【おとなのソロ部】自由が丘で“無心になれる”3時間。タフティングでつくるオリジナルのラグ
スマホやパソコンから少し離れて、ひとりで無心になれる時間を過ごしてみませんか。そんな人におすすめなのが、自由が丘にあるタフティングスタジオ「RUGS&MOE(らぐずあんどもー)」。専用のガンで布に毛糸を“打ち込む”ラグづくりが体験できます。手芸のイメージとはひと味違う、ちょっと爽快な感覚に思わず夢中に。デジタルデトックスにもぴったりな3時間のラグづくりを体験してきました。
タフティングスタジオ「RUGS&MOE」って?
東京都・自由が丘駅から徒歩約1分。「RUGS&MOE」は、タフティングというクラフト体験が楽しめるスタジオです。2025年6月にオープンし、2026年3月に内装をリニューアル。現在は、どこを切り取っても写真映えするカラフルな空間へと生まれ変わっています。
スタジオを手がけるのは、SNSで人気の育児漫画クリエイター「つむぱぱ」さんが代表を務める会社。これまでオンライン中心だった活動から、“体験を楽しむ場”としてリアルな場所の「RUGS&MOE」をスタートしました。
そもそもタフティングとは、専用のガンを使って布に毛糸を打ち込み、ラグなどをつくる韓国発の体験型アクティビティのこと。都内でも体験できる場所はまだ多くありませんが、ここ最近は少しずつ注目が高まっています。
店内にはカラフルな毛糸がずらりと並び、用意されているのは約90色。どの色を組み合わせるか考える時間も、この体験の楽しみのひとつです。

また、「RUGS&MOE」という店名の“MOE”は、日本でいう“どれにしようかな、神様の言う通り”にあたる英語の数え歌「Eeny, meeny, miny, moe(いーにー みーにー まいにー もー)」に由来。デザインや色を自分で選びながら、自由に表現する楽しさが込められています。
3時間で完成! ラグ雑貨コース「こものおきプラン」を体験
■デザイン選び
まずは、用意された4種類のデザインのなかから作りたい形を選びます。どれもかわいらしく、思わず迷ってしまうほど。難易度は大きく変わらないそうなので、直感で選ぶのがおすすめです。
■毛糸選び
続いては、約90色の毛糸から好きな色をセレクト。ベースカラーとラインカラーの2色を選びます。
同系色でまとめるか、あえて反対色でアクセントをつけるかで印象が大きく変わるため、ここがいちばん悩むポイントかもしれません。色の組み合わせを考える時間もワクワクするひとときです。
■プロジェクターで下書き
デザインが決まったら、布にプロジェクターで図案を投影し、その上から油性ペンでなぞっていきます。手描きではあるものの、投影されているので形が崩れる心配はほとんどなし。初めてでもきれいに下書きできます。
■ガンの操作を練習
いよいよタフティングガンの登場。まずは本番の前に、持ち方や動かし方をレクチャーしてもらいながら練習します。
ガンは布に対して垂直にしっかり押し込みながら、下から上へ動かすのが基本。直線は引き金を引いたまま一気に進めますが、カーブは引き金を細かく引きながら、少しずつ方向を調整していきます。
思っていたよりも力が必要で、最初は少し戸惑いますが、コツをつかめば徐々にスムーズに動かせるようになります。
■いよいよ本番! まずはラインを打ち込む
練習を終えたら、いよいよ本番。まずは布の中心にあるライン状のデザイン部分から、タフティングガンで糸を打ち込んでいきます。
今回の模様では、左右から中心へ向かって打ち込んでいきます。慣れないうちは長く打ち続けるのが難しいため、分割しながら打ち込むのがおすすめ。
最初は慎重になってスピードがゆっくりになりがちですが、ゆっくりすぎると一打一打の目が細かくなり糸が詰まりすぎてしまうことも。一定のリズムで動かすのがきれいに仕上げるコツだそうです。
■ラインの周りを縁取り、ベースを打ち込む
ラインができたら、その周囲を縁取るようにベース用の毛糸を打ち込み、ベース部分を埋めていきます。
色が混ざらないよう、境界は少しだけ間隔をあけて打つのがポイント。そのあと、内側を下から上へと塗りつぶしていくことで、全体に均一な仕上がりになります。

タフティングガンで布へ毛糸を打ち込む工程が完了。布をひっくり返した瞬間、裏側にラグらしい模様がしっかり現れていて思わず感動。完成形が見え、一気にテンションが上がります。
■仕上げでぐっと完成度アップ
打ち込みが終わったら、毛糸が抜けないように固定。余分な部分を裁ちばさみでカットし、さらに表面をバリカンで整えていきます。

この工程で一気に“作品らしさ”が増し、完成がぐっと近づくのを実感。最後の仕上げは達成感もひとしおです。
■完成! 当日持ち帰りOK
すべての工程が終わったら、作品はそのまま当日持ち帰り可能。自分で作ったラグは愛着もひとしお。すぐにお部屋で使えるのもうれしいポイントです。
デザイン持ち込みもOK! 「RUGS&MOE」でつくれるあれこれご紹介
今回体験したラグ雑貨コースの「こものおきプラン」のほかにも、「RUGS & MOE」ではさまざまなアイテムを作ることができます。
ラグ雑貨コースでは、こものおきのほか、ねこめがねおき、キーホルダー、サコッシュなど、日常で使いやすいアイテムがラインナップ。なかでも、ねこめがねおきは人気のアイテムで、思わず並べたくなるかわいらしさです。
もう少し大きな作品に挑戦したい人には、最大35cmのラグがつくれるチェアラグコースもおすすめ。スツールの座面にぴったり収まるサイズで、インテリアのアクセントとして活躍します。
同じコースで作れる、壁掛けタイプやミラーフレームにアレンジしたラグも人気で、部屋に飾ればアートのような存在感に。実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが作れるのも魅力です。
さらに本格的に楽しみたい人には、フルサイズラグのコースも。ベッドサイドや玄関、キッチンなどに置けるサイズ感で、空間の印象をぐっと引き上げてくれます。
こちらは仕上げ工程の関係で後日配送となりますが、そのぶん存在感のある一枚に仕上がるのが魅力です。
デザインは用意されたものから選ぶだけでなく、持ち込みも可能。事前にLINEで画像を送って確認してもらえば、自分だけのオリジナルデザインに挑戦することもできます。
絵心がないから…と諦める必要はありません。最近では、手描きのイラストをAIで整えてデザイン化し、それをもとに制作する人もいるのだとか。絵に自信がなくても、アイデア次第で自由に楽しめるのもタフティングのおもしろさです。
無心で手を動かす制作のひとり時間も、完成したラグを自宅で使うひとり時間も、どちらも日常を豊かにしてくれるひととき。自分のための時間を大切にしたい日に、訪れてみてはいかがでしょうか。
■RUGS&MOE(らぐずあんどもー)
住所:東京都目黒区自由が丘1-9-5 フジビル3F
TEL:なし
営業時間:9時30分~13時30分、14時30分~18時30分(火曜は10~13時)
定休日:月・水・木・金曜
予約:公式LINEより要予約
公式サイト:https://minyandmoe.com/Rugs
Instagram:https://www.instagram.com/rugsandmoe
公式LINE:https://lin.ee/NJ4pPhy
※InstagramはMeta Platforms, Inc.の登録商標です。
■おすすめの利用シーン:ひとりでものづくりを楽しみたいとき、ひとりでデジタルデトックスがしたいとき、ひとりで集中して無心になりたいとき
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)
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