【奄美大島】世界自然遺産の島に「SANU 2nd Home 奄美大島1st」が誕生! 都会と自然を行き来する“他拠点生活”入門!【編集部宿泊レポ】
独自の進化を遂げた固有種や絶滅危惧種の動物が生息し、2021年に世界自然遺産に登録された「奄美大島」。ここに国内最大級のシェア別荘サービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」の九州エリア初拠点となる「SANU 2nd Home 奄美大島1st(さぬ せかんどほーむ あまみおおしま ふぁーすと)」が、2026年5月にオープンしました。奄美の伝統建築「高倉」を再解釈した新キャビンは、暮らすように旅するサステイナブルな滞在を叶えてくれます。“奄美にもう一つの家を持つ他拠点ライフスタイル”を早速、編集部が体験してきました!
島固有の生物が数多く生息する"奇跡の島”で、自然に還ろう
奄美大島(鹿児島県)は、沖縄のすぐ北に位置する全長約80kmの島。アマミノクロウサギやアマミヤマシギなど島固有の生物が数多く生息する深い森が、世界的に重要な「生物多様性」の保全エリアであると評価され、2021年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。
日本国土のわずか0.2%の面積でありながら、日本の生物種の約13%が生息するという、まさに"奇跡の島”なんです!
そんな奄美大島の北部、龍郷町(たつごうちょう)エリアにオープンした「SANU 2nd Home 奄美大島1st」。
羽田空港から直行便で約2時間30分、奄美空港からは車で約15分とアクセス抜群。都会の生活に疲れたら、島とは思えないほどの気軽さで飛ぶことができる点も魅力です。
そもそも「SANU 2nd Home」って、どんなサービス?

「SANU 2nd Home」は、2021年11月に白樺湖(長野県)と八ヶ岳(山梨県)の2カ所で最初の拠点をオープンし、現在は36拠点・240室(2026年5月時点)を展開中の人気シェア別荘サービス。ニセコから奄美大島まで、各地の気候に合わせたオリジナル建築に滞在でき、「都会と自然を行き来するライフスタイル」の提案が、多くのユーザーの心をつかんでいます。
いくつかの利用方法がありますが、「Stay」プランならまずは1泊から気軽に利用(利用プランは記事末に記載)できます。
奄美空港から「SANU 2nd Home 奄美大島1st」はタクシーを利用すれば3000~4000円ほどで到着。
公共機関の本数は少ないので、島の中心部・名瀬(SANUからは車で約50分)に行く人や、荷物が多いときはレンタカー利用が断然便利でしょう。
奄美の伝統建築「高倉」から着想! 新キャビンで、サステイナブルな旅
「SANU 2nd Home 奄美大島1st」では「ARC(アーク)」と命名されたSANUの新建築モデルのキャビンに宿泊します。
これは奄美の伝統的な高床式倉庫「高倉(たかくら)」を現代風に再解釈したもの。
亜熱帯の湿気やシロアリ、激しい風と対峙し数百年にわたって積み上げられてきた「床を持ち上げ、風を通す」住まいの知恵を生かし、客室は地上4mに持ち上げる設計となりました。

アプローチ(階段)を通って客室の真下から中へ入る際は、まるで木の間を抜けるようなワクワク感があります。
すべてのキャビンは地面を傷つけにくい工法で建てられ、屋根には太陽光一体型パネルが。宿で使う電気はそこで生まれた再生可能エネルギーを利用するなど、世界自然遺産の島と共存するようなサステイナブルな滞在が叶います。

キャビンの屋根は海に向かって緩やかにカーブ。まるで海に浮かぶサーフボードや船の曲線のような美しさです。これは強風を受け流しながらエネルギーを最大限に利用する工夫が宿った、こだわりのフォルムなのだとか。
キャビンの下には、みんなで集まって談笑するのにぴったりなピロティ空間が広がっています。雨や強い日差しを避けられるので、ここで夕涼みをしても気持ちよさそう!
各キャビンから海までは徒歩すぐ。その途中には廃材を利用した屋外のシャワルームが。海・磯遊びで汚れたらすぐに洗い流せて便利です。
調理家電や調味料が大充実! 3サイズの新キャビン
敷地内にキャビンは全9棟。滞在人数に合わせて選べる「Small」(定員2名)、「Medium」(5名)、「Large」(6名) の3タイプがあります(以下、S、M、Lと表記)。
L、Mタイプはオーシャンビュー。扉を開けると、晴れたに日は大きな窓の向こうにエメラルドの海が広がりなんとも爽快!
「Mタイプ」の特徴は、中央に鎮座する「ローワーリビング(座卓)」とよばれる掘りごたつで、床に座り目線を下げると、海と一体になったような不思議な感覚に包まれます。
これは大家族で食卓を囲む島の文化にインスパイアされた座卓。床下はルーバーで開閉でき、裸足の裏から直接島の風を感じられる心にくい演出まで!
インテリアにも奄美の手仕事が宿っています。座布団には染め直し、折り直した大島紬を再利用しています。照明や木材にも島らしい自然な素材が選ばれているのだとか。
「Lタイプ」はロフトがある分、「Mタイプ」よりさらに広がりを感じられます。
ロフトには敷布団4つが敷かれ、まるで秘密基地のような雰囲気。
ゴロゴロできる快適な空間となっており、窓から見える海の絶景は圧巻。
ただ海を眺めるだけで満たされる“何もしない贅沢”が待っています。
扉で仕切れる個室もあるため、複数家族やグループでの利用に最適な「Lタイプ」。トイレも共有エリアから分離し、大人数でも動線がストレスなく快適に使える設計になっています。
バスルームは全キャビン共通で、汗をかきやすい奄美の気候に合わせてシャワーのみ。「SANU 2nd Home」では珍しい濃いグリーンのタイルが海や原生林をイメージさせ、裸足でひんやりとした触感が気持ちいい!
キッチンには「一度使ってみたかった」とゲストから好評なBALMUDA(バルミューダ)の電子レンジ、トースターが。そのほか炊飯器や湯沸かしポットなど基本的な調理家電を完備。

鍋やまな板・包丁などの調理道具、皿・コップ・シルバー類もひととおり置いてあるので料理するのに困りません(全キャビン共通)。調味料も充実しているのでスーパーで島の食材を買い込めばすぐに自炊可能です。
料理が面倒なときは、冷蔵庫の中に有料のレトルト食品やナチュラルワインも完備されているのでご安心あれ。
さらに冷凍庫の中にはコーヒー豆(320円)も常備。客室に備えられたコーヒーミルを使い、いつでもおいしいコーヒーを飲める時間は、暮らすように旅する奄美ライフに欠かせません!
すべてのキャビンには動画配信サービスを壁などに投影できるプロジェクター&スクリーン、高品質なスピーカーが設置されているのもうれしいポイント。
「Sタイプ」は、「だいたい全部のものにすぐに手に届く」サイズで、お籠り感満点。都会を離れて自分と向き合う“ひとり合宿"にもぴったりです。
唯一のグリーンビューで、目の前に広がる保安林が不思議と心を落ち着かせてくれます。床を浮かせる構造や、杉材を圧縮した風を通す壁などが、コンパクトな空間に開放感と自然との一体感を生み出しています。
ソロでじっくりと島時間に浸りたい女子、他拠点生活を模索中の女子に人気のキャビンだというのにも頷けます。
敷地内には洗濯乾燥機(利用無料・共有)が2台あるので連泊も安心です。
宿から歩いてすぐの場所には島民も利用する素朴なビーチが。遠浅の海は干潮時に潮干狩りもできるのだとか。
全タイプのキャビンにはビーチセットが用意されておりビーチピクニックもオススメ。 犬と散歩中の島民と波打ち際で挨拶を交わすなど、 波の音をBGMにのどかな島時間を満喫しましょう。
隣のゲストハウスで、海女さん女将がつくる「島ごはん」に感動!
隣にあるゲストハウス「マリンテラス」で夕食をいただくのもおすすめです。
腕を振るうのは、海女さんでもあるゲストハウスの女将さん。目の前の海で女将が採ってきた魚介類など、地元食材をふんだんに使った家庭料理は素朴でやさしく、とにかくボリューミー! おもてなしの心あふれる島料理でお腹いっぱいになれます。

360度海に囲まれた奄美は魚が驚くほど新鮮! 今回はオープンニングレセプションだったので、巨大な刺盛りが特別に登場しました。女将さんが海でとってきた魚も盛られていいます(通常営業時は提供なし)。

奄美大島のソウルフード「鶏飯」はマストで食べたい! 普段は「郷土料理鶏飯 ひさ倉」や「鳥しん」などのお店で食べられます。

島の名物・黒糖焼酎の飲み比べもぜひトライ!「喜多八」などの居酒屋さんで気軽に試すことができますよ。
世界自然遺産の核心部「金作原 原生林ツアー」へ出発
暮らすように旅を楽しみながらも、せっかく奄美に来たからには自然のアクティビティを体験せねばもったいない! 今回は奄美の象徴である太古の森を巡る「金作原(きんさくばる)原生林トレッキング半日ツアー」(観光ネットワーク奄美主催:参加費1人6000円/要予約)に参加してきました。
宿からツアー集合場所まで車で約30分、そこから車を乗り換えて約50分、「金作原 原生林」へ到着です。平坦な林道を片道約1.6km、認定ガイドさんの解説を聞きながら約2時間かけてゆっくりと歩きます。
ここは奄美にしかいない生き物(固有種)の宝庫。運がよければ奄美大島の固有鳥「ルリカケス」や奄美亜種の鳥「アカヒゲ」の鳴き声を聞けるかも。
ハイライトは金作原の原生林を代表する光景・ヒカゲヘゴの群生地です。大きく育ったシダ植物「ヒカゲヘゴ」は圧巻! ここが日本であることを忘れてしまいます。
「深い森が育む生物多様性は世界的に見ても希少性が高いといわれています。ユネスコ世界自然遺産として『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』が評価された最大の理由です」(城さん)
観光ネットワーク奄美主催のエコツアーにはほかにも、夜の森にアマミノクロウサギ(奄美・徳之島固有種)に会いにいく「夜の野生生物観察コース」(9000円)や、マングローブのカヌーとセットになった「金作原+マングローブカヌーコース」(1万3000円)もあるので気になる人はチェックしてみて。
まずは「Stayプラン」で、1日から奄美との2拠点生活を体験
「SANU 2nd Home」はどんなユーザーが多いのでしょう?
運営スタッフの柴田菜々子さんは「主に関東在住で、自然と近い暮らしに憧れを持つワーキングパーソン、家族連れの方が多いですね。移住や二拠点生活をいきなり始めるのは現実的にハードルが高いので、手軽に理想のライフスタイルを体験できる点を喜んでいただいていますね。週末にサクッとリフレッシュで1人旅する女性も珍しくありませんよ」と語ります。
利用方法はいくつかありますが、まずは会員登録なしで誰でも1泊から宿泊できる「Stay(ゲスト宿泊)」プランがオススメ。ホテル感覚で自然の中のキャビンを体験でき「SANU 2nd Home」デビューにぴったりです。

そこでハマったら、月額5万5000円で日本全国の拠点(36拠点・240室*2026年5月時点)が使えるサブスク別荘プラン「Weekday」(1カ月最大7泊まで/最低契約期間3カ月)にステップUPする選択肢もあります。
キャビンはWi-Fi完備なのでワーケーションも不便は一切なし。奄美大島の穏やかな自然とおいしいグルメに触れて再生する他拠点生活、この夏、第一歩を踏み出してみてはいかが?
■SANU 2nd Home 奄美大島1st
(さぬ せかんどほーむ あまみおおしま ふぁーすと)
住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木松崎620-1
TEL:なし
チェックイン:15時~
チェックアウト:~11時
料金:「Stayプラン」:1泊3万3000円~(時期による)
「Weekday プラン」:サブスク月額5万5000円。月~木曜は+清掃費3300円/棟のみ。金・日曜は1部屋あたり+5500円/泊、土・祝・祝前日・ハイシーズンは+変動料金 ※時期・拠点により変動/1カ月最大7泊まで/最低契約期間3カ月)
アクセス:羽田空港から直行便で約2時間30分、奄美空港から車で約15分
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Text :城リユア(mogSore)
Phot :mogSore、SANU 2nd Home 奄美大島1st(一部)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




