朝ごはんも、ちょい飲みも、お買い物も。鎌倉駅から徒歩2分の憩いの場「とすいハウス」が素敵すぎた【館内全店舗紹介】
2026年3月に鎌倉駅のすぐ近くにオープンした「とすいハウス」は、昭和に建てられた一軒家を生かした複合スペースです。建物内には個性的な飲食店や雑貨店が7店舗とレンタルスペース「ひよりノこま」がそろいます。この記事では常設の7店舗をすべてご紹介します!
とすいハウスとは?

「とすいハウス」は、鎌倉駅西口から御成通りを歩いて2分。オーナーが築70年の一軒家を地域に開けた場所にしたいと、改装してできあがった複合スペースです。
昭和の懐かしさを感じられる2階建ての間取りをそのまま生かした空間に、寄り合うようにお店が集まっています。
台湾の朝ごはん文化を味わえる「ゆげ」

御成通りから一歩敷地に足を踏み入れると、マントウサンド専門店「ゆげ」が現れます。せいろから立ちのぼる湯気が目印で、1日の始まりにぴったりの場所です。
台湾の空気感が大好きだという姉妹が、朝ごはん文化が根付く台湾の魅力を自分たちらしく再現しています。
朝8時30分からオープンしており、テイクアウトが基本ですが、敷地内のベンチやテラスでゆっくり味わうこともできます。

名物は、台湾の朝ごはんの定番・マントウ(饅頭)。マントウはシンプルな味わいの蒸しパンのようなもので、台湾では具をはさんだり、スープにつけたりして食べられています。
店内での人気No.1は「まぐろサンド」(大トロ 1490円、赤身1069円)。ふかふかでほんのり甘いマントウにはさまれているのは、「近隣のおいしいものを食べてほしい」という想いから選んだ三崎のまぐろ。
刺身でも食べられるまぐろをフリットし、その上には食感と風味が楽しい、炒めたにんじんとネギがたっぷり。もともと鎌倉でカレー店を営む姉妹らしく、ソースはカレー味で具材のうま味を引き立てます。ボリューム満点ながら、まぐろなので重さがなく、ぺろりと食べられる一品です。

そのカレー味にぴったりなのが豆乳ラッシー。「実は豆乳が苦手だった」と話す店主ですが、台湾で飲んだフレッシュな豆乳のおいしさに感動し、メニューに取り入れたのだそう。
さらに夏らしい味わいに仕上げた「のむアイス豆乳レモンソフト」700円は、豆乳のやさしい甘さとクリーミーさにレモンの酸味がほどよく重なり、さっぱりなめらか。

8時30分~10時30分の限定メニューとして7月にスタートしたばかりなのが、「朝ごはんセット」680円。台湾の定番・豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」とマントウのセットです。
豆乳に黒酢のタレ、ごま油、ラー油を合わせたシンプルな味付けで、具はアミエビ、ザーサイ、小ネギ。食べ進めるうちに豆乳が酢によってゆるく固まり、おぼろ豆腐のように変わるのも楽しく、朝にゆっくりお腹があたたまるやさしい一杯です。
このほか、あんこバターのマントウサンドや、蒸しカステラのようなマーラーカオなど、おやつにぴったりのメニューも揃います。 朝はもちろん、午後のリラックスタイムにも立ち寄りたくなる、台湾の風が流れるお店です。
■ilu kamakura ゆげ(いる かまくら ゆげ)
TEL:070-9173-1097
時間:8時30分~17時
定休日:不定休
公式SNS:https://www.instagram.com/yuge_ilu_kamakura/
心を整えるヒーリングスポット「Purushana」

ヨガ・ヒーリング専門店「Purushana(ぷるしゃな)」。 ヨガ歴30年、そして1年の半分近くをインドで過ごすという店主が営むだけあって、店内には質の高いヨガマットや、インドで見つけたマンダラの塗り絵など、心を整えてくれるアイテムが幅広くそろっています。
無農薬でつくられた国産のムクナ豆を焙煎して作られた「ムクナ茶」、店主の友人が手掛ける天日塩「ピラミッドソルト」など、体にやさしいラインナップも魅力。店主自身が使って本当に良いと感じたものだけを置いているそう。

特に、今は遠方からも求めて訪れる人が多いというのが、チベットなどで古くから使われてきたシンギングボウル。日本の“おりん”のようなもので、専用のスティックで叩いたり縁をこすったりして音を鳴らすと、何とも言えない神秘的な響きが空間に広がります。シンギングボウルの無料体験会やヨガクラスも随時開催(イベントは公式サイトから要予約)。
■Purushana(ぷるしゃな)
TEL:0467-40-4990
営業時間:11~18時
休み:不定休
公式サイト:https://www.purushana.com/
ヨーロッパの手仕事に出合うアンティークショップ「INCENSE」

イギリスやフランスを中心にしたヨーロッパのアンティーク雑貨がそろうお店。店内にはアクセサリーにレースやスカーフ、食器、オリジナルの洋服など、機械のない時代に職人の手でつくられた1点ものがほとんどで、ほかのお店ではなかなか出合えないものばかり。

学生時代からアンティークやヴィンテージに興味があったという店主は、当時からフランスにも惹かれ、気づけば自然とこの世界に進むことを思い描いていたといいます。現地に買い付けに行き、アンティークのなかでも現代の生活に取り入れやすいものをセレクトしているそうです。
■INCENSE(いんせんす)
TEL:0467-38-7860
営業時間:11~18時
定休日:水曜
公式サイト:https://www.incense-kamakura.com/
葉山のギャラリーの世界観を楽しむ「HemingArts Onari Kamakura」

「HemingArts Onari Kamakura(へみんぐあーつ おなり かまくら)」は葉山御用邸近くのギャラリー「HemingArts」の世界観を、日常の中で楽しめるショップです。店内には、日本の作家による器やガラス工芸のほか、手に取りやすい価格のヨーロッパやアメリカの食器が並びます。
コンセプトは「日々の生活を豊かにしてくれるもの。しぜんと丁寧な暮らしのできるもの。作り手の思いのあるもの。時が美しくしたもの、時がより美しくするもの。そして、未来へ繋ぐもの」。

特に目を引くのは、色鮮やかな絵付けが魅力の九谷焼。手仕事ならではの一点ものが多く、じっくりとお気に入りを探したくなるお店です。
■HemingArts Onari Kamakura(へみんぐあーつ おなり かまくら)
TEL:090-3133-0130
営業時間:12~17時
定休日:水・木曜、ほか不定休
公式サイト:https://hemingarts.shop/
花とお酒が出迎えてくれる「柚月木」

都内のフラワーショップで修業を積んできた店主が、「お花もお酒も好きで、いつかはその両方を楽しめるようなお店を」と思い描いていた構想を形にしたのが、この「柚月木(ゆつぎ)」。
店内には、少しシックで落ち着いた色合いの花々が並びます。 1本から購入が可能で、1本300~4000円程度と価格帯も幅広いので、好みや予算を伝えて店主と一緒に選ぶのがおすすめです。

お酒はフランスのナチュラルワインが中心。棚にずらりと並ぶボトルから、抜栓されたワインを角打ちスタイルで気軽に楽しめます。日本のクラフトビールも揃い、店主が好きだという果実感のあるサワー系のビールが多め。
立ち飲みで、花とお酒の心地よい時間をゆるっと楽しめます。
■柚月木(ゆつぎ)
TEL:なし
営業時間:不定 ※公式SNSで要確認
定休日:木曜、ほか不定休
公式SNS:https://www.instagram.com/_yutsugi_/
動物モチーフのベビーアイテムがそろう「MERINO」

元は子ども部屋だったという2階の一室にある「MERINO(めりの)」は、0~4歳までの子ども服やグッズを扱うショップ。アイテムのほとんどは海外ブランドで、フランスやイギリス、オランダを中心に、日本のブランドもそろいます。
動物や自然をモチーフにしたデザインにこだわり、メリノウールを使ったウェアやおもちゃなど、やさしい質感と温かみのある商品が並びます。プレゼントなどでも特に人気なのは動物の耳がついたボンネット(赤ちゃん用の帽子)。

また、店名にちなんで羊のアイテムはイチ押し。オリジナルキャラクター「そいまる」のあみぐるみは、100%オーガニックコットンでひとつひとつ丁寧に編まれたこだわりのアイテム。そのかわいらしさに、大人のファンも多いのだとか。
■MERINO(めりの)
TEL:なし
営業時間:不定
定休日:不定休
※営業時間・休みは公式SNSで要確認
公式SNS:https://www.instagram.com/merino.official__/
名物自家製ソーセージで昼飲みも「yoi -宵-」

埼玉・大宮で12年ほどビストロを営んできた夫婦が手掛ける、ビストロ料理とおばんざいを中心としたお店。もともとの和室の雰囲気を残した店内はこぢんまりとしていて、女性一人でもふらりと入りやすい落ち着いた空気が漂います。
ナチュラルワイン、日本酒、カクテルなど幅広く揃い、昼から飲めるのがうれしい!
イチ押しは、創業以来作り続けている、国産の豚肩ロースと瀬戸内の藻塩、スパイスのみで仕上げた自慢の手作りソーセージを使ったメニュー。「鎌倉野菜のホットドック」1200円はビールにはもちろんワインにもぴったりです。
■yoi -宵-(よい)
TEL:070-3535-5641
営業時間:営業時間:14時~23時(22時LO)※月曜(祝日の場合は火曜)は18時~23時(22時LO)
定休日:木曜
公式SNS:https://www.instagram.com/yoi_kamakura/
■とすいハウス
住所:神奈川県鎌倉市御成町10-3
TEL:なし
営業時間・定休日:店舗により異なる
アクセス:JR横須賀線・湘南新宿ライン鎌倉駅から徒歩約2分
公式SNS:https://www.instagram.com/tosui_kamakura/
Text&Photo:松井みほ子
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




