カリスマ書店員さんの選書センスにときめきっぱなし。世界を広げる一冊に出合える「蟹ブックス」

カリスマ書店員さんの選書センスにときめきっぱなし。世界を広げる一冊に出合える「蟹ブックス」

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JR高円寺駅から徒歩約4分。高円寺パル商店街を下った先にある「蟹ブックス(かにぶっくす)」は、「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」など多数の書店を渡り歩いてきた花田菜々子(はなだななこ)さんが店長を務めるブックストア。ポップな雰囲気ながらも、居心地のよい空間で、花田さん自身がセレクトした多彩なジャンルの本と素敵なギャラリー展示を楽しむことができます。

Summary

雑居ビルの2階にある、ポップなブックストア

高円寺駅を降りてすぐ、南口に広がる「高円寺パル商店街」を抜けた先にある新高円寺通り。古着屋さん、雑貨屋さんが集まった、高円寺らしい雰囲気です。
その一角を歩いていると、ふと突然、かわいい蟹のイラストが描かれた看板と目が合います。

「蟹ブックス」というユニークな店名に、なんだか心惹かれます。でも、付近には雑居ビルしかない……きょろきょろしながら目前のビルに仰向けると、「本」の文字が!

階段を上がると、雑居ビルらしい風景と共に、白いドアがひとつ出迎えてくれます。

少々緊張感がある店構えですが、手書きの「OPEN」のプレートがあるので安心。
蟹さんのステッカーにもほっこりしつつ、ドアノブを回します。

扉を開いた先にあるのは、先程までの無機質な風景とは異なり、ミントグリーンの壁がかわいい空間!
色とりどりの本と相まって、ポップな世界観です。

店名通り、店内には、蟹のミニチュアやぬいぐるみがところどころに点在
店名通り、店内には、蟹のミニチュアやぬいぐるみがところどころに点在

そんなポップな「蟹ブックス」の店長を務めるのは、『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』などの著書で知られる花田菜々子さん。
「ヴィレッジヴァンガード」や「二子玉川 蔦屋家電」、「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」など、約20年間さまざまな書店を渡り歩いたカリスマ書店員さんです。

お客さん思いの空間で出合う、ときめきの一冊

「蟹ブックス」で取り扱わっているのは、新刊書が中心。
「毎月面白い本がたくさん出るからこそ、来てくれる人に新しいものや面白そうなものはないかなと思ってほしい」という花田さんの思いのもと、「眺めているだけでワクワクした気持ちになれる本」、「自分や他者のことをもっと深く知るための本」、「いま生きているこの社会がどうしたらもっといいものになるのかゆっくり考えるための本」の3つを軸とした、多彩なジャンルの本が取り揃えられています。

例えば、入り口すぐの本棚には、人文や社会、心理などの本が詰め込まれています。一見お堅いと感じるかもしれませんが、“きのこ”や“バッタ”などの生き物、身近な日常をテーマにしたものなど、なんだか気になって手を伸ばしたくなる本が多数。
新しい知識や味方を広げる一冊を見つけられそうです。

窓際には、話題のエッセイが面出しで置かれています。表紙へのときめきから、新しい作家との出合いが始まるかも?

左のホームエリアには、文芸を中心とした本棚が置かれています。文芸といっても、小説に限らず、最近人気だという短歌から、言語学、編集者や校正者による本まで幅広く揃えられているとか。

大型書店のように、作家順やレーベル、ジャンルごとの仕切りがないため、タイトルに惹かれて、普段読まないような作家やジャンルものを取ったり、そこから周りの本が気になったり…偶然の出合いが連鎖していくのが楽しい!

さらに、ZINEの棚も隣接しています。ZINEとは、出版社を介さず個人で作る冊子のこと。近年は「文学フリマ」が大盛況で、自分たちで本を作ろうとする人は増えてきているのだとか。 
ZINEは、装丁から判型、扱うテーマもさまざま。一般的な本のかたちに囚われない、こだわりの詰まった一冊一冊が魅力的に映ります。

中央の本棚も、女性向けのエッセイや「ちょっとゆるく生きる」ための本、「旅」や「食」にまつわるエッセイやレシピ本など、バラエティ豊かです。

これだけジャンルが豊富だと、本選びにも悩んでしまいそう…!
「自分で探したいけど、どれを買っていいかわからない」、「おすすめの本を知りたいけど、話すのが苦手」と困ってしまった時は、ところどころに添えられたPOPやメモに目をむけてみて。

花田さんが読んだ感想、おすすめのポイントが書かれているため、お探しの本を見つける後押しをしてくれること間違いなしです。

読みたい本のイメージがある時は、花田さんに直接相談してみてももちろんOKです。
今回、「心がほぐされるような一冊」もしくは「新生活におすすめの一冊」というざっくりとしたイメージを、好きなエッセイストの名前とともにお伝えしたところ、おすすめの3冊の本を用意してくれました!

セレクトしてもらった3冊は、日常生活や社会に優しい気づきを与えてくれる作品ばかり。本好きの花田さんによる丁寧な紹介も相まって、どの本も惹かれてしまいますが、今回は普段読まない男性作家のエッセイを購入してみることにしました! 
自分だけで一般書店を回るのとは違う、新しい本との出合いがあるのも「蟹ブックス」ならではの魅力ですね♪

ブックカバー

また、本を購入すると、蟹さんがいっぱい描かれた、オリジナルのブックカバーに包んでくれちゃいます!「蟹ブックス」らしさあふれるかわいさで、読書タイムが楽しくなること間違いなしです。

ギャラリー展
ギャラリー展

さらに、「蟹ブックス」では、ギャラリースペースも存在しています。
ギャラリーは、単に知り合い同士だからではなく、花田さん自身が「この人の展示をやりたい」、「こういうものを蟹ブックスのお客さんに見てほしい」と思ったものを探して、開催するのだとか。

編集部が訪問した際は、『東欧センチメンタル・トリップ』の著者・イスクラさんの写真展『終わりなき旅』が開催されていました。 
 
展示では、イスクラさんが撮影したという東欧の美しい景色のほかに、現地の食器や雑貨なども販売されていました。異国情緒あふれる展示物に、あまり馴染みのない東欧という地への興味も広がるよう…!

展示の横には、「疲れたら座って休んでください」というメモのもと、一脚イスも用意されています。優しい心遣いに思わずほっこり。

蟹ブックス限定のオリジナルグッズもご紹介!

先程紹介したブックカバー以外にも、「蟹ブックス」には「蟹」にちなんだ、トートバックやステッカーなど、日常を楽しく彩ってくれること間違いなしのオリジナルグッズが盛りだくさん!
新規もファンもときめくグッズは、店頭でも通販でも購入できるとのことなので、気になる方は要チェックです。

「蟹ブックス×スケラッコ トートバッグ」1650円
「蟹ブックス×スケラッコ トートバッグ」1650円

店内に飾られていたトートバックは、お店のサイトで「世界に現存するトートバッグの中で最もかわいい」と紹介されるかわいさ!
タテ・ヨコともに35cmくらいの大きさで、普段使いもしやすそう。

「蟹グラス」1980円
「蟹グラス」1980円

色とりどりの蟹さん達のイラストは、香山哲さんによる描き下ろし。
読書をしたり、PCに何かを打ち込んでいたり…ユニークな表情にときめきます。

「蟹ブックスロゴ・ホログラムステッカー」330円
「蟹ブックスロゴ・ホログラムステッカー」330円(画像提供:蟹ブックス)

入り口のドアにも貼られていたステッカーは、店内でも購入できます。虹色に光り輝くホログラムがまぶしい!

「かにかにCLUB」100円
「かにかにCLUB」100円

店内のZINEだけでなく、「蟹ブックス」でも毎月1日にZINE「かにかにCLUB」が発売されています。月ごとのおすすめの本紹介から、店員さんによるエッセイまで楽しく読み進めることができます♪
通販利用だと無料でプレゼントというありがたさもうれしい!

ポップな世界観と、多彩な本のラインナップで興味が広がる「蟹ブックス」。 ぜひ高円寺に訪れた時は、足を運んでみてくださいね!

■蟹ブックス 
住所:東京都杉並区高円寺南2-48-11-2F 
TEL:03-5913-8947 
営業時間:12~20時 
定休日:木曜 
アクセス:JR高円寺駅から徒歩4分


Text:望月七愛
Photo:村岡栄治 ※一部、店舗提供画像

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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