【韓国現地レポ】ソウル・江南で見つけた!守護獣「ヘチ」がモチーフのカフェ「EERO(いろ)」

【韓国現地レポ】ソウル・江南で見つけた!守護獣「ヘチ」がモチーフのカフェ「EERO(いろ)」

韓国 カフェ コンセプトカフェ るるぶ情報版(海外)編集部 食・グルメ
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ソウル・江南(かんなむ)エリアで少し特別なカフェタイムを過ごすなら、「EERO(いろ)」はぜひ訪れたい一軒。ソウルの守護獣・ヘチをモチーフにした店内は、空間ごとに異なる表情を見せます。韓国らしい素材を使ったメニューやオリジナルグッズに加え、建築デザインもみどころ。都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間を過ごせる隠れ家的なカフェです。

Summary

ヘチをモチーフにしたカフェ「EERO」とは?

コンクリートを生かした建物の1階に位置
コンクリートを生かした建物の1階に位置

EEROは、ソウルの守護獣・ヘチをモチーフにしたコンセプトカフェ。店名の「EERO(利路)」には、「ヘチが人々をよい道へ導く」という願いが込められています。ユニークなメニューはもちろん、建築やデザインにも目を向けたくなる一軒です。

瑞草(そちょ)は韓国最高裁判所をはじめ法曹関連施設が集まるエリア。その地域性に着目し、法と正義の象徴であるヘチをブランドのシンボルとして取り入れました。地域の歴史を現代的なデザインへ落とし込んでいるのも、このカフェならではの魅力です。

2024年に国際的な建築賞を受賞
2024年に国際的な建築賞を受賞

建物の設計を手がけたのは、建築家ユ・ヒョンジュンさん。落ち着いたコンクリートの質感や自然光を取り入れた空間も、みどころのひとつです。

1階・ヘチの庭園・地下、フロアごとに異なる表情を楽しもう

高い天井と大きな窓が開放感を演出する1階
高い天井と大きな窓が開放感を演出する1階

EEROでは、フロアごとに異なる雰囲気を満喫できます。1階は「陽」、地下は「陰」をテーマにデザインされており、ギャラリーのようにスタイリッシュで自然光がたっぷり入る1階は、明るく穏やかな時間が流れます。

窓の外に広がる「ヘチの庭園」は、周囲の景色になじむよう造られており、都心にいながらほっとひと息つける雰囲気です。

店内から眺められる「ヘチの庭園」。季節ごとに変わる景色も楽しみ
店内から眺められる「ヘチの庭園」。季節ごとに変わる景色も楽しみ

地下へは階段のほか、エレベーターでも移動できます。ドリンクやスイーツを持ったままでも移動しやすく、ゆっくり館内を巡りたい人にも便利です。

地下の入り口では小さなヘチ像がお出迎え。韓国の寺院にある「一柱門」のように、新たな世界への入り口を表現しているそうです。

天井から流れ落ちる水の音が心地よく響く
天井から流れ落ちる水の音が心地よく響く

中に入ると天井から水が流れ落ちる幻想的な景色が現れます。「陽」を表現した1階とは対照的に、「陰」をテーマにする暗めの地下では、水音とほのかな香りが広がり、自然と心が落ち着いていきます。

自分自身と向き合う時間を過ごせる展示スペース
自分自身と向き合う時間を過ごせる展示スペース

地下の奥には、鏡と球体を使ったインスタレーション作品「業鏡房(おぷきょんばん)」を展示しています。神秘的な空間でアート鑑賞をしていると、新しい世界に来ているように感じました。

韓国らしい素材を味わえるシグネチャーメニュー

EEROでは、韓国の食材を活かしたオリジナルメニューも充実。ミスカルや黒ごまなど韓国で親しまれている食材を取り入れ、現代らしい感覚に仕上げているのも特徴です。見た目の美しさだけでなく、素材選びにも工夫が感じられます。

「ヘチの神樹林(夏)」W9800
「ヘチの神樹林(夏)」W9800

「ヘチの神樹林」は、“神が宿る森”を表現した一品。ホワイトチョコレートムースの中に桃とプラムのコンポート、土台には玄米のクルスティアンを合わせています。夏・秋・冬、それぞれをテーマにした3種類が揃い、好みで選べるのもうれしいです。

「ソリプルクリームラテ」W6800
「ソリプルクリームラテ」W6800

人気ドリンクの「ソリプルクリームラテ」もおすすめ。韓国の伝統飲料・ミスカルをベースに、エスプレッソとミスカルクリームを合わせた一杯で、穀物の香ばしさとコーヒーのほろ苦さが見事に調和します。

「黒ごまサブレサンド」W4300
「黒ごまサブレサンド」W4300

「黒ごまサブレサンド」は、黒ごま入りのサブレでバタークリームをサンドした一品。ヘチの形がキュートで、コーヒーとの相性も抜群です。

筆者が印象的に感じたのは、それぞれの空間やメニューが一つの世界観でつながっていること。店内で過ごした時間の余韻とともに、そのこだわりを味覚からも感じられました。

店内に隠れたヘチを探してみよう! グッズもチェック

EEROを訪れたら、ぜひ注目したいのが店内に点在するヘチのモチーフです。

入口や庭園、地下など、店内のあちこちにヘチが隠れている
入口や庭園、地下など、店内のあちこちにヘチが隠れている

スタッフによると、店内にはさまざまな表情のヘチが散りばめられているそうです。入口のヘチ像をはじめ、庭園や地下、壁のデザインなど、思いがけない場所で出会えることも。館内を巡りながらヘチ探しを楽しむのもEEROならではの過ごし方です。

地下の展示スペースまで見学したあと1階へ戻ってみると、最初とは違う景色に見えてくるのも印象的。建築や庭園、アートがゆるやかにつながり、歩くほどに新たな発見があります。

旅の記念にしたいオリジナルグッズ
旅の記念にしたいオリジナルグッズ

帰る前にはオリジナルグッズもチェック。ヘチモチーフのグラスやコースター、アクセサリーなどが揃い、EEROで過ごした時間を持ち帰れるのも、このカフェならではの魅力です。

EEROは、ヘチをテーマに建築やアート、食までひとつのストーリーでつながるコンセプトカフェです。1階から地下へと歩みを進めるにつれ、光や水、香りが織りなす異なる雰囲気を楽しめ、店内に隠れたヘチを探したり、展示を鑑賞したりと、思い思いの時間を過ごせます。江南エリアでゆったりとした時間を過ごしたい人や、建築やアートに興味がある人にもおすすめの一軒です。

■EERO(いろ)
住所:韓国ソウル特別市瑞草区盤浦大路46キル9
TEL:02-6447-1080
営業時間:12~20時(19時50分LO)、土・日曜は11時~21時30分(21時LO)
定休日:なし
アクセス:地下鉄2号線瑞草駅1番出口から徒歩約3分
URL:https://www.instagram.com/eero.seoul

text&photo:千智宣

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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