【群馬】四万温泉ってどんなところ? 泉質・アクセス・観光スポットまで徹底ガイド
四万温泉(しまおんせん)に行ってみたいけれど、泉質や効能、アクセス、「四万ブルー」などの観光スポット、日帰りか宿泊かで迷うことはありあませんか? この記事では、四万温泉の基本情報から観光スポット、モデルコース、よくある疑問まで、旅の計画に役立つポイントをぎゅっとまとめて紹介します。
四万温泉って? 基本情報と歴史
四万温泉(しまおんせん)は、群馬県吾妻郡中之条町に位置する温泉地。草津温泉・伊香保温泉とともに「群馬三名湯」と称されることが多く 、約1200年の歴史をもちます。四万温泉の名称の由来は、四万の湯が「四万(よんまん)の病を癒す霊泉」という伝説が由来になっているともいわれています。
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉を主体とした泉質は美肌効果に優れ、古くから湯治客に親しまれてきました。
泉質・効能と美肌効果
四万温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)」です。源泉は全部で42カ所あり、そのうち39カ所が自然湧出となっています。四万温泉の効能は下記のとおり。
また、四万温泉は江戸時代から「草津の上がり湯」としても知られてきました。草津温泉は酸性度が強いため、湯治後に肌を整える仕上げの湯として、四万温泉が利用されてきた歴史があります。温泉街には複数の飲泉所が点在していて、散策の途中に立ち寄れます。
群馬の三名湯に選ばれた歴史的背景
四万温泉が群馬三名湯に数えられるのには、長い歴史的背景があります。開湯の起源は伝説によるものですが、江戸時代にはすでに、県内各地や江戸からも湯治客が訪れるほど栄えていたことが古文書に記されています。
さらに昭和29年(1954)には、全国で初めて国民保養温泉地に指定されました。泉質・湧出量・自然環境など、複数の厳しい基準を満たした温泉地にのみ与えられる称号です。
現在も歴史ある建築物が残り、情緒豊かな温泉街として多くの旅行者に親しまれています。
四万温泉へのアクセス
四万温泉へのアクセスは、大きく2つの方法があります。
- 電車・バスでの行き方
- 車での行き方
それぞれ説明していきます。
電車・バスでの行き方
四万温泉へは、JR吾妻線中之条駅を経由するルートが基本。中之条駅から四万温泉まで、関越交通の路線バスで約31分で到着します。東京方面からのおもなルートは下記のとおりです。
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※運賃・時刻表は変更になる場合があります。おでかけ前に各交通機関のホームページ等で最新情報をご確認ください
また、東京駅八重洲南口から四万温泉への直行高速バス「四万温泉号」(関越交通)も運行しています。乗り換えなしで四万温泉まで行けるため、荷物が多い方にも便利な選択肢です。
車での行き方
車で向かう場合は、関越自動車道渋川・伊香保ICが最寄りのICです。ICを降りた後、国道17号から国道353号に入り、中之条を経由して四万温泉を目指します。ICから四万温泉までの所要時間は約1時間が目安。東京都心からの所要時間の目安は下記のとおりです。
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温泉街には各宿泊施設の駐車場があります。日帰り利用の場合は、事前に駐車場の有無をご確認ください。なお、冬季は積雪・路面凍結のおそれがあるため、スタッドレスタイヤの装着が必要です。
四万温泉の観光スポット・見どころ
四万温泉には、歴史的建造物から神秘的な湖、自然体験まで多彩な見どころがあります。おもな観光スポットは下記のとおりです。
- 積善館
- 奥四万湖
- 摩耶の滝
- 日向見薬師堂
- 塩之湯飲泉所
それぞれ紹介していきます。
積善館(せきぜんかん)
奥四万湖(おくしまこ)
摩耶の滝(まやのたき)
日向見薬師堂(ひなたみやくしどう)
塩之湯飲泉所(しおのゆいんせんじょ)
四万温泉のモデルコース

四万温泉の観光スポットは、四万川沿いに約7kmにわたって点在しています。以下のコースはいずれも東京方面からの出発を想定しています。
1泊2日モデルコース
温泉と自然をじっくり楽しみたい方におすすめ。1日目は温泉街を中心に散策し、2日目は四万温泉最奥部の見どころを巡ります。
【1日目】
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【2日目】
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日帰りモデルコース
温泉街の主要スポットを効率よく巡るコース。「積善館」の日帰り入浴を軸に、落合通り・飲泉所を組み合わせています。
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四万温泉に関するよくある疑問
四万温泉についてよく寄せられる疑問をまとめました。
『千と千尋の神隠し』のモデルは本当?
モデルのひとつとされています。「積善館」公式ホームページによると、2008年の日本テレビの特別番組内で「イメージモデルのひとつ」として紹介されましたが、映画は複数の場所を融合した創作といわれています。
四万温泉は何もない? 実際の評判は?
四万温泉は、静かな温泉地を好む方から高い評価を得ています。昭和レトロな街並みと良質な温泉目当てのリピーターが多く、「何もしない贅沢」を楽しみたい方に特におすすめの温泉地です。
ベストシーズンはいつ? 混雑を避けるには?
四季を通じて楽しめますが、四万ブルーが最も美しい春(3~5月)と紅葉シーズンの秋(10・11月)が特に人気です。混雑を避けるなら平日や冬季がおすすめ。
温泉街にコンビニ・ATMはある?
温泉街にコンビニはなく、ATMも限られます。事前に中之条駅周辺で現金を用意しておくことをおすすめします。
冬の積雪・雪道の注意点は?
12~3月頃は積雪がなくても路面凍結が起こるため、車で行く場合はスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンが必要です。準備が難しい場合は、東京駅八重洲南口発の直行高速バス「四万温泉号」の利用がおすすめ。
子ども連れ・ファミリーでも楽しめる?
4歳から参加できるカヌー体験や落合通りのスマートボールなど、子どもでも楽しめるスポットが充実しています。
まとめ|四万温泉の魅力を余すことなく楽しもう
四万温泉は、約1200年の歴史をもつ群馬三名湯のひとつ。神秘的な「四万ブルー」の絶景、昭和レトロな落合通りの散策、全国初の国民保養温泉地に選ばれた良質な湯と、見どころは多岐にわたります。
東京方面からは電車とバスを乗り継いで約2時間30分とアクセスも良く、日帰りから1泊2日まで幅広いスタイルで楽しめます。コンビニも信号もない静かな環境だからこそ味わえる、「何もしない贅沢」は四万温泉ならではの魅力です。
ぜひ一度訪れて、四万温泉の魅力を余すことなく体感してください。
Photo:pixta
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