【北海道・帯広】絶品パンとばん馬とのふれあいを楽しむ新名所|麦音ホースパーク
北海道・十勝の豊かな自然に包まれた大人気ベーカリー「麦音(むぎおと)」。その敷地内に、2026年、新たな体験型スポット「麦音ホースパーク」が誕生しました。十勝産小麦100%の絶品焼き立てパンを堪能できるのはもちろん、愛らしい馬たちとのふれあいまで楽しめる、帯広旅の目的地にぴったりの注目スポットをご紹介します。
帯広に誕生! “馬と小麦”がテーマの新スポットって?
麦音/麦音ホースパークってどんなところ?

「麦音(むぎおと)」は、地元・帯広市民をはじめ全国のパン好きから深く愛される老舗ベーカリー「満寿屋商店(ますやしょうてん)」が手がける店舗のひとつです。
昭和25年(1950)創業の満寿屋商店は、「地元で作られた小麦でパンを焼きたい」という強い想いから、使用する小麦の十勝産100%化を実現させました。帯広市内に数ある満寿屋商店の店舗の中でも、「麦音」はそのフラッグシップ(旗艦)店にあたります。
敷地面積はなんとサッカーコート4面分に相当する約3万3000㎡! 広大な敷地内には、ここでしか味わえない魅力的な体験が詰まっています。
麦音の大きな特徴は2つ。1つは、満寿屋商店が大切にする地元・十勝産小麦の美味しさや魅力を、パンを通して体感できること。そしてもう1つは、敷地内に馬牧場「麦音ホースパーク」があることです。
ベーカリーがなぜホースパーク?

「なぜパン屋さんがホースパークを?」と疑問に思う方も多いかもしれません。実はこれには、十勝の農業文化を伝えることと、十勝の地域資源の循環を体現するという2つの理由があります。
かつて十勝の開拓や農業において、人々と共に汗を流して活躍してきたのが馬たちでした。現代のパン作りを支える十勝の農業文化や歴史的背景を、馬とのふれ合いを通して感じてもらうためにこのパークが作られたのです。

また麦音では十勝の自然を生かしたサステナブルな循環を実践。
十勝で栽培した麦わらを帯広競馬場の敷きわらに使い、菌のついた麦わらをマッシュルームの培地へ、その後再び小麦畑へと活用しています。
さらに敷地内の小麦畑は帯広農業高校の生徒と共に管理し、地域一体で十勝産小麦の魅力を発信しているんですよ。
馬とのふれあいプログラムなどをチェック

敷地内のホースパークでは、馬たちが毎日7時30分~15時の間、のびのびと放牧されています。ここで暮らしているのは、北海道の歴史に深く関わってきた「どさんこ」と「ばん馬(ばんば)」という2種類の馬。
「どさんこ(北海道和種)」は、小柄でがっしりとした体格が特徴の北海道在来馬。一方の「ばん馬」は体重約1トンにもなる世界最大級の馬で、帯広名物「ばんえい競馬」で活躍しています。
小さな子どもでも馬を間近で見られるため、家族連れのおでかけ先としても人気を集めそうです。
毎週土曜日には、北海道の在来馬である「どさんこ」とのふれあいイベントを実施! 優しくタッチしたり、記念撮影を楽しんだりと、間近で馬の温もりにふれられる貴重な体験ができます。
■ふれあい体験
期間:毎週土・日曜
実施時間:①10~11時 ②12時30分~13時 (1組あたりの所要時間は3~5分)
料金:無料
予約:不要
焼きたてパンもお楽しみ。十勝産小麦のおいしさを感じる
小麦は100%十勝産。素材へのこだわり

麦音で使用している小麦は、すべて地元・十勝産100%!稀少な「キタノカオリ」をはじめ、風味や食感の異なる全6種類の小麦をパンの種類によって使い分けています。
今回の取材では朝8時に伺いましたが、店内はすでに来店客で賑わっていました。
もっともパンの種類が揃うのは毎日10時30分~11時頃とのこと。繁忙期(GW、お盆、年末年始)を除きパンの事前電話予約・取り置きもできるので、お目当てのパンが決まっている場合は予約がおすすめ。
必食のパン 7選
1.「うまパン」(200円)

ホースパークのオープンを記念して誕生したキュートな一品! ふんわりソフトな食感の生地の中には、地元・清水町「あすなろファーミング」の生乳を100%使用した濃厚なカスタードクリームが詰まっています。
2.「麦音ねじりドーナツ」(160円)

麦音で一番人気の定番商品。もっちりとしたドーナツ生地と、表面にまぶされた砂糖のシャリッとした食感の組み合わせがクセになります。毎月8日は「ねじりドーナツの日」となっており、お得に購入できます。
3.「黒豆塩バターパン」(250円)

生地の中には「十勝とやま農場」の黒豆がゴロゴロと贅沢に入っており、しっかりとした粒感を楽しめます。バターのほどよい塩味が黒豆の甘みを引き立てていて、美味しいです。
4.「オドゥブレ十勝」(170円)

「十勝を代表するパン」を目指して開発されたこだわりのパン。独特のうま味を持つ稀少小麦「キタノカオリ」を100%使用し、小麦粉に対して115%もの水を含ませて焼き上げる超高加水パンです。もっちりを超えた“むっちり”食感で、噛むほどに小麦の香りと旨味が溢れます。トーストすると外はサクッと香ばしく仕上がりに。
5.「とろーりチーズパン」(450円)

改良を重ねて完成した自信作。地元の牧場と共同開発したチーズ「升(MASU)」をはじめ、5種類ものチーズを使用しています。チーズ特有のクセがなくとても食べやすいのが特徴。注文を受けてから焼き上げるため、出来立てのアツアツ・とろーり感を堪能できます!
6.「とかち牛カレーパン」(310円)

道内にある満寿屋商店の店舗の中でも、麦音限定のカレーパン! 地元帯広のブランド牛「豊西牛(とよにしぎゅう)」がゴロッと入っており、満足感たっぷりです。甘みのある生地とマイルドながらもコクのあるカレーが好相性。表面のコーンフレークが食感のアクセントになっています。
7.「うまっしゅパン」(220円)

ホースパークの資源循環の主役でもある「マッシュルーム」を使用した香ばしいパン。シチューやグラタンなどクリーム系の料理と相性抜群! トースターでリベイクすると、マッシュルームの芳醇な香りがより引き立ちます。
カフェもテラスもガーデンも。気分で楽しむパン時間

店内にはイートインスペースがあり、淹れたてのコーヒーなどを販売するドリンクコーナーも併設。大きな窓の外の小麦畑を眺めてゆっくりパンを味わえます。

また、天気の良い日は広大な屋外ガーデンやテラス席で食べるのもおすすめ。無料のレジャーシート貸出サービスもあり、芝生の上にサッとシートを広げれば、あっという間に自分だけのピクニックエリアが完成します。
麦音ホースパークへのアクセス

「麦音ホースパーク」へのアクセスは、車かバスで。
車の場合は、帯広広尾自動車道「帯広川西IC」から10分ほどで到着します。広い無料駐車場も完備しているため、ドライブ中の立ち寄りにもぴったり。
JR帯広駅から向かう場合は、帯広駅バスターミナル11番のりばから十勝バス「自衛隊・稲田線」または「イトーヨーカドー線」などに乗車し、「稲田かわにし学園前」または「稲田南8線」バス停で下車、徒歩約3~5分です。
■麦音ホースパーク 馬と小麦の丘
(むぎおとほーすぱーく うまとこむぎのおか)
住所:北海道帯広市稲田町南8線西16-2 麦音(ベーカリー)敷地内
TEL:0155-67-4659
営業時間:6時55分~18時(馬の放牧時間7時30分~15時)
定休日:無休
Text:るるぶ情報版編集部(村上黎)
Photo:三原裕史
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。




