「glass Art Blue moon」でマイグラスの手作り体験!川越にあるおしゃれなガラス工房
江戸時代から脈々と続く伝統が息づく蔵の街・川越。蔵のメイン通りからほんの少し奥まった場所、250年以上続く醤油蔵の一郭に川越職人が集う文化施設「醸ん楽座(かもんらくざ)」に店を構えるガラス工房「glass Art Blue moon」では、職人が丁寧に教えてくれるガラス体験ができます。自分用に、大切な人へのプレゼントに、トライしてみませんか?
アレンジは自由自在!しっかりイメージを伝えて吹きガラスに挑戦
形は6タイプあり、3タイプのコップとうつわ、片口、一輪挿しです。自分が選んだタイプも、もう少し縦長に、スクエアに、横幅を広くしたい、などのアレンジも自由自在。
ガラスに入れる色は16色あり、何色混ぜてもOK。模様は水玉が基本で、マーブル、泡模様とバリエーションが多いのも嬉しい!
迷ってしまったら、桜吹雪、涼しげなイメージなど、リクエストを伝えればしっかりアドバイスをくれます。ここまで丁寧に要望にこたえてくれる体験工房は貴重です。
色と形を決めたら早速作り始めます。熱い窯から出されるガラスは、水飴のような透明感で、キラキラ。ちょっと失敗しても、職人さんが軌道修正してくれるので安心です。
熱いガラスの時と冷めた時では色味が違います。その想定外もおもしろい!
仕上がった作品はお店で一晩寝かせて冷ましてから、グラスの底を丁寧に仕上げてもらい、郵送で一週間ぐらいで手元に届きます。
丁寧に教えてくれるのは職人だからこそ
「私たちの仕事を知ってもらいたいので、一人一人のお客さんを大切に、じっくりと時間をかけたガラス体験を提供したいのです」と、ガラスアーティストの吉野さん。時間をかけて丁寧にお客様と向き合い、満足のできる作品を仕上げてもらうことによってガラスのよさを伝える、という真摯な姿勢もまた魅力です。
体験は予約も可能ですが、工房が空いていれば予約なしでも吹きガラスの体験ができます。その手軽さもいいですね。
醸ん楽座(かもんらくざ)で川越らしさを満喫!
蔵元の敷地内だけあって、重要文化財の蔵を利用していて、趣がある「醸ん楽座」。
昔ながらの仕込み方法で造る醤油蔵の見学は土日3回、平日1回と、無料で開催されています。店内で販売している醤油プリン000円も人気なのでぜひ!ガラス体験をがんばったら醤油蔵見学&プリンでワンブレイクのコースがおすすめですよ。
text:下西由紀子(3jags)
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