿線には、海やトンネル、街並みとレトロ車両がコラボする映えスポットがたくさんあります。まずは鎌倉で条例化されている撮影マナーをチェックしてから、いざ、撮影の旅へ出かけましょう。
出発前にチェック! 撮影マナーにまつわる「条例」とは?
クラシカルなたたずまいの江ノ電鎌倉駅
鎌倉は、1年を通じて国内外から多くの観光客が集まる一大観光都市です。しかし、近年は観光マナーが地元で問題に。その影響から、2019年に制定された「鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」の周知徹底が推進されています。
簡単に言うと、「迷惑行為は止めよう」という趣旨。その中には、撮影マナーに関する注意点も含まれています。
七里ヶ浜プリンスホテル前にある踏切
具体的には、「車道において、立ち止まる等車両の通行の妨げになるような方法で撮影を行うこと」、「線路の周辺等危険な場所で撮影を行うこと」などは迷惑行為とされています。
観光客や地元の方々に配慮し、誰もが気持ちよく過ごすことができるようマナーを守りながら、撮影を楽しみましょう。
撮影スポット1:江ノ電唯一のトンネルとレトロ車両のコラボ/極楽洞
ローカルな雰囲気も心地良い桜橋
江ノ電極楽寺駅から徒歩すぐのところにある「極楽洞(ごくらくどう)」は、トンネルから顔を出す江ノ電を撮影できるスポットです。赤い欄干が目を引く桜橋から見下ろすと、すぐ眼下に線路が見渡せます。
断崖に囲まれた極楽洞を走り抜ける江ノ電
桜橋側から望めるトンネル出口はレンガ造りの坑門になっているため、風情満点。崖上には桜が枝々を延ばし、春になると江ノ電×桜のコラボも。撮影する際は、鎌倉方面へ向かう電車を狙うとシャッターのタイミングが合わせやすいです。
撮影スポット2:海と江ノ電が織りなす、海街ならではの絶景/七高通り
七高通りの下に設けられた踏切
海辺を走る江ノ電を撮影するなら、江ノ電七里ヶ浜駅から徒歩7分の「七高通り(しちこうどおり)」へ。駅から東へ国道134号沿いを歩いていくと踏切が現れ、そこから左へ折れた坂道が撮影ポイントです。
七高通りに延びる通称「美人坂」から江ノ電を望む
坂道を上り、頂上付近から振り返ると、そこには青々と広がる海と、コトコト走る江ノ電の姿が。まさに鎌倉を象徴する写真が撮影できます。
たびたびドラマや映画のロケ地に使用されているだけあって、風光明媚。撮影のコツは、できるだけ坂の頂上付近からカメラを構えること。特にお昼時などに訪れると、陽光が水面を輝かせ、幻想的な光景が収められます。
撮影スポット3:江ノ電のレトロさを際立たせる隠れた撮影ポイント/行合橋
行合橋の上を走る江ノ電
江ノ電七里ヶ浜駅のすぐそばにも知る人ぞ知る撮影ポイントがあります。行合川に架かる全長約12mの「行合橋(ゆきあいばし)」。錆色の鉄橋とレトロ車両が織りなすコントラストは、実にのどか。ガタゴトと響く通過音も旅情を醸します。
秋はススキとのコラボも見られる
実はこの橋、鎌倉時代の名僧・日蓮聖人ゆかりの歴史スポットとしても知られています。日蓮聖人が鎌倉幕府を批判して処刑されそうになったとき、幕府の使者が橋上で行き交ったことが「行合橋」の名前の由来。鉄道好きのみならず、歴史ファンにもおすすめのスポットです。
撮影スポット4:日本で唯一、線路と道路が併用されている橋へ/神戸橋
腰越駅へと入る江ノ電車両
街中を縫うように走る姿も、江ノ電ならではの光景です。江ノ電腰越駅から徒歩1分の地に架かる「神戸橋(こうどばし)」では、そんな「街に溶け込む江ノ電」を見ることができます。
神戸橋交差点のすぐ横に架かる橋
なんと、「神戸橋」は、日本で唯一の鉄道道路併用橋。昭和3年(1928)に竣工されて以来、現在も道路に敷かれた軌道上を車と江ノ電が共用しています。ユニークな景観に出会える地として、鉄道ファンの間で人気を集めているスポットです。
撮影スポット5:普通鉄道日本一の急カーブのド迫力を体感/龍口寺前交差点
蛇行する江ノ電が見られるスポット
江ノ電江の島駅から徒歩3分のところにある「龍口寺前交差点(りゅうこうじまえこうさてん)」では、うねるように交差点をすり抜けていく江ノ電が見られます。
カーブの半径はわずか約30m。さらにS字を描くため、ダイナミックな江ノ電を撮影するにはうってつけ。江の島駅の手前に位置しているので、まずは電車に揺られて車内で急カーブの迫力を体感し、その後、下車して撮影に臨むのがおすすめです。
鉄道が道路上を走る併用軌道なのもポイント
ちなみに、龍口寺近辺は桜の名所としても親しまれ、春になると桜と江ノ電のコラボも撮影できます。鉄道ファンなら一度は訪れたいスポットです。
四季折々、色々な場所から素敵な写真を撮ることができる江ノ電沿線。撮影マナーを守って素敵な思い出を残しましょう。
Text:るるぶ情報版(国内)編集部
Photo:田中耕二(鎌倉駅・桜橋・七高通りの写真を除く)
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●この記事は『るるぶ鎌倉 '27』に掲載した記事をもとに作成しています。