クラフトビールの街・横浜で過ごす、休日のご褒美時間。名物ブルワリーを巡る港町さんぽ
「横浜ランドマークタワー」や「横浜赤レンガ倉庫」など、観光スポットが目白押しの横浜。実は、全国有数のブルワリー数を誇る“クラフトビールの街”でもあることをご存知ですか? 横浜に住んでいる人や、よく訪れる人でもなかなか知らないオトナな過ごし方を、『るるぶ&more.』編集部員の“まいまい”の体験ルポとともにご紹介します。豪華賞品が当たるアンケートやフォトコンテストも実施しているので、最後までお見逃しなく!
たまには昼から飲むのもいいよね…! 「REVO BREWING」で見つけた、横浜生まれのグルメなクラフトビール
今日は時間ができたので、横浜・みなとみらいエリアへおでかけ。駅を出た途端、抜けるような青空に胸が高鳴ります! 定番の観光地巡りもいいけれど、今回は、最近注目しているクラフトビールをテーマに散策してみることにしました。
まずはランチでエネルギーチャージ! みなとみらい線馬車道駅から徒歩約3分、「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」1階にあるブルワリーレストラン「REVO BREWING(レボ ブルーイング)」へ。大きな窓の向こうには、みなとみらいの景色が広がります。
店内は、レストランエリアと、気軽に一杯を味わえるバーエリアに分かれています。自家醸造のクラフトビールとともに、ピザやパスタ、グリル料理など、多彩なメニューを楽しめるのが魅力。
どれもおいしそうで迷いますが、「MEXICAN TACOSピザ」を注文。合わせるクラフトビールは、店を代表する「横浜家系IPA」M(250ml)です。
ピザには、豚ひき肉のタコスミートと、トマトやハラペーニョなどを使った自家製サルサソースがたっぷり。もちもちの生地に、ほどよい酸味と辛さ、ルッコラ・セルバチコの香りが重なります。
「横浜家系IPA」は、オレンジやマンゴー、ピーチ、パインを思わせる華やかな香りが特徴のヘイジーIPA。苦みは控えめで、ジューシーながらもすっきりと飲みやすく、ピザの後味をさっぱりと整えてくれます。ピリ辛のタコスミートとも相性抜群!
店員さんによると、「横浜家系IPA」はホップを“増し増し”に使った一杯。家系ラーメンのスープとヘイジーIPAに共通する“濁り”をかけた、横浜らしいネーミングにも注目です。
(写真左から)セゾンビールの「PARKY Saison」、ラガービールの「PEACE」、IPAの「ONE」、低アルコールのセゾンビール「Small Trip」 ※時期により内容は異なる
店内には大小5基の醸造タンクがあり、タイミングが合えば醸造スタッフが作業する姿を見られることも。提供するオリジナルのビールは日によって変わり、通常6~10種類ほどが並びます。
店内で醸造したビールを樽生やボトルで味わえるほか、オリジナルレシピの缶ビール「ONE」480円も販売。気になるボトルや缶を自宅で楽しむのもすてき。
安政6年(1859)の開港を機に、海外文化が流れ込んだ横浜。明治3年(1870)には、ウイリアム・コープランドが山手に「スプリングバレー・ブルワリー」を設立したそう。このブルワリーが日本のビール産業の礎を築くこととなり、横浜が“日本のビール産業発祥の地”であるといわれるようになった所以なんだとか!
きれいなみなとみらいの景色を眺めながら、昼間からクラフトビールを飲むなんて最高のぜいたく…! 日常を離れ、気分もリフレッシュできました。
■REVO BREWING(れぼ ぶるーいんぐ)
住所:神奈川県横浜市中区海岸通5-25-3 アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉1F
TEL:045-264-6280
営業時間:11時30分~15時、17~23時
※バーエリアは通し営業 (土曜は11時30分~23時、日曜、祝日は11時30分~22時)
定休日:無休(ホテルに準ずる)
景色を見たり、ショップを巡ったり…休日の横浜をのんびり満喫
食後は、海沿いの道をのんびりお散歩。「万国橋」に立つと、「横浜ランドマークタワー」や大観覧車「コスモクロック21」など、みなとみらいを代表する景色が一望できます。
潮風を感じながら歩くだけで、心がほどけていくよう。気になる景色を見つけて気ままに立ち止まるのも、横浜さんぽの楽しみです。
「万国橋」から海岸通を日本大通方面へ歩くこと約15分。いちょう並木沿いで小さな看板を見つけ、建物脇の小道を奥へ進むと、緑に囲まれた「ベーカリー三三(ベーカリーサンサン)」が現れます。
ホテルで料理からパティスリーまで幅広い経験を積んだフレンチ出身のシェフが、パンはもちろん、総菜やソースまで一から手作り。
生地は全体的に高加水で仕込み、ハード系のパンも、しっとりもちもちの食感に仕上げています。購入したパンやドリンクは、緑に囲まれたテラス席で楽しむこともできます。
おすすめのパンはこちらの3品。北海道産キタノカオリと国産バターを使い、3日かけて仕込む「クロワッサン」は、繊細な層が生み出すサクサク食感が自慢。「トリュフエッグサンド」は、卵ペーストとタルタルソースに、トリュフオイルと塩を合わせた香り豊かな一品です。ダークチョコレートとプラリネクリームが入った「パンスイスショコラプラリネ」は、香ばしくパリパリとした生地がたまりません!
パンのおともには、苦みと酸味のバランスがよい中煎りのオリジナルブレンドコーヒーを。画家・牧野伊三夫さんがイラストを手がけた紙袋もキュートなので、お気に入りのパンを包んでもらい、翌朝の楽しみにするのもおすすめです。
■ベーカリー三三(べーかりーさんさん)
住所:神奈川県横浜市中区日本大通33 神奈川県住宅供給公社ビル1F
TEL:非公開
営業時間:10~18時 ※売り切れ次第終了
定休日:無休
※支払いはキャッシュレス決済のみ
続いて、「ベーカリー三三」近くのコンビニ「gooz いちょう並木通り店」ものぞいてみます。
ドリンクコーナーには、横浜のブルワリーによる缶ビールが充実。店長さんによると、“横浜を応援したい”との思いから、品揃えを拡充したそう。気になる3本と、横浜生まれのおつまみを選びました。
※価格は購入時。品揃えは時期により異なる
「FREE STYLE」は、軽快な飲み口とクリーンな苦みが特徴のヘレス。「GOKIGEN Fruit Hazy」は、甘夏や湘南ゴールド、レモンなどを使ったフルーティーな一杯です。「横浜セッションIPA」は、アルコール度数4.5%で軽やか。
■goozいちょう並木通り店(ぐーついちょうなみきどおりてん)
住所:神奈川県横浜市中区日本大通15
TEL:045-663-6230
営業時間:7〜19時
定休日:無休
さらに海岸通周辺には、メガネ店「素敵眼鏡MICHIO」などのショップが入る「ジャパンエキスプレスビル」をはじめ、港町の歴史を感じさせる建物が点在しています。個性豊かな店をのぞいたり、レトロ建築を眺めたりと、気の向くままに歩くだけで新しい発見があります。
海を望む絶好のロケーション! 「QUAYS pacific grill」でプチぜいたくディナー

街歩きを楽しんでいるうちに、そろそろ早めのディナータイム。「ジャパンエキスプレスビル」から海沿いを歩くこと約15分、「横浜ハンマーヘッド」内にある「QUAYS pacific grill(キーズ パシフィック グリル)」へ。併設の「NUMBER NINE BREWERY(ナンバー ナイン ブルワリー)」で醸造したビールと料理を楽しめます。
1・2階には、バーカウンターやオープンキッチンを囲むダイニング、海に面したテラスが揃います。大きな窓の向こうには、海とみなとみらいの街並みが広がり、まるで海外のシーサイドレストランを訪れたような開放感!
入り口近くのカウンターで、スタッフさんがビールをグラスへ注ぐ姿を眺めていると、お店について教えてくれました。「NUMBER NINE BREWERY」はレストラン発のブルワリーで、食事に合うビール造りにこだわっているそう。
「NUMBER NINE」という名前は、店が位置する「横浜港新港ふ頭9号岸壁」にちなんだもの。小規模な醸造設備を生かし、湘南ゴールドや梅、フレッシュホップなど、地域や季節の素材を取り入れ、遊び心のあるビールを造っています。
店員さんに相談して、2種類のクラフトビールを選びました。「ナンバーナイン・ヘイジー」は、ホップの華やかな香りと、小麦やオーツ麦によるなめらかな口当たりが特徴のジューシーペールエール。苦みが控えめなので、クラフトビール初心者にもおすすめです。
「横浜ニューポートエール」は、イギリス産の伝統的なホップを使ったイングリッシュペールエール。穏やかなホップの香りとモルトの甘みが感じられ、しっかりとした飲みごたえがあります。1/2パイントなら、2種類を少しずつ飲み比べられるのもうれしい。
合わせる料理は、「キーズ・サーモンサンプラー」と「オリーブ・ドライトマト・モッツァレラのマリネ」を。サーモンサンプラーは、世界各地のサーモンを異なる味付けで味わえる一皿。自家製ベーグルや薬味を合わせると、味わいが変化します。
おいしいビールと料理、刻々と表情を変える景色に大満足。次は友人や家族を誘って、また訪れたい!
■QUAYS pacific grill(きーず ぱしふぃっく ぐりる)
住所:神奈川県横浜市中区新港2-14-1 横浜ハンマーヘッド1・2F
TEL:045-900-0310
営業時間:8~22時
定休日:無休
「新港中央広場」で、クラフトビール片手にひと休み


ディナーのあとも、もう少し街歩きを。「新港中央広場」へやって来ました。「新港中央広場」は、芝生や季節の花に囲まれた開放的なスポット。「横浜赤レンガ倉庫」を眺めながら、先ほど「gooz いちょう並木通り店」で購入したクラフトビールでひと休みします。
街なかでクラフトビールを買って、景色のいい場所で味わうもよし、横浜のおみやげにするもよし。最高の横浜さんぽでした。
※公共の場では周囲に配慮し、ごみは持ち帰りましょう。
■新港中央広場(しんこうちゅうおうひろば)
住所:神奈川県横浜市中区新港1-5
営業時間:24時間開園
定休日:無休
まだある! “クラフトビールの街”横浜で、要チェックのブルワリー
横浜市内には、まだまだ魅力的なブルワリーがたくさん。みなとみらいからちょっと足を延ばして訪れたい、隠れ家的スポットを3つご紹介します。
浦島ブルワリー
2023年11月、神奈川区・浦島町にオープンした小さなブルワリー。店内で醸造する多彩なスタイルのクラフトビールを、6~7人ほどが入れるスタンディングのタップルームで味わえます。営業は金・土曜のみ。京急線神奈川新町駅・子安駅から徒歩約8分、青い扉が目印です。
■浦島ブルワリー(うらしまぶるわりー)
住所:神奈川県横浜市神奈川区浦島町378
TEL:非公開
営業時間:金曜は18時15分~21時30分、土曜は12~19時
定休日:日~木曜
南横浜ビール研究所

京急線金沢文庫駅西口から徒歩約1分。1階に醸造所、2階にビアパブを構える「南横浜ビール研究所」。元エンジニアの醸造責任者が、材料の配合や発酵条件を緻密に計算し、“いつ誰が飲んでもわかりやすくおいしい”ビールを追求しています。華やかな香りと爽やかなキレが魅力の「ペールエール」グラス759円、マグ979円など、定番からフルーツビールまで多彩な一杯を楽しめます。
■南横浜ビール研究所(みなみよこはまびーるけんきゅうじょ)
住所:神奈川県横浜市金沢区釜利谷東3-1-4 2F
TEL:045-781-5055
営業時間:17~24時(土曜は12~24時、日曜、祝日は12~22時)
定休日:無休(不定休の場合あり)
TDM 1874 Brewery

明治7年(1874)創業の酒問屋「坂口屋」が、横浜・十日市場に設立したブルワリー。「TDM」は十日市場(Ten Days Market)の頭文字、「1874」は坂口屋の創業年に由来します。醸造設備を併設する本店では、自家醸造ビールと料理を楽しめるほか、ワインや日本酒も販売。シトラスの香りとほどよい苦みが広がる「IPA」720円をはじめ、国内外で高く評価された世界水準の一杯を味わえます。
■TDM 1874 Brewery(てぃー・でぃー・えむ・いちはちななよん・ぶるわりー)
住所:神奈川県横浜市緑区十日市場町835-1
TEL:045-985-4955
営業時間:11~21時(月・火曜~20時、日曜、祝日は~20時) ※バーは平日15時~、土・日曜、祝日12時~
定休日:水曜
「横浜クラフトビール」をテーマにフォトコンテストを実施! 上位入選者には豪華な賞品も♪
次の休日は、あなたもクラフトビールの街・横浜を訪れてみませんか? 『るるぶ&more.』公式Instagramでは、「横浜市×るるぶ&more. フォトコンテスト」を開催します。上位入賞者には豪華賞品が当たるチャンスも。詳細は対象のポスト をチェック!
※未成年の方はご応募いただけません。
※Instagram対象ポスト内の応募規約に同意のうえ、ご応募ください。
<賞品>

●最優秀賞:1名
QUAYS pacific grill お食事券 1万円分
●優秀賞:12名
横浜ビール醸造所 横浜ビールクラフト缶2種+美濃屋あられ 横濱ビア柿
※横浜ビールクラフト缶2種は、横浜ラガー、横浜ウィート、YOKOHAMA SESSION IPA、横浜セゾンからランダムでのご送付となります。
<応募方法>
Step1: 『るるぶ&more.』Instagram公式アカウント (@rurubuandmore)をフォロー
Step2:横浜で撮影した、「横浜クラフトビール」をテーマにした写真を選択
Step3:投稿のキャプションに撮影場所を記載
Step4:ハッシュタグ「#横浜クラフトビールフォトコン」を付けて写真を投稿!
<応募期間>
2026年9月17日(木)~ 11月30日(月)
Text:山田裕子
Photo:斉藤純平
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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