台湾発。お茶の中を優雅に泳ぐ「CHARM VILLA」の金魚ちゃんティーバッグが話題!
ひらひらと黄金色の台湾茶のなかを泳ぐ、愛らしい金魚型のティーバッグ。台湾のクリエイティブブランド「CHARM VILLA(チャームヴィラ)」が手がけた商品で、海外のデザイン賞も受賞し、今話題になっています。こちらの直営店が実は京都にあるんです。素敵なティータイムのおともにいかがでしょう?
「かわいすぎる!」と巷で話題の金魚ちゃんティーバッグ
こちらが、うわさの金魚ちゃんティーバッグ。「台湾の古きよきものをリデザインし、生活を魅力的に」をコンセプトに掲げる、台湾のクリエイティブブランド「CHARM VILLA」が2013年に発表した商品です。つぶらなおめめに、ぴんと立った尾びれがなんとも愛らしい。中には、厳選されたおいしい台湾茶の茶葉が入っています。
ティーカップにやさしくお湯を注ぐと、金魚ちゃんが悠々と泳ぎだします。見ているだけで心が癒され、幸せな気分に!
「中国語でジンユーと発音する金魚は、『金の宝石』や『富』という単語の発音に通じ、幸福や富の象徴として台湾で愛されています」と広報の黄さん。
台湾茶の奥深い魅力や、お茶を飲む時間の豊かさを世界に発信するため、デザインの力で、お茶と金魚をドッキング。かわいい金魚ちゃんは、台湾茶を広めるためのアイコンでもあるのです。
茶葉にもこだわりがたくさん。最高の味に酔いしれて
現在展開しているのは、3種類の半発酵茶(烏龍茶)と1種類の発酵茶(紅茶)の4種類。烏龍茶の多彩さで知られる台湾だけあって、香りや味わいのバリエーションも豊富です。
一番人気は「台湾ローズ烏龍茶」。上質な産地で知られる阿里山の烏龍茶に、有機栽培されたバラの花びらをブレンド。やさしい甘みがある琥珀色のお茶を、バラの香りがふわりと包み込みます。
また、熟成した果実の香りと蜜のような甘みが魅力の「東方美人茶」も人気。他に、「台湾金萱茶」「台湾ルビー紅茶」もあります。
日本限定のパッケージも見逃せません。シックな金色をベースに、日本の桜をあしらった高級感あるデザインは贈り物にもぴったりです。
新商品もぞくぞく登場。今後の展開にも注目
台湾茶以外にも多彩なアイテムを展開している「CHARM VILLA」。日本での展開も少しずつ始まっています。そのひとつが、台湾ベニヒノキで作るマドラーやコースター。心なごむ銀杏や雲の形、ヒノキの清々しい香りがお茶の時間をより豊かにしてくれます。
CHARM VILLA京都は、海外初の支店として2017年3月にオープン。黒を基調としたスタイリッシュな空間が印象的です。京都の坪庭をイメージしたしつらい、同社のアートディレクターが描いた水墨画もモダン。東洋の美意識を体感できる空間になっています。
お店があるのは、話題のカフェや飲食店が並ぶ二条通沿い。ぜひ訪ねてみてください。
text:山口紀子
photo:マツダナオキ