伊勢神宮の鳥居に昇る朝日

【三重・伊勢】一生に一度は訪れたい! 伊勢神宮の巡り方│見どころ&アクセス情報も

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“日本人の心のふるさと”ともいわれる伊勢神宮(いせじんぐう)。約2000年の長い歴史を誇り、全国に8万社以上あるという神社の中心です。皇室の御祖神(みおやがみ)であり、日本人の総氏神でもある天照大御神(あまてらすおおみかみ)が主祭神として祀られています。今回は、そんな聖地・伊勢神宮を詳しくご紹介します!

Summary

伊勢神宮ってどんなところ? 基本情報をチェック

内宮の正宮
内宮の正宮

伊勢神宮の正式名称は「神宮」といいます。「皇大神宮(こうたいじんぐう)」(内宮)と「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」(外宮)の2つの正宮と、別宮など125もある宮社の総称が「伊勢神宮」です。
内宮(ないくう)には太陽の神・天照大御神が祀られており、外宮(げくう)には衣食住と産業を司る豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています。

外宮の別宮・土宮(つちのみや)
外宮の別宮・土宮(つちのみや)

125社の中で、2つの正宮に次いで格式あるお宮が別宮です。全部で14社あり、内宮と外宮の周辺のほか、三重県志摩市などのかなり離れた場所には遙宮(とおのみや)と呼ばれるお宮もあります。

伊勢神宮のはじまりとは? なぜ伊勢にあるの?

内宮の宮域内を流れる清流・五十鈴川の流れを利用した五十鈴川御手洗場
内宮の宮域内を流れる清流・五十鈴川の流れを利用した五十鈴川御手洗場

伊勢神宮の起源は、古代の神話時代にまでさかのぼります。『日本書紀』によれば、今から約2000年前の第10代崇神(すじん)天皇の時代に、世の中が疫病など多くの災いに見舞われました。そこで、皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)は天照大御神を祀るのに最もふさわしい地を探す旅に出ます。最終的に伊勢の地に定めたと伝えられ、これが現在の内宮です。
そこから約500年後、天照大御神の食を司る神様として豊受大御神が招かれ、外宮が創設されました。

お伊勢まいりは外宮から! 伊勢神宮・外宮のみどころ

外宮の正式名称は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)です。古くから「お伊勢まいりは外宮から」といわれているのをご存知でしょうか? 伊勢神宮の参拝は、外宮→内宮の順で巡るのが習わしです。今回は、この順路に沿ってみどころをご紹介します!

外宮の手水舎
外宮の手水舎

JR伊勢市駅から外宮参道を5分ほど歩くと、外宮への玄関口である表参道火除橋があります。そこを渡って神域に入ったら、手水舎で心身を清めてから鳥居をくぐり、さらに進みましょう。木々に囲まれた表参道を通って、まずは正宮を参拝します。

外宮の正宮
外宮の正宮

正宮の御祭神は豊受大御神です。約1500年前、天照大御神が「自分一人では食事が安らかにできない」と夢で神託を伝えたことから、丹波国(現在の京都府北部)から伊勢に招かれたといわれています。
豊受大御神は、衣食住や産業の守護神であり、特に食料や穀物の恵みをもたらす御饌都神(みけつかみ)とされています。正宮は4重の垣根と正殿、御饌殿など、6つの社殿から成っています。

外宮の別宮・多賀宮
外宮の別宮・多賀宮

正宮におまいりしたら、次に宮域内にある3つの別宮を参拝しましょう。外宮の宮域内には、外宮の別宮の中でもっとも格式が高く、正宮に次いで重要な第一別宮の「多賀宮(たかのみや)」、外宮の森一帯の土地や宮川堤防を守護する神様を祀る「土宮(つちのみや)」、五穀豊穣・作物の収穫に深く関わる風雨を司る二柱を祀る別宮の「風宮(かぜのみや)」の3つの別宮があります。「多賀宮」「土宮」「風宮」の順でおまいりしましょう。

外宮の宮域内で最も古い楠の一つといわれる清盛楠
外宮の宮域内で最も古い楠の一つといわれる清盛楠

外宮の宮域内には、ほかにも多くのみどころがあります。樹齢800年を超える古木で平清盛にまつわるエピソードを持つ「清盛楠(きよもりぐす)」や、裏参道にあって、皇室から奉納された神馬が飼育されている「御厩(みうまや)」などにも注目しながら、境内をゆっくりとめぐりたいものです。お守りやお神札が受けられる「外宮神楽殿」にもぜひ立ち寄ってください。

■豊受大神宮(とようけだいじんぐう)/伊勢神宮 外宮(いせじんぐう げくう)
住所:三重県伊勢市豊川279
TEL:0596-24-1111 (神宮司庁)
営業時間:1~4・9月は5~18時、5~8月は5~19時、10~12月は5~17時
料金:参拝無料

伊勢神宮・内宮のみどころは? 外宮からのアクセスも

深い森に包まれた内宮の境内を歩こう
深い森に包まれた内宮の境内を歩こう

外宮からバスで約20分の場所にある内宮は、皇室の御祖神である天照大御神を祀るお宮。正式名称は皇大神宮(こうたいじんぐう)といいます。

内宮は、長い歴史を通じて国家の中心的な信仰の場として崇敬されてきました。境内は五十鈴川の清流に沿って広がり、荘厳で静寂な雰囲気に包まれています。正宮のほかに、「荒祭宮(あらまつりのみや)」、「風日祈宮(かざひのみのみや)」の2つの別宮などがあります。

内宮の正宮
内宮の正宮

正宮に祀られている天照大御神は、太陽にもたとえられる神であり、皇祖神であり、高天原の主神であり、八百万の神々の中でも中心となる日本人の総氏神でもあります。
正殿には、三種の神器の一つ・八咫鏡(やたのかがみ)が奉斎されています。正宮では自分の願い事ではなく、神様に日頃の感謝の気持ちを伝えるようにしてくださいね。

内宮の別宮・荒祭宮
内宮の別宮・荒祭宮

内宮の宮域内には、2つの別宮があります。一つは「荒祭宮(あらまつりのみや)」で、天照大御神の活動的な一面の荒御魂(あらみたま)が祀られています。二つめは「風日祈宮(かざひのみのみや)」で、風雨を司る級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)が祀られています。

内宮の玄関口・宇治橋
内宮の玄関口・宇治橋

内宮のみどころはほかにもたくさんあります。俗界と神聖な世界を結んでいるとされる長さ約101.8m、幅8.4mの美しい反り橋の「宇治橋(うじばし)」、五十鈴川の澄んだ水で手水舎と同じようにお清めができる「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」、風日祈宮の手前にある「風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)」などにもぜひ注目してくださいね。「大山祇神社」や「子安神社」などの所管社にも立ち寄ってみてください。

■皇大神宮(こうたいじんぐう)/伊勢神宮 内宮(いせじんぐう ないくう)
住所:三重県伊勢市宇治館町1
TEL:0596-24-1111(神宮司庁)
営業時間:1~4・9月は5~18時、5~8月は5~19時、10~12月は5~17時
料金:参拝無料

伊勢神宮へのアクセスは? 駐車場情報も

伊勢市駅から徒歩5分で外宮の表参道火除橋に到着
伊勢市駅から徒歩5分で外宮の表参道火除橋に到着

公共交通機関で伊勢神宮へ向かう場合は、JR・近鉄伊勢市駅がアクセスの起点。外宮へは徒歩5分、内宮へは三重交通バスまたはCANばすで約20分です。車の場合は、伊勢自動車道伊勢西ICから外宮・内宮とも約2km・5分の距離です。

内宮A駐車場
内宮A駐車場

両宮ともに専用駐車場がありますが、土・日曜、祝日やGWなどの連休中は満車になることも多いので、周辺駐車場の利用も含めて想定しておくと良いでしょう。

内宮の第二鳥居
内宮の第二鳥居

伊勢神宮に満ちる静謐な空気を全身で感じながらおまいりしたいという願いは、今も昔も変わらないもの。また、参拝客でにぎわう門前町のおはらい町やおかげ横丁もあわせて訪れたいですね。ゆっくり買い物したり、食事を楽しんだりする時間も考えると、お伊勢まいりは1泊2日で計画するのがおすすめです。

伊勢志摩へのおでかけに!
『るるぶ伊勢志摩 '27』もチェック

一生に一度は行きたい伊勢神宮を徹底ガイド。伊勢神宮参拝後に行きたいおはらい町・おかげ横丁など、外宮参道の楽しみ方も紹介しています。三重県全域のみどころや遊びスポットもしっかりカバーした一冊です!

『るるぶ伊勢志摩’27』表紙


Text&Photo:能勢太郎(Clay)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ伊勢志摩 '27』に掲載した記事をもとに作成しています。

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