鮮度とコスパは折り紙付き。食通も唸る金沢の寿司4選
本格寿司もリーズナブルに楽しめるのが金沢のうれしいところ。地の利にも恵まれ鮮度抜群の素材と丁寧な仕事が光る職人の技で、地元っ子も魅了する名店が揃っています。
Summary
1.金澤玉寿司 せせらぎ通り店
百万石地物にぎり(ノドグロ、ブリトロ、白エビの握り9貫に、玉寿司自慢の蒸し寿司1貫のセット)10貫3780円。
創業70年、伝統的包丁道の継承で知られる金沢の代表店、玉寿司の支店。金沢の中央市場や富山の漁港から届く地物中心の魚介を昼は手頃に楽しめます。夜は寿司会席や一品料理も提供する。市内中心部という好立地も魅力。
2.すし屋 小桜
ランチ10貫5000円。美しい端正な握り10貫に手巻きや椀、デザートが付きます。
主人は東京で江戸前を研鑽。寿司を握るキレの良さ、煮切り3種の使い分けなど、細心の仕事には高い評価が集まります。研究を重ね、シャリの味を調整するなど地元の嗜好にも配慮がなされています。
3.幸兵衛寿司
百万石の鮨3800円は、高級白身ノドグロの炙り、貴重なアカニシ貝、甘エビなどの地物を主とする握り10貫。
魚介は地物を中心に、アナゴは最良とされる瀬戸内海産を仕入れるなど食材を厳選。米は昆布ダシを沸騰させて炊く地獄炊きでふっくらとしたシャリも特徴です。兼六園からも近く器に九谷焼を用いるなど金沢情緒も豊か。
4.鮨処 あさの川
昼の握りおまかせ5400円。甘エビ、マグロのづけなどの握り9貫に、森田氏直伝の手巻き、小鉢、汁物が付きます。
西日本の大御所、小松弥助の大将・森田一夫氏から仕事の極意を伝授された店主が腕をふるいます。地物を主とし全国から仕入れる素材や工芸の器など、風情ある茶屋街のもてなし処としても注目を集めています。