カフェタイムの合間に洗濯ができる!「喫茶ランドリー」は下町のコミュニティでした

カフェタイムの合間に洗濯ができる!「喫茶ランドリー」は下町のコミュニティでした

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東京・墨田区にある「喫茶ランドリー」は、その名の通り、ランドリーが併設された喫茶店。喫茶店でありながら、洗濯したり、アイロンをかけたり、なんとミシン作業までできちゃう。今までにないユニークなスタイルのお店なんです。

Summary

リノベーションされたレトロな空間で何して過ごす?

2018年1月にオープンしたばかりの「喫茶ランドリー」は、東京の下町・森下駅と両国駅の間の静かな住宅街にあります。

元々、手袋の卸工場だった築56年の建物をリノベーション。“1階づくりはまちづくり”をコンセプトにさまざまな建物の1階スペースを人々が交流する場に変えていく活動をしている株式会社グランドレベルがオーナーとなり、下町のコミュニティとして「喫茶ランドリー」をプロデュースしました。

オーナーたちは、喫茶店が大好き。そのため店内には、かつて喫茶店で使われていたユーズドの家具が配置されており、建物の躯体がむき出しの天井の高い空間の中に、レトロな喫茶店の雰囲気が漂っています。

店内は、「モグラ席」「フロア席」「大テーブル席」「家事室」と席ごとに名前がついており、空いていればどの席でも利用可能。

コーヒー450円(テイクアウト350円)
コーヒー450円(テイクアウト350円)

また、1時間から席をレンタルすることもできます。半地下になっているこちらの「モグラ席」(レンタル1時間1500円)は、落ち着く空間であると打合せにも好評なのだそう。

洗濯を待ちながら本が読める!ランドリースペース

店内の「家事室」と呼ばれるランドリースぺースには、エレクトロラックス社製の「mypro」という業務用のハイスペックな洗濯機と乾燥機が3台ずつ設置されています。

使用したいときはスタッフに声を掛け、レジにて受付と料金を支払うシステム。洗濯300円、乾燥400円。洗濯+乾燥セットは計2時間ほどかかり650円。働く女子にうれしい、夜20時までにピックアップすれば、預けるだけで洗濯+乾燥を代行してくれるサービス(980円)まであるんです。(受取は3時間以降、夜20時まで)

洗濯や乾燥だけじゃなく、アイロン(1回100円)やミシン(1回200円)も借りることができるので、その場で大きな作業台に服を広げてのびのびアイロンをかけることもできますよ。

プロデュースを手がける株式会社グランドレベルの前身は、元々建築系メディアづくりを行っていたのだそう。そのため、洗濯機の横にも、椅子の上にも、建築やデザインに関する書籍や雑誌が置いてあります。洗濯を待っている間、本を読んだり、パソコン作業をしたり、自由に過ごしてくださいね。

喫茶店でワークショップやイベントに参加しよう!

お店の使い方はお客様が決めてほしいというスタンスの「喫茶ランドリー」には、これまでにも地元の方がいろいろな企画やアイデアを提案し、実現してきました。

地元の方の持ち込んだハンドメイド雑貨や中古のレコードまで販売されています。売っているものはその日次第、行ってからのお楽しみです。

休日にはワークショップやバザー、イベントも開催され、早くも地域の人々のコミュニティの場になっています。

「家事室」では、地元の主婦の方が不定期に開催するミシンウィークというイベントが大盛況。地域の方と交流しながら、ミシンで作品づくりはいかがでしょうか。

こちらの「もぐら室」では、「ママディスコ」というDJイベントも開催。ソファは外に出し、喫茶店をダンスフロアに。週末のデイタイムにどなたでも参加できるそうです。

洗濯したり、ミシンで物作りしたり、読書したり、イベントで地元の人と交流したり…。「喫茶ランドリー」では、これまでにない喫茶体験を楽しむことができますよ!

text:富澤 春奈(mogShore)
  • 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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