【高円寺】異国気分を味わえる「Lopnur」で、 世界にひとつだけのブーケ作り【ご褒美の新定番】
東京・高円寺にある、まるで異国を旅しているような気分を味わえる花屋「Lopnur(ろぷのーる)」。不定期で開催されるワークショップでは、オーナーの唯一無二の感性が光るエキゾチックなブーケ作りを体験できます。世界に一つだけのブーケを束ねて、自分へのご褒美として花を贈ってみませんか?
まるで秘密基地のように小さなお花屋さん

高円寺駅から徒歩約10分、高円寺パル商店街近くの細い路地裏を曲がった先に「Lopnur」はあります。
“海外旅行中に偶然見つけた花屋”をイメージしたという店舗は、周囲をよく見ながら歩かないと通り過ぎてしまいそうな、隠れ家的な佇まい。扉を開ける前から、まるで異国の街角を散策しているような気分を味わえます。

ドアを開けて店内に一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは色とりどりの花々。異国の小さな花屋に迷い込んだような、そして自分だけの秘密基地を見つけたような、心躍る空間が広がっています。


海外での留学経験をもつオーナーが手がける店内は、インドやモロッコ、アナトリアなど、さまざまな国の文化をミックスした唯一無二の空間。異国の街角にある小さな花屋を訪れたような、非日常の雰囲気を楽しめます。
店内には花々だけでなく、世界各国で買い付けた陶器や花瓶などの雑貨も並びます。一つひとつ眺めているだけで、東京にいながら海外を訪れたようなひとときを過ごせます。

店内を彩る印象的な赤い壁は、あえて風合いを残すためにプロには依頼せず、オーナーと友人たちの手で一つひとつ塗装したのだそう。手仕事ならではの味わいが、空間にあたたかな表情を添えています。
やわらかな間接照明の灯りも相まって、店内は心地よい温もりに包まれた空間。思わず時間を忘れて過ごしてしまうような、穏やかな雰囲気が漂っています。

店名で“花が枯れてしまう儚さ”を表現したかったというオーナー。そのヒントになったのは、とある小説で知った「ロプノール」という湖。かつて中国・タクラマカン砂漠に存在したロプノール湖は、現れては消えることから「さまよえる湖」ともよばれ、その姿を予測できない神秘的な存在として知られています。
現れては消えるロプノール湖の姿が、花が咲き、やがて枯れていく儚さと重なり、店名を「Lopnur」と名付けたそうです。
約40種類の花から選ぶ、世界にひとつだけのブーケ
細部にまで世界観作りへのこだわりが詰まった「Lopnur」。通常のフラワーショップとして営業する傍ら、完全予約制のワークショップも開催しています。
今回は、自分へのご褒美にぴったりな「ブーケ作り」5500円〜を体験。約40種類の花々からお気に入りを選び、世界にひとつだけのブーケを束ねていきます。

まずは、実際に花を眺めながら、どんなブーケに仕上げたいかイメージを膨らませていきます。
ワークショップに訪れるのは、ブーケ作りや花に詳しくない初心者がほとんど。花の組み合わせや色選びに迷ったときは、オーナーが隣でやさしくアドバイスしてくれて、初めてでも安心して楽しめます。
しばらく悩んだ末、今回は「Lopnur」の世界観を表現した、“個性的でインパクトのあるブーケ”をテーマに制作することに。どんな花を組み合わせればイメージに近づくのか、一輪ずつ組み合わせを考える時間も、このワークショップならではの魅力です。

花選びで意識したいポイントは、“形”と“色”の2つ。
まず“形”は、ブーケ全体のバランスを左右する大切な要素です。スプレーマムのように茎に対して上向きに花が咲くボリュームのある花は下部に配置し、ダリアのように茎が長くて華奢な花は上部にあしらうのがポイントです。そうすることで、茎が自然に隠れて、花の美しさがより引き立ちます。
さらに、高さに変化をつけることで、ブーケに立体感と奥行きが生まれ、より表情豊かな仕上がりになるのだそう。

“色”は、近い色同士でまとめるグラデーションよりも、コントラストを効かせた配色が「Lopnur」流。使う色は2色、またはラッピングを含めて3色程度に絞り、反対色同士で組み合わせるこを意識して組み合わせることで、華やかで印象的なブーケに仕上がります。

まずは、ブーケの主役となる1輪を決めるのがポイント。その花を中心に、周りを囲むようなイメージで組み合わせていくと、完成したブーケの姿を想像しながら花選びを楽しめます。
今回はオーナーのアドバイスをもとに、白と赤を基調とした配色に決定。ピンクのダリアを主役に、クルクマやスプレーマム、カラー、アンスリウム ネロ、ゴールドダストなど、計8種類の花をセレクトしました。
花は1輪300〜900円ほど(時価)が中心。選んだ花の合計が5500円以上になったら、いよいよブーケを束ねてラッピングへと進みます。
実際に、花と向き合う時間を満喫するために1日かけて参加する人もいるのだそう。時間に追われることなく、自分のペースで花と向き合えるのもご褒美時間です。
大胆なラッピングでドラマティックな一束に!

選んだ花をカウンターに並べたら、ブーケにしたときの全体のバランスをイメージしながら、一輪ずつ茎の長さや葉っぱの有無を調整していきます。
花の高さや向きを少し変えるだけで、ブーケの印象は大きく変化するもの。全体のシルエットを確認しながら、理想の形へと少しずつ仕上げていきます。

小さな葉や長すぎる茎は、全体のバランスを見ながら躊躇せずに思い切ってカット。余分な部分を整えることで、花の美しさがより引き立ち、すっきりとした印象のブーケに仕上がります。

茎の下準備が終わったら、いよいよ花束を束ねていきます。人差し指と親指で茎をしっかりと押さえ、中心がずれないように固定するのがポイントです。
簡単そうに見えますが、実際にやってみると想像以上に力が必要。普段あまり使わない指先や手の筋肉を使うため、茎をしっかり支え続けるだけでもひと苦労です。

花の位置が決まったら、麻紐で茎をしっかりと束ねて固定します。これでブーケの土台となる花束が完成!ここまでくると、少しずつブーケらしいシルエットが見えはじめます。

ブーケの印象を大きく左右するのが、仕上げのラッピング。豊富に揃うラッピングペーパーからブーケの雰囲気に合う1枚を選んでいきます。
「Lopnur」では、花とは対極にある色をラッピングに取り入れるのがポイント。コントラストを効かせることで、エキゾチックで印象的なブーケに仕上がるのだそうです。

今回は、花の色とのコントラストを楽しめるよう、あえてブルーのラッピングペーパーをセレクト。さらに、アクセントとして赤い網紙とリボンを組み合わせることで、「Lopnur」らしい雰囲気に仕上げていきます。


花の向きを整えたら、ついに世界にひとつだけのオリジナルブーケが完成!

最後は、完成したブーケを手に店先へ。オーナーが一眼レフで記念撮影をしてくれるので、特別な思い出を写真にも残せます。
白と赤を基調に、ブルーのラッピングペーパーで仕上げたブーケは、「Lopnur」ならではのエキゾチックな世界観を感じさせる印象的なたたずまいに。大胆な色合わせが花々の美しさを引き立て、思わず目を奪われる一束に仕上がりました。

気温が高い日は、帰宅したらできるだけ早く花瓶へ移し替えるのがおすすめだそう。茎を1日約1cmずつ水切りし、水をこまめに替えながらお手入れをすると、より長く美しい状態を楽しめます。
茎にぬめりが出てきたら、やさしく洗い流して清潔な状態を保つことも大切です。丁寧にケアをしながら、世界にひとつだけのブーケとともに、ワークショップの余韻を自宅でもゆっくり味わってみてください。

■Lopnur(ろぷのーる)
住所:東京都杉並区高円寺南3-45-13 深瀬会館
TEL:03-6767-7226
営業時間:11〜19時
定休日: 不定休※ワークショップはSNSで開催日を告知
Text:藤原早菜(vivace)
Photo:Lopnur、藤原早菜(vivace)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




