熱海温泉

熱海温泉ってどんなところ? 泉質の特徴から観光・グルメ・おみやげまで完全ガイド

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熱海温泉へ旅行する際、どこを観光すればいいのか、どんなグルメやお土産があるのか気になる方は多いですよね。熱海温泉は、泉質の良さだけでなく、観光スポットや温泉街散策、地元グルメまで楽しめる魅力あふれる温泉地です。おすすめのまとめて紹介するので、ぜひ旅のプランニングの参考にしてくださいね。

Summary

 

熱海温泉ってどんなところ?

温泉のれん

熱海温泉は、静岡県熱海市に位置する日本有数の温泉地。約1300年の歴史をもつ熱海温泉は、奈良時代に箱根の万巻上人が海中に湧く温泉を現在の地に移したことが始まりとされています。江戸時代には徳川家康が湯治に訪れ、熱海の温泉を江戸城に運ばせたことでも知られています。源泉数は500本以上、総湧出量は毎分約1万6600ℓと豊富な湯量を誇ります。

熱海温泉へのアクセス方法

熱海温泉へは東京から非常にアクセスしやすい立地にあります。おもなアクセス方法は下記の通り。

アクセス方法
ルート
所要時間
新幹線
東京駅→熱海駅(東海道新幹線こだま)
約40~50分
特急電車
東京駅→熱海駅(特急おどり子)
約1時間20分
在来線
東京駅→熱海駅(東海道線)
約1時間40~50分
東京IC→厚木IC(東名高速道路)→石橋IC(小田原厚木道路西湘バイパス)→国道135号経由
約2時間
※表は左右にスクロールできます

大阪・京都方面からは東海道新幹線でアクセスできます。

 

熱海温泉の泉質と効能

風呂桶を持つ人

熱海温泉は42℃以上の高温泉が全体の約90%を占めます。泉質は塩化物泉が約60%、硫酸塩泉が約30%、単純泉が約10%。東海道線を境に海側へ行くほど塩化物泉の源泉が多くなります。

塩化物イオンが多く含まれるため、塩分が皮膚を覆い保温効果に優れています。疲労回復、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、筋肉や関節の慢性的な痛みなどに効果があるといわれています。

塩化物泉は切り傷、皮膚乾燥症などに効能があり、硫酸塩泉も同様の効能が期待できます。ただし、病気の活動期や重い心臓・肺・腎臓の病などの禁忌症に該当する場合は入浴を控える必要があります。

熱海温泉の人気観光スポット

花火

熱海温泉には魅力的な観光スポットが数多くあります。 温泉とあわせて観光を楽しむことで、熱海の魅力を存分に体感できます。おもな観光スポットは下記の通りです。

●熱海海上花火大会
●熱海サンビーチ
●來宮神社
●熱海城

熱海海上花火大会

熱海湾海上で行われる花火大会。スターマインや尺玉、新種の花火が間断なく打ち上げられ、フィナーレの「大空中ナイアガラ」では、会場が真昼のような明るさになります。 

熱海サンビーチ

熱海温泉街の東側に約400m続く都市型の人工海浜ビーチ。ヤシの並木通りに沿った波が穏やかな白い砂浜で、ビーチ南端に続くムーンテラスが人気の「親水公園」とあわせて散策に格好です。日没~22時にはビーチ全体がライトアップされてムーンライトビーチに変身。早朝の朝日や熱海海上花火大会の花火を楽しむにもおすすめ。

夏には海水浴場として開設され、分煙ビーチの導入や早朝ビーチクリーナー、キッズエリア設置も実施されます。東海岸サービスセンターにはコインロッカーも完備。海上には海上アスレチックである熱海サンビーチウォーターパークが登場します。

來宮神社

木々に囲まれて重厚な社殿が立つ神社。社殿の裏手にある大楠(天然記念物)は推定樹齢2100年以上で、本州1位の巨樹です。樹高約26m、幹の周囲が約24mあり、1周すると1年間長生きするといわれています。オープン茶寮「報鼓」等、カフェ軽食施設などもあります。

熱海城

熱海の名勝・錦ヶ浦が麓に広がる山上に聳え立つ「熱海城」。外装5層、内部9階の高層建築で、昭和34年(1959)に建設されました。天守閣風の堂々とした「熱海城」を中心に、敷地内には庭園別館「熱海トリックアート迷宮館」や庭園レストラン「ヒルトップテラス」があります。

「熱海城」館内には、鎧兜や刀剣などを展示した武家資料館や日本城郭資料館などがあり、武家文化に関する資料が充実しています。5階江戸体験コーナーや4階江戸のなぞ絵・遊び絵、1階ジェット付き足湯は子どもにも大人にも大人気。6階パノラマ展望天守閣からは晴れた日には大島・初島までを一望できます。

 


熱海温泉街のおすすめ散策ルート

ビーチ

熱海温泉街は徒歩で散策できるコンパクトな街並みが魅力。坂道や細い路地が多く、温泉街ならではの風情を感じながら観光を楽しめます。効率的に巡れる2つの散策ルートをご紹介します。

海岸線を巡る下り坂ルート


スポット
移動時間
みどころ
①熱海駅前商店街
熱海駅からすぐ
食べ歩きグルメ、家康の湯(無料足湯)
②大湯間歇泉
徒歩約20分
約4分ごとに噴湯する熱海七湯のひとつ
③熱海サンビーチ
徒歩約15分
ヤシ並木の遊歩道、海水浴
④親水公園
徒歩約15分
恋人の聖地ムーンテラス
※表は左右にスクロールできます

JR熱海駅を出たら、まず駅前の平和通り商店街と仲見世通り商店街で、温泉まんじゅうやさつま揚げなどの食べ歩きを楽しみます。

商店街から坂道を下ると「大湯間歇泉」に到着し、道中ではところどころから湧き立つ湯気を発見できます。さらに坂を下ると「熱海サンビーチ」に到着し、「親水公園」まで海沿いを散策できます。下り坂が中心のため体力的な負担が少なく、海を眺めながらリゾート気分を味わえるルートです。

「來宮神社」への参拝ルート


スポット
移動時間
みどころ
①來宮神社
熱海駅から徒歩約15分
来宮駅から徒歩約5分
樹齢2100年超の大楠、参道散策、茶寮
②熱海駅前商店街
徒歩約15分
お土産購入、食べ歩き
※表は左右にスクロールできます

「來宮神社」へはJR熱海駅から徒歩約15分、またはJR来宮駅から徒歩約5分です。

参道から本殿、大楠まで緑と水に囲まれた自然のなかを散策できます。境内には茶寮が併設されていて、参拝前後にひと息つくことができます。「來宮神社」から熱海駅方面へ戻る道は下り坂のため移動もスムーズで、帰り道に商店街へ立ち寄ってお土産も購入できます。

 

熱海温泉の旅行スタイル別おすすめの楽しみ方

熱海温泉は旅行スタイルに合わせてさまざまな楽しみ方ができます。カップル、家族連れ、日帰り温泉など、それぞれの目的に応じた過ごし方をご紹介します。

カップルにおすすめの過ごし方

カップルには露天風呂付き客室や貸切風呂のある宿がおすすめ。二人きりでプライベートな時間を過ごせ、オーシャンビューの客室なら相模湾を一望できます。夜にはライトアップされた「熱海サンビーチ」や「親水公園」を散策し、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。

美術館や博物館での芸術鑑賞や、商店街での食べ歩きデートも人気。温泉街ならではの和菓子やスイーツを味わいながら、昭和レトロな街並みを歩く時間は特別な思い出になります。

子連れ・家族におすすめの過ごし方

子連れ・家族旅行には、キッズルームやプール付きの宿がおすすめ。ベビーバスやベビーソープが用意された大浴場、離乳食の提供など、赤ちゃん連れでも安心して利用できるサービスが整った宿が多くあります。貸切風呂なら周囲を気にせず家族でゆったりと温泉を楽しめます。

「熱海サンビーチ」での海水浴や「熱海城」での観光は、子どもも楽しめるアクティビティ。「熱海城」には無料ゲームコーナーや足湯があり、家族みんなで楽しめる施設です。

日帰り旅行におすすめの過ごし方

日帰り旅行には、JR熱海駅から徒歩圏内やアクセスしやすい立地の日帰り温泉施設がおすすめ。大規模な日帰り温泉施設では、露天立ち湯や岩盤浴、ロウリュなど多彩な温浴施設を楽しめます。海を一望できる絶景露天風呂は、日帰りでも熱海温泉の魅力を存分に体感できます。

日帰りプランには食事付きのものもあり、伊豆の海の幸を味わいながら温泉を満喫できます。貸切風呂を利用できる施設もあるため、カップルや家族でプライベートな時間を過ごすこともできます。

 

熱海温泉のグルメ

商店街

熱海温泉では新鮮な海の幸や地元特産品を使ったグルメが楽しめます。

●金目鯛料理
●あわび串・サザエ串
●熱海だいだいを使った料理
●アジの唐揚げ

それぞれ詳しく見ていきます。

金目鯛料理

金目鯛の煮付け

金目鯛は伊豆を代表する高級魚。煮付けは秘伝の煮汁で煮込まれ、ふっくらとした身に甘辛いタレが染み込みます。海鮮丼は刺身と漬けの二色で提供されることが多く、くちなしで色付けした「黄飯(きめし)」とよばれる祝い飯に盛り付けられることも。

あわび串・サザエ串

サザエ

熱海平和通り商店街では海鮮串の食べ歩きが人気。あわび串はアワビを丸ごと1個串に刺したメニューで、バター醤油で焼き上げられます。サザエ串やホタテ串も人気で、店頭で焼きたてを購入できます。

熱海だいだいを使った料理

熱海だいだい

熱海だいだいは日本一の生産量を誇る特産品です。「代々続く」という縁起の良さから正月飾りにも使われます。香りがよく酸味が利いて、魚や肉料理を引き立てます。だいだいポン酢やだいだい胡椒などの調味料、羊羹やマーマレードなどのスイーツに活用されます。

アジの唐揚げ

あじの唐揚げ

JR熱海駅直結のショッピングモールではアジの唐揚げが人気。アジをまるごと揚げているため骨まで食べられ、サクサクとした食感が特徴。

熱海温泉のおすすめ土産

熱海温泉では伝統的な温泉まんじゅうから新感覚のスイーツ、新鮮な海産物まで多彩なお土産が揃います。

●温泉まんじゅう
●干物
●麦こがしを使ったお菓子
●熱海だいだいの加工品

温泉まんじゅう

熱海の定番土産です。大正時代初期に温泉の蒸気で蒸す製法が考案され、現在は駅前商店街から市役所付近まで多くの店舗があります。

北海道十勝産小豆や沖縄県波照間島産黒糖を使用し、ふんわりとした生地に自家製あんが包まれています。個装タイプが多く、職場や友人へのお土産にも最適。緑茶だけでなくコーヒーや日本酒にも合います。

干物

熱海を代表する海産物のお土産。刺身にできるほど新鮮な魚を昔ながらの手法で天日干しし、ふっくらとした身に魚のうまみが凝縮されます。

アジ、イカ、金目鯛、カマス、サバなど種類が豊富で、江戸時代から続く老舗干物店や自社製造の店舗が、熱海駅ビルや駅前商店街、銀座通りに点在します。夕・朝食の一品やお酒の供にもおすすめ。

麦こがしを使ったお菓子

「來宮神社」の神様へのお供え物としてなじみ深い縁起物。麦こがしはオオムギを炒ってから挽いた粉で、まんじゅう、クッキー、ラスク、ジェラートなど、多様な和菓子・洋菓子に使用されます。しっとりもちもちの黒麦まんじゅうや、ほろほろとした食感のクッキー、麦こがしをつけて食べるラスクなどがあります。個装や小さな包みで職場や友人に分けやすいのもうれしいポイント。

熱海だいだいの加工品

日本一の生産量を誇る特産品の加工品。だいだいポン酢、だいだい胡椒などの調味料のほか、羊羹、マーマレード、ネクター、クラフトコーラシロップ、ピクルスなど多彩な商品があります。NPO法人や地元企業が熱海の宝として商品開発を進めています。

 

まとめ|熱海温泉の魅力を存分に楽しもう

熱海温泉は首都圏から新幹線で約50分という好アクセスで、豊富な源泉数と高温の温泉が特徴。塩化物泉を中心とした泉質は保温・保湿効果に優れ、美肌効果も期待できます。

海岸線を巡る散策ルートや「來宮神社」への参拝ルートなど、温泉街ならではの楽しみ方が充実しています。

「熱海サンビーチ」や「來宮神社」、「熱海城」などの観光スポット、金目鯛料理やアジ、アワビなどの海鮮グルメ、温泉まんじゅうやスイーツ、ジェラートなどの食べ歩きグルメや土産も豊富です。カップル、子連れ・家族、日帰り温泉など、旅行スタイルに合わせた過ごし方ができる、大人気の温泉地です。

 


Photo:pixta

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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