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春のイベント“イースター”って? 意味や起源、日程から楽しみ方まで、知ればもっと楽しめる!

春のイベント“イースター”って? 意味や起源、日程から楽しみ方まで、知ればもっと楽しめる!

るるぶ&more.編集部
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春になると、街やお店で見かける卵やうさぎの飾り。実はこれ、イースターのシンボルなんです。 でも「イースターって何?」「いつ、何をする行事?」と、意外と知らない人も多いはず。 イースター(復活祭)は、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の行事で、日程は毎年変わります。 この記事では、イースターの意味・由来から、2026年の日程、イースターエッグやイースターバニーの意味、祝い方、イースターエッグの作り方まで、まとめて紹介します。

Summary

イースターって? 意味・概要をチェック

カゴに手をかけるウサギ

イースターとは、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の祝祭です。日本語では「復活祭」ともよばれ、世界中のキリスト教徒にとって重要な行事のひとつとされています。

近年は日本でも春のイベントとして広まり、卵やうさぎのモチーフを街なかやショッピングモールなどで見かける機会が増えてきました。この記事では、イースターの意味や由来から、具体的な楽しみ方まで詳しく解説します。

復活祭とイースターの違い

「復活祭」と「イースター」は同じ行事を指します。「復活祭」は日本語訳、「イースター(Easter)」は英語表記です。宗派によって呼び方が異なる場合があり、カトリック教会では「復活の主日」、聖公会では「復活日」ともよばれています※。
どの呼び方であっても、意味するものは同じ祝祭とされています。

※キリスト教はカトリック・プロテスタント・正教会などの宗派に分かれていて、同じ行事でも宗派ごとに呼び方や典礼の様式が異なる場合があります。

クリスマスとどちらが重要?

クリスマスはキリストの「誕生」を祝う日である一方、イースターはキリストが「死から復活した」奇跡を祝う日とされています。キリスト教の教えの核心は復活にあるとされるため、イースターの方が宗教的により重要とされています。

日本ではクリスマスの方がなじみ深いですが、キリスト教圏ではイースターが一年で最大のお祝いとされています。

イースターの起源・由来

イースターエッグとウザギの置物

イースターの起源は、イエス・キリストの復活という出来事にあります。ここでは、イースターがどのように生まれ、現在の形になったのかを解説します。

キリスト復活のエピソード

イエス・キリストは、弟子のユダに裏切られ、ゴルゴダの丘で十字架にかけられ処刑されました。しかしキリストは処刑前に「3日後によみがえる」と予言していて、その言葉どおり3日後に復活したとされています。

この復活の奇跡を記念して祝うようになったものが、イースター(復活祭)の起源とされています

「イースター」という名前の語源

「イースター(Easter)」という名前の由来は、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」にあるとされています。

ゲルマン人はかつて、春の月を「エオストレモナト(Eostremonat)」とよび、この時期に春の到来を祝う祭りを行っていました。この「エオストレ」という言葉が時代を経て英語の「Easter(イースター)」へと変化したと考えられています。

ただし、この語源説は8世紀の教会史家ベーダ・ヴェネラビリスが記録したものであり、語源として確定しているわけではありません。

春の女神・エオストレとの関係

イースターと、春の女神・エオストレの関係は、両者がもつ「新しい命の誕生」というイメージにあります。

エオストレは春の訪れを司る女神であり、野うさぎを従え、多産や豊穣の象徴として信仰されていました。一方、イエス・キリストは死から復活したとされていて、「新たな命の誕生」という点で、エオストレのイメージと重なります。

この共通点から両者が結びつき、キリストの復活祭にエオストレにまつわる春の祭りの文化が融合していったと考えられています。現在のイースターに、うさぎや卵のシンボルが使われるのも、エオストレの伝説に由来するという説があります。

イースターはいつ? 2026年の日程

時計と手帳

イースターは毎年日付が変わる「移動祝日」です。2026年のイースターは4月5日(日)にあたります。ここでは、イースターの日付の決まり方や、直近の日程を紹介します。

イースターの日付の決まり方

イースターの日付は「春分の日以降、最初の満月の次の日曜日」と定められています。イエス・キリストが復活したのが日曜日だったとされていることから、毎年必ず日曜日に祝われます。そのため年によって日付が異なり、一般的に3月下旬から4月下旬の間に定められます。

西方教会と東方教会で日程が異なる理由

イースターの日付が宗派によって異なるのは、使用する暦が違うためです。西方教会(カトリック・プロテスタントなど)はグレゴリオ暦、東方教会(正教会など)はユリウス暦を用いて日付を計算しています。

2つの暦では、春分の日の定め方や満月の計算方法が異なるため、同じ年でも1ヵ月近くずれる場合があります。日本では西方教会の日程に合わせることが一般的です。

直近のイースターの日程一覧

西方教会・東方教会それぞれの、直近のイースターの日程は下記のとおりです。

西方教会
東方教会
2024年
3月31日
5月5日
2025年
4月20日
4月20日
2026年
4月5日
4月12日
2027年
3月28日
5月2日
2028年
4月16日
4月16日
※表は左右にスクロールできます

イースターのシンボルの意味(イースターエッグ/イースターバニー)

イースターエッグとウザギの置物

イースターには、卵やうさぎなど特有のシンボルがあります。それぞれにイースターの祝い方と深く結びついた意味や由来があります。ここでは、代表的なシンボルの意味を紹介します。

イースターエッグ

イースターエッグとは、イースターを祝うために色や模様を施した卵のことです。卵は新たな命の誕生を象徴するものとされていて、死から復活したイエス・キリストのイメージと重なることから、イースターのシンボルになったと考えられています。

もともとはゆで卵に色付けをしたものが一般的でしたが、現在ではチョコレートやプラスチック製のものも広く使われています。

イースターバニー

イースターバニーとは、イースターにまつわるうさぎのシンボルのことです。うさぎは一度に多くの子を産むことから、豊穣や繁栄の象徴とされています。

イースターバニーがイースターエッグを運んでくるという言い伝えもあり、子どもたちにとってはクリスマスのサンタクロースのような存在として親しまれています。なお、イースターバニーの習慣は西方教会の文化に根付いたものであり、東方教会には同様の習慣はないとされています。

イースターで使われる色の意味

イースターでは、春らしい明るいパステルカラーが多く使われます。代表的な色とその意味は下記のとおりです。

意味
キリストの血・情熱・幸福
黄色
知恵・ひらめき
ピンク
成功
健康・空
豊穣・子孫繁栄・希望
純潔・誕生・清浄
信頼・忍耐
※表は左右にスクロールできます

※色の意味に統一された教義はありません。イースターの装飾色は、春らしさを表す色として親しまれています。

イースターには何をする? 祝い方&楽しみ方

ウサギのイースターエッグ

イースターの祝い方は、教会での礼拝から家族との食事、子どもと楽しめるゲームまでさまざまです。下記に、代表的な4つの祝い方を紹介します。

●教会での礼拝に参加する
●家族でごちそうを囲む
●イースターエッグハントで遊ぶ
●部屋をイースターカラーで飾る
●それぞれ詳しく説明していきます。

教会での礼拝に参加する

イースター当日は、教会でキリストの復活を祝う礼拝が行われます。前夜から当日にかけて行われる夜通しの礼拝は、イースターの中なかでも特に大切な行事とされています。

また、イースター前の40日間は「四旬節(レント)」とよばれる準備期間で、肉食を控えるなど節制した生活を送るキリスト教徒も多くいます。イースターはこの期間の終わりを告げる、晴れやかなお祝いの日でもあります。

家族でごちそうを囲む

イースターには、家族や友人が集まって特別な食事を楽しむのが一般的です。イースターのシンボルである卵を使った料理をはじめ、子羊の肉料理やスパイス入りのパンなど、国や地域によって食べるものが異なります。

欧米のキリスト教文化圏では、遠方の家族や友人に「ハッピーイースター(Happy Easter)」とメッセージカードを送り合う習慣も広く見られます。

イースターエッグハントで遊ぶ

イースターエッグハントとは、隠されたイースターエッグを探す子ども向けの遊びです。「イースターバニーが前夜に卵を隠した」という言い伝えにちなんでいて、庭や室内に隠した卵を宝探し感覚で楽しみます。

見つけた卵の数に応じてお菓子やプレゼントを用意するなど、アレンジして楽しむ家庭も多くあります。

部屋をイースターカラーで飾る

イースターの時期には、淡いピンクや黄色、水色などの春らしい色を基調とした飾りつけで部屋を彩ります。卵やうさぎのモチーフをはじめ、春の花や明るい色のリボンなどを取り入れるのが一般的です。

近年は日本でも100円ショップや雑貨店でイースターグッズが手に入り、気軽に楽しめるようになっています。

イースターエッグの作り方

カラフルなイースターエッグ

イースターエッグは、家庭で手軽に手作りできます。卵に色を塗ったり模様を描いたりするだけで、世界にひとつだけのオリジナルエッグが完成します。ここでは、基本的な作り方を4つのステップで紹介します。

STEP1 材料を用意する

イースターエッグを作るために必要な材料は下記のとおりです。

●卵(ゆで卵または殻だけにした卵)
●食用色素(食紅)
●酢
●水
●絵の具やサインペン(模様を描く場合)
●ビーズ・シール・リボンなど(デコレーション用)
卵は2種類の使い方があります。長く飾りとして保存したい場合は、卵の底に小さな穴を開けて中身を出し、殻だけにしたものがおすすめです。手軽に楽しみたい場合は、固めに茹でたゆで卵を使うと簡単に作れます。

STEP2 卵に色を塗る

水200㎖に、食用色素と酢(大さじ1程度)を加えて色水を作ります。酢を加えることで色の発色がよくなります。

ビニール袋や容器に卵と色水を入れ、10分ほど漬け込みます。色を濃くしたい場合は、様子を見ながら時間を延ばして調整して。色水から取り出したら、卵の水気をよくふき取ります。

殻だけにした卵の場合、絵の具やアクリル塗料を筆で直接殻に塗ります。殻は薄くて割れやすいため、卵を卵立てや丸めたティッシュの上に置いて、固定しながら作業すると塗りやすくなります。

STEP3 模様・デコレーションを加える

色が乾いたら、絵の具やサインペンで自由に模様を描きます。水玉・ボーダー・花柄など、春らしい模様がイースターエッグらしい仕上がりになります。

ビーズやシール、リボンなどを貼り付けてデコレーションを加えると、より華やかな仕上がりに。

STEP4 乾燥させて仕上げる

デコレーションが完成したら、卵を安定した場所に置いてしっかり乾燥させます。乾燥が不十分だと絵の具がにじんだり、デコレーションが取れやすくなったりするため、焦らず十分に乾かすことが大切です。

完成したイースターエッグはカゴに入れて飾るのもおすすめ。春らしい彩りで部屋が華やかになります。

まとめ|イースターを深く知って、もっと楽しむ!

イースターとは、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の行事で、日本語では「復活祭」ともよばれています。毎年「春分の日以降、最初の満月の次の日曜日」に行われる移動祝日で、2026年は4月5日がイースターにあたります。

カラフルなイースターエッグやうさぎのモチーフは、命の誕生や豊穣を象徴するシンボルとされています。祝い方は教会での礼拝や家族との食事、エッグハントなどさまざまで、近年は日本でも春のイベントとして親しまれるようになっています。

今年のイースターは、手作りイースターエッグや飾りつけを楽しみながら、春の訪れをお祝いしてみてはいかがでしょうか。



Photo:pixta


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