【韓国現地レポ】ソウルから日帰りで楽しめる! アルテミュージアム江陵で没入体験
ソウルから少し足を延ばして、特別なアート体験を楽しんでみませんか? 江原道・江陵(かんぬん)にある「アルテミュージアム江陵」は、圧巻のデジタルアートに囲まれながら、まるで自然のなかに入り込んだような没入体験ができる人気スポットです。KTXならソウルから約2時間でアクセスできるので、日帰り旅にもぴったり。今回は、実際に訪れて感じたみどころとアクセス方法をご紹介します。
ソウルをもっと楽しみたいなら、
╲こちらの記事もチェック!/
アルテミュージアムとは?
アルテミュージアムは、映像・音・香りを組み合わせた没入型アートを体験できる人気スポットです。
1. 共通のコンセプトは「ETERNAL NATURE(永遠の自然)」
アルテミュージアムの最大の特徴は、すべての展示が「自然」をテーマにしている点です。時間や空間を超越した「永遠の自然」を表現しており、花(FLOWER)、激しい波(WAVE)、壮大な滝(WATERFALL)、ジャングル、星空などが、最新のデジタルプロジェクションマッピング技術によって圧倒的なスケールで描き出されます。
難しい美術の知識がなくても、一歩足を踏み入れるだけで「うわぁ、きれい…!」と直感的に感動できるのが魅力です。
2. 視覚・聴覚・嗅覚を満たす演出
ただきれいな映像を見るだけでなく、「体全体でその自然を体験する」ことにこだわっています。波音や鳥のさえずりが空間いっぱいに響き、さらには展示ごとに異なる香りまで漂ってくるんです! 映像を見ているというより、本当に森や海の中を歩いているような感覚になれます。
3. 手がけているのは、世界が認めるデザイン会社「d'strict」
このミュージアムを作ったのは、韓国のデジタルデザインカンパニー「d'strict(でぃすとりくと)」。気鋭のクリエイティブ集団である彼らが「自分たちの最先端アートをいつでも体験できる常設館」としてオープンしたのが、このアルテミュージアムです。
2020年に韓国のチェジュ島に1号館がオープンして以来、韓国国内(麗水、江陵、釜山)だけでなく、ラスベガス、ドバイ、香港など世界中の主要都市に進出しています。そして2026年11月には日本(名古屋)にもオープン予定。世界各地へ展開を続けるイマーシブアートブランドです。
アルテミュージアム江陵のテーマは「VALLEY(谷)」
江陵館では、江原道の豊かな自然を「VALLEY(谷)」というテーマで表現。山や渓谷を思わせる作品が多く、ほかのアルテミュージアムとは違った雰囲気を楽しめます。ちなみに他館も、
済州:「ISLAND(島)」
麗水:「OCEAN(海)」
釜山:「CIRCLE(循環)」
などのように、各エリアの地形や自然の特色がコンセプトに反映されているんですよ。
ここに注目! 6つのみどころ解説
江陵館ではここならではの展示が数多く揃い、ほかの館とはひと味違う没入体験を楽しめます。
●「GARDEN」エリアで描かれる「江原道の美」

アルテミュージアムの名物である超巨大空間「GARDEN」では、四季折々の江原道の風景が次々と映し出されます。太白山脈の夜明け、降り積もる雪景色、そしてランタンが夜空に舞い上がる幻想的なシーンなど、江陵ならではの景色が音楽とともに展開されます。映像が切り替わるたびに空気まで変わるようで、しばらくその場から動けませんでした。
●圧倒的な高さを誇る滝「WATERFALL INFINITE」

江陵館は天井高が約10mあり、この高さを活かしたデジタル滝の迫力が他館と比べてもピカイチです。天井いっぱいから流れ落ちる滝は、思わず見上げてしまう迫力。水が本当に落ちてきそうで、足を止めて見入ってしまいました。
●神秘的な巨大太陽「SUN」

江陵館で特に人気のフォトスポットが、この「SUN」のエリアです。丸い光を放つ巨大な太陽のオブジェが設置されており、その前に立ってシルエット写真を撮るのが定番。済州などにはない、江陵館を象徴するアイコニックな作品です。筆者も撮影してみましたが、スマホでも絵になる1枚が撮れました。
●白い虎が出現する「FOREST」

「FOREST」という神聖な森をテーマにしたエリアも。ここでは、水、風、土、火の属性を持った精霊(守護獣)たちが現れるのですが、なかでも「白虎(ホワイトタイガー)」が登場する演出が目玉。厳かな音楽とともに現れる白い虎は神々しい美しさ……。静かな空間なので、ほかの展示とはまた違った雰囲気を楽しめました。
●巨大な波が迫り来る「WAVE」

筆者が思わず立ち止まったのが「WAVE」。壁も床も鏡張りになっているため、巨大な波が四方八方から押し寄せてくるよう。写真で見るより何倍も迫力があり、圧倒されてしまいました。スリルと美しさが同時に押し寄せてくる、まさに目玉エリアの一つです。
●自分が描いた生き物が泳ぐ「LIVE SKETCHBOOK」

江陵のテーマである「VALLEY(谷)」にちなんで、「谷に住む生き物」をモチーフにしたエリアです。 ここでは、紙に描かれた生き物の絵にクレヨンで好きな色を塗ってスキャナーで読み込ませると、目の前の巨大なデジタル渓谷に自分で色を塗った生き物が立体的に飛び出して動き回るという仕掛けが。なんだか自分でも作品を生み出したような不思議な感覚になれました!
ソウルからアルテミュージアム江陵への行き方は?
アルテミュージアム江陵は、ソウルからKTXを利用すれば約2時間でアクセスでき、日帰り旅行にもおすすめです。大まかな流れは、「ソウルからKTXで江陵(かんぬん)駅へ行き、そこからタクシーに乗り換える」というルート。具体的な手順やポイントをまとめました!
① ソウル市内の駅から「KTX」に乗車
所要時間:約1時間30分〜2時間
ソウル市内の乗り入れ駅から、江陵行きの高速鉄道「KTX-イウム」に乗車します。
- ソウル駅発:約2時間
- 清凉里(ちょんにゃんに)駅発: 約1時間40分
※清凉里駅から乗る方が、ソウル駅発より本数が多く、所要時間も短いためおすすめです。
↓
② 終点「江陵(かんぬん)駅」で下車
↓
③ 江陵駅からタクシーに乗車
所要時間:約15分
運賃は片道約W6000〜8000(約700〜900円程度)です。
KTXについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
自然をテーマにした幻想的なデジタルアートが広がる「アルテミュージアム江陵」は、ソウルでは味わえないスケールの大きな没入体験が楽しめるスポットです。実際に訪れて印象的だったのは、天井いっぱいに流れ落ちる滝の演出や、巨大な太陽が浮かぶ「SUN」の幻想的な空間。写真では伝わりきらない迫力があり、時間を忘れて見入ってしまいました。ソウル観光にもうひとつ特別な思い出をプラスしたい人は、ぜひ日帰りで訪れてみてください。
■ARTE MUSEUM江陵(あるてみゅーじあむかんぬん)
住所:江原特別自治道江陵市蘭雪軒路131
TEL:1899-5008
営業時間:10~20時(最終入場19時)
定休日:なし
料金:大人W1万9000~
アクセス:KTX江陵駅からタクシーで約15分
公式サイト:https://artemuseum.com/gangneung
Text:アーク・コミュニケーションズ
Photo:d'strict
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




