【新島を楽しむ! 前編】 絶景、グルメ、体験が盛りだくさんの島観光ハイライト

【新島を楽しむ! 前編】 絶景、グルメ、体験が盛りだくさんの島観光ハイライト

東京都 おでかけ るるぶ情報版(国内)編集部
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

東京・竹芝クルーズターミナルから大型客船の場合は約8時間、高速ジェット船の場合は約3時間で着く、伊豆諸島の新島(にいじま)。(※調布からの飛行機だと約35分)住所は東京ですが、そこは東京・竹芝から約150km離れた自然あふれる美しい海の島。コンビニも映画館もありませんが、都内では見ることができない景色や、島ならではのグルメ、喧騒を離れた心地よく流れる時間があります。東京都なのに、まるで東京じゃない…? 今回はそんな新島の魅力をご紹介します。

Summary

✓白い砂と青い海が生み出すエメラルドブルーの絶景

島といえば真っ先に思い浮かべるのが綺麗な海。新島の海の特徴は、その「色」です。透明度の高い海の青色が、流紋岩(りゅうもんがん)と呼ばれる火山岩を多く含んだ白い砂浜と混ざることで綺麗なエメラルドブルーになるそうです。
さらに、同じ島内でもそれぞれの海岸ごとに海が違った表情を見せるのも魅力。いくつかご紹介しましょう。

●羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)

約7km続くこの海岸は、島を代表する絶景スポット。おすすめは展望台からの景色。上から海岸全体を見渡すことで、エメラルドブルーの海の色、長く続く砂浜、サーフィンの世界大会も開かれるほどの迫力のある波を楽しむことができます。

メインゲートも必見。海の青さと白い建物のコントラストがどこか海外を思わせるこの場所は、地元の方の結婚式が開かれることもあるそうですよ。
 
●間々下海岸(まましたかいがん)
透明度が高く波が穏やかで、貝殻集めやシーグラス探しにぴったり。
近くには24時間いつでも水着で入ることができる無料の天然温泉「湯の浜露天風呂」もあります。塩分の多い温泉をそのまま引き入れており、地元の方も入りにくるのだとか。目の前に大きく広がる海の景色は、夕日が沈むタイミングがベスト。
気軽に楽しめる足湯もありますよ。
 
●堀切(ほりきり)
長く続く階段を下りた先にある、白い断層壁に囲まれた海岸です。秘密基地のようなこの海岸のさらに先には「シークレットポイント」とよばれるサーフスポットも。
名前の由来は「観光で来た人には分からない、地元サーファーしか知らない奥地」から。といいつつ、今では観光地としてしっかりと看板が掲げてあるところも面白いですね。
現在は土砂崩れへの警戒からシークレットスポットまで歩いていくことは禁止されていますが、その手前の堀切でも十分にシークレット感があふれています。

✓おいしいごはんは外せない! おすすめグルメスポット

周囲およそ41kmの小さな島だからこそ、おいしいグルメがぎゅっと集まっているのも新島の魅力です。島ならではの新鮮な海の幸はもちろん、地元で人気のベーカリーや立ち寄りたいカフェまで、編集部おすすめのグルメスポットをご紹介します。
ゲストハウスなど、食事のつかない宿泊施設も多いのでおいしい朝食探しも楽しいですね。

●かじやベーカリー
地元民も通うベーカリー。毎朝仕事前に来店する人も多く、時間帯によって焼き上がるパンの種類が異なるため、商品によっては早い時間帯に売り切れることもあります。
「たまごサンド」230円
「たまごサンド」230円
「キャラメルフレーク」190円
「キャラメルフレーク」190円

手作りパンに毎朝茹でた卵をたっぷり挟んだ、どこか懐かしい味わいの「たまごサンド」が人気メニュー。「キャラメルフレーク」もおすすめ。優しい甘さのキャラメルクリームとザクザク食感のコーンフレークの相性が抜群です。早起きをしてゲットしに行きましょう。

■かじやベーカリー(かじやべーかりー)
住所:東京都新島村本村1丁目8-6
TEL:04992-5-0179
営業時間:7時~18時30分
定休日:火曜(8月は無休)


●マルゴー
メインストリートにありアクセス良好な島食堂。
「洋食セット」1200円
「洋食セット」1200円
「和食セット」1200円
「和食セット」1200円
メニューは洋食と和食から選ぶことができます。洋食セットは、香ばしく焼き上げたボリューム満点のパンに、ベーコン、目玉焼き、サラダがワンプレートになっていてスープ付き。
和食セットはメインの魚に、小鉢、ご飯とお味噌汁がついています。どちらもボリューム満点で朝からしっかりと食べたい方におすすめです。お腹を満たして元気に1日をスタートさせましょう。

■マルゴー(まるごー)
住所:東京都新島村本村6-10-2
TEL:04992-7-5180
営業時間:(モーニング)7~9時 ※夏季限定
(ランチ)11時30分~14時
(ディナー)17時30分~20時30分
定休日:月・火曜(7~9月は無休)


●CAFÉ BENI
100年以上続く和菓子屋さん・紅谷に併設されたカフェ。島滞在最終日の朝など、手軽に軽食を食べたいときにおすすめです。
「ホットドック」450円(左)、ミルクティー480円(右)
「ホットドック」450円(左)、「ミルクティー」480円(右)
島民の『りっちゃん』手作りのパンを使った「ホットドッグ」は外はカリッと中はふわふわしっとりなパンが、ジューシーなソーセージのうまみを引き立てます。ケチャップやマスタードはお好みでかけることができるので子どもにも人気。
おみやげには、伝統の極上つぶあんをふわふわの生地ではさんだ紅谷自慢の「どら焼き」180円もどうぞ。

■CAFÉ BENI(かふぇ べに)
住所:東京都新島村本村6-1
TEL:04992-5-0055
営業時間:8~17時
定休日:水曜


●島酒場 一
(写真提供:新島村観光案内所)
(写真提供:新島村観光案内所)
新鮮な魚料理が自慢のお店。
「金目鯛刺身」980円
「金目鯛刺身」980円
辛さの効いた島とうがらし醤油で食べる新島名産の「金目鯛刺身」は、金目鯛の甘さが引き立ちます。
「島寿司」一貫220円 
「島寿司」一貫220円 
「島寿司」は、醤油につけこんだ新鮮な魚をからしをアクセントに食べる、島の名物料理。普通の寿司とは違い魚自体にしっかりと味が付いているので、噛めば噛むほどうまみが溢れます。

■島酒場 一(しまさかば いち)
住所:東京都新島村本村6-4-16
TEL:04992-7-5316
営業時間:17時~21時45分
定休日:日曜 
※連休期間中は営業日が変更となる場合がありますので、ご来店の際は事前にご確認ください。


●サンシャイン
(写真提供:新島村観光案内所)
(写真提供:新島村観光案内所)
オーナー手作りの塩をふんだんに使用した料理が楽しめます。
「塩むすび」250円
「塩むすび」250円
「塩とりから」700円
「塩とりから」700円
米のうまみが引き立つ「塩むすび」と、カリっと揚がった「塩とりから」の組み合わせは外せません。
「塩レモンカルピスソーダ」400円
「塩レモンカルピスソーダ」400円
ドリンクは、塩に付け込んだレモンを使用した「塩レモンカルピスソーダ」がおすすめ。ノンアルコールですが、パンチがある塩なので、少量でしっかりとうまみが感じられます。食後には甘じょっぱさがたまらない「塩キャラメルバニラアイス」450円も。手作りの「しおさいの塩」は販売もされているのでぜひおみやげにしてみては。

■サンシャイン(さんしゃいん)
住所:東京都新島村本村6-1
TEL:080-3713-4157
営業時間:18~22時
定休日:日・月曜


●みかさ
東京へ帰る大型船の出発は11時55分(2026年3月時点)。出航までの待ち時間や、船内でのお弁当としてぜひチェックして欲しいのがみかさの「おにぎりパック」です。
※要事前予約
「おにぎりパック」960円 
「おにぎりパック」960円 
おにぎり2個と卵焼きや揚げ物などのおかずが入ったお得なセット。おにぎりの具材は選べませんので当日のお楽しみ。定番具材の明太子やおかかだけでなく、「明日葉ツナマヨ」など島ならではの変わり種もおすすめです。

■みかさ
住所:東京都新島村本村6-4-4
TEL:080-1390-7043/090-5827-3408
営業時間:10時~13時30分(売り切れ次第終了)
定休日:木・日曜(変動あり)


✓海だけじゃない!新島をさらに楽しむ+αのスポット

海の絶景やグルメスポットをご紹介してきましたが、新島の魅力はそれだけではありません。歴史や自然を知れば新島の魅力をもっと発見できるはず。島らしいお土産や、ならではの体験もみていきましょう。

●流人墓地
墓地というと少し暗いイメージがあるかもしれませんが、新島の流人墓地は史跡となっており、旅のメインとする人もいるほど!寛文8年(1668)~明治4年(1871)にかけて、新島には一揆をおこした罪などで1333名が流されてきましたが、流人は在島中、教育や医療などに携わっていたとか。
そんな流人たちが生前好んだものを墓石として刻み、島民たちが作ったのが流人墓地です。例えばお酒好きだった流人のお墓は、樽と徳利を模して作られています。今でも綺麗に整えられた流人墓地から、流人と島民と良好な関係を感じることができます。

●新島村博物館
(写真提供:新島村観光案内所)
(写真提供:新島村観光案内所)
さらに詳しく新島を知ることができるのが「新島村博物館」。地形や自然環境、現在に至るまでの歴史、文化を学ぶことができるだけでなく、観光情報も豊富です。
島に到着したら早めに立ち寄ることがおすすめ。知識を持って観光を始めると島の滞在がより楽しめます。周辺には街灯がなく、夜には星がよく見えるスポットとしても人気です。博物館中央には原寸大で昔の漁法が展示されており迫力抜群。

■新島村博物館(にいじまむらはくぶつかん)
住所:東京都新島村本村2-36-3
TEL:04992-5-7070
営業時間:9時~17時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
入場料:300円


●新島ガラスアートセンター
透きとおった深い緑色が特徴的な新島ガラス。実はこれ、『抗火石(こうがせき)』という新島特有の石を1400度の高温で熱することで自然とできる、ガラスそのものの色なのです。
そんな新島ガラスの魅力をもっと身近に感じることができるのが「新島ガラスアートセンター」でのコップ絵付け教室。新島ガラスのコップに自作の絵を描き、リューターで薄く削ることでオリジナルデザインに仕上がります。40分ほどで完成し、その日のうちに持ち帰ることができます。

■新島ガラスアートセンター(にいじまがらすあーとせんたー)
住所:東京都新島村間々下海岸通り
TEL:04992-5-1540
営業時間:10時~16時30分(12~13時はお昼休憩)
定休日:火曜
入場料:無料(コップ絵付け教室は3300円、要予約)


●菊孫商店
新島の名産品といえば「くさや」。名前を聞いたことがある人は多いかもしれませんが、実際に食べたことのある人は意外に少ないのではないでしょうか?くさやとは魚を「くさや液」という発酵液につけた、江戸時代から続く発酵食品です。匂いが強いのが特徴ですが、噛めば噛むほどうまみが広がります。

菊孫商店は創業が明治34年の老舗店。無添加にこだわり、代々受け継がれた伝統の味と香りが自慢です。匂いが苦手な方やはじめての方でも食べやすい醤油漬けもおすすめです。せっかく新島に来たなら、くさやチャレンジしてみては?

■菊孫商店(きくまごしょうてん)
住所:東京都新島村本村3-1-2
TEL:0120-041-938
営業時間:8時30分~18時30分
定休日:なし


●OIGIE Shop
おいぎーとは、新島の方言で「私の家」という意味。古民家を利用したこちらのお店では、落ち着く空間でお土産探しができます。1点モノのクラフト商品も豊富です。グルメスポットでご紹介した「しおさいの塩」も販売。
「くさやねこキーホルダー」550円
「くさやねこキーホルダー」550円
人気商品は、「くさやねこキーホルダー」。新島名産のくさやを持った猫がかわいらしいキーホルダーになっています。自分用にもプレゼント用にもおすすめです。営業日は事前にInstagramで確認しましょう。
 
■OIGIE Shop(おいぎー しょっぷ)
住所:東京都新島村本村1-7-6
TEL:なし
営業時間:10~16時
定休日:日曜
※臨時休業の場合もございますので、ご来店の際は事前にご確認ください。


✓こだわりのゲストハウスでさらに島滞在を楽しもう

(写真提供:新島村観光案内所)
(写真提供:新島村観光案内所)
島内には大きなホテルがないため、ゲストハウスへの宿泊がおすすめ。港までの送迎が付いたゲストハウスも多いので安心ですね。今回編集部が宿泊した「エトセトラ」は、空き家をフルリノベーションした新島唯一のサウナ付きゲストハウス。
サウナは90分の要事前予約制、グループごとの貸切利用になります。壁には島特有の抗火石が利用され、専用の水風呂と外気浴のできるスペースまで大充実しています。
ジェシカ棟室内(写真提供:新島村観光案内所)
ジェシカ棟室内(写真提供:新島村観光案内所)

宿泊棟は「ジェシカ棟」と「なぎさ棟」の2棟で全6部屋。家族やグループで泊まりたいのが「ジェシカ棟」です。最大8名まで宿泊でき、大きめのダイニングテーブルを配したリビング、各種備品完備のキッチンなどを備えているので、プライベートな空間でゆっくりとした滞在を楽しむことができます。

■エトセトラ(えとせとら)
住所:東京都新島村本村1-9-6
TEL:04992-7-5176
料金:ジェシカ棟 1泊4万円~(1棟/1~4名利用)
5名以上の場合は一人当たり8000円~追加

同じ東京都なのに、都内では味わうことができない魅力がたっぷりの新島。
いつもと少し違った景色と体験、グルメを求めて、今年のゴールデンウィークや夏休みの旅行先として検討してみてはいかがでしょう。後編では雨の日のおすすめスポットを紹介します。

Text&Photo:るるぶ情報版編集部(髙橋麻美)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る
この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください