世界でここだけ! オーストラリア在住チョコレート職人の、極上ショコラのお店
2017年12月、雑貨店やパティスリーが並ぶ神戸・岡本に1軒のショコラブティックがオープンしました。オーストラリア在住のChocolate Artisan(チョコレート職人)が生み出すのは、現地の伝統食材を使った新しい味覚のチョコレート。ここでしか買うことのできない「Nakamura Chocolate(ナカムラ チョコレート)」の魅力をご紹介します。
未知の食材との出会いが生み出すチョコレート
「Nakamura Chocolate」は、大通りから少し入った閑静な住宅街にあります。オーストラリアの海岸にあるカフェをイメージしたチョコレート色の壁が目印。
レンガのように組み合わせた木の壁やチョークアートなど、内装も現地のカフェを参考にしているそうです。
「Nakamura Chocolate」はオーストラリア在住のChocolate Artisan中村有希さん監修のボンボンショコラを購入できる、世界で唯一のお店。
オーストラリアの先住民・アボリジニの伝統食“ブッシュフード”との出合いによって生み出された、宝石のように美しい個性豊かな26種のフレーバーが並びます。
オーストラリア固有のジャラ(ユーカリの一種)の花のはちみつ「ジャラハニー」や、ジューシーで酸味のある「デビットソンプラム」など、オーストラリア原産の果物、森のキャビアともよばれる「フィンガーライム」、ヘーゼルナッツに似た風味の「ワトルシード」…。
“ブッシュフード”は近年、スーパーフードとしても注目され、オーストラリアの一流レストランなどでも、料理に取り入れられているそうです。
宝石みたい!鮮やかな色使いのチョコにうっとり
こちらが、「ブッシュフード」を使用した「AUSTRALIAN」セレクション。
ユーカリの木の一種「ストロベリーガム」や、ネイティブピーチとよばれる「クワンダン」などのブッシュフードが使用されています。
“ブッシュフード”の新しい味覚はもちろん、繊細なカッティングやデザイン、珍しいブルーのカラーリングなど、見た目や色使いにもこだわっています。
ケース入り商品はギフトに最適。ホワイトデー前には店内が男性客でいっぱいになったこともあるんだとか!
「THE NAKAMURA」セレクションは、抹茶や柚子、白胡麻など、日本の食材を中村流にアレンジしたもの。抹茶とホワイトチョコの王道の組合せに、ストロベリーの酸味をプラスするといったアレンジが魅力です。
有馬山椒を使ったものなど、新しいフレーバーも開発中とのこと。次はどんなサプライズが飛び出すのか楽しみです。
ドリンクと一緒に味わえるイートインスペース
店内には5席のみイートインスペースがあり、購入したチョコレートをコーヒーや紅茶などのドリンクと一緒に味わえます。
おすすめは、お好みのチョコレート2粒とコーヒーor紅茶のセット(980円)。プラス50円でラテ、ココアも選べます。
写真は、男性ファンも多い「DARK」セレクションから「Cardamom Citrus(カルダモン シトラス)」(左)と「Coconut Noir(ココナッツ ノワール)」(右)。洗練されたダークチョコレートの苦みと酸味が味わえます。
ちょっぴり贅沢な自分へのご褒美に。大切な人への贈り物に。新しいチョコレートとの出合いをプレゼントしてみてはいかがですか?
text:堀家千晶(TRYOUT
photo:佐伯亜由美
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