【学芸大学】鎌倉の人気店が移転オープン!本格茶を気軽に楽しめる「ほうじ茶STAND」
鎌倉で人気を集めた「ほうじ茶STAND(ほうじちゃすたんど)」が、下北沢を経て、2026年5月に学芸大学に移転オープン。お店を続けるなかで、日本茶を飲む人が少なくなっていることを感じ、「もっと日常的にお茶を楽しむ人が増えたら」という想いから、日本茶に特化したスタンドとして新たにスタートしました。気軽に立ち寄れる空間で、日常の合間にホッとひと息つきながら、日本茶の新たな魅力に出合ってみませんか?
鎌倉のお店の面影を残した、心地よい店内

東急東横線・学芸大学駅から徒歩約7分の場所にある「ほうじ茶STAND」。 大きな窓が印象的な店内は、涼しい時期には窓を開けることもあるそう。心地よい風を感じられる、開放感のある空間です。

店内に入ると、まず目に入るのがカウンター席。ここでは、お茶を淹れる様子を間近で見ることができます。
使用している椅子は、以前営業していた鎌倉店から引き継いだもの。新しい店舗にも、これまでのお店の面影が残されています。

テーブルに畳を取り入れたユニークな席も。和の趣を感じながら、ゆったりと過ごせます。

窓際には、腰掛けて外を眺められる席もあります。ドリンクを片手に、ひと息つきたいときにもぴったり。

店内には、緑茶やほうじ茶などの茶葉を専用の器具で温め、立ち上る香りを楽しむ「茶香炉」も。
茶葉の自然な香りがふんわりと広がる空間で、心安らぐひとときを過ごせます。
お客さんの8割が注文する、人気の「ほうじ茶ラテ」

通常メニューには、ホットのストレートティーをはじめ、ラテやスパークリング系のドリンクがラインナップ。季節に合わせたドリンクが登場することもあります。
メニュー作りで大切にしているのは、「シンプルなものでありながら、お茶のキャラクターをしっかり感じられるもの」ということ。店主の鈴木さんは、茶葉本来の味わいや素材の風味を生かすことを大切にしながら、今のメニューにたどり着いたそうです。
なかでも、来店するお客さんの約8割が注文するという人気メニューが「ほうじ茶ラテ」。今回は、こちらをいただきました。
ほうじ茶の焙煎は、茶葉によって細かく調整しているそう。どのくらい香ばしさを出し、どれだけ緑茶らしい風味を残すかを考えながら、茶葉ごとに焙煎の具合を変えています。
きび砂糖を入れる場合は深めに、入れない場合は浅めに焙煎するなど、味わいに合わせて調整しているのだとか。

「緑茶を煎ってほうじ茶にするという工程を、意外と知らない方も多いんです」と話す鈴木さん。実際に茶葉を煎る工程を経て生まれる、香ばしい香りに魅了されたことが、ほうじ茶を扱うきっかけの一つだったそう。

素材そのものの味わいを大切にし、余計なものを加えすぎず、お茶の魅力をシンプルに伝える。そんな姿勢が、1杯のドリンクにも表れています。
コーヒーを飲むような感覚で、「やっぱりお茶だよね」と自然に選ばれる存在になってほしい。そんな想いが、現在の「ほうじ茶STAND」のスタイルにつながっています。


ドリンクに合わせて、お菓子も楽しんで。現在は、長野県にある「和心(わしん)」さんから和菓子を取り寄せて提供しています。
お茶との相性を考えてセレクトしていて、ストレートのお茶には和菓子、ミルクを使ったドリンクには洋菓子がおすすめなのだそう。お茶の風味を楽しみながら、お菓子とのペアリングを楽しめるのも魅力です。
現在、洋菓子のラインナップも調整中とのこと。今後どんなお菓子が登場するかも注目です。
暑い季節にぴったりの「抹茶トニック」


暑い時期にぴったりとおすすめしてもらったのが「抹茶トニック」。 トニックウォーターに合わせる抹茶は、濃く点てたものを使用しています。

濃い抹茶とトニックウォーターが層になった涼しげな見た目も印象的。
まずは混ぜずにひと口。抹茶の豊かな風味をしっかりと感じられます。
混ぜてから飲むと、トニックウォーターの炭酸が加わり、すっきりさわやかな味わいに。 ミルク系のドリンクよりも軽やかに楽しめ、暑い日に飲みたくなる一杯です。
店頭で購入できる茶葉やオリジナルグッズも要チェック !

店舗のドリンクに使用されている茶葉は、販売もしています。
茶葉は、実際に会って話を聞いた生産者の方や、問屋さんから仕入れているそう。どのような想いでお茶を作っているのか、話をじっくり聞いたうえで茶葉を選んでいるそうです。

お店で味わったお茶を自宅でも楽しめるのはもちろん、気に入った茶葉を見つけて、お茶の時間をもっと身近にするのもよさそうです。
さらに、「ほうじ茶STAND」のデザイナーが手がけたオリジナルステッカーも販売。ほっこりとしたイラストがかわいらしく、ちょっとしたおみやげにもおすすめです。

これからは、茶葉だけでなく器などのアイテムも販売していく予定だそう。
今後販売予定の器は、「muku nuku pottery(むく ぬく ぽたりー)」のもの。沖縄で修業を積んだ陶芸家が、赤土を使って制作しています。ショップカードに使われている「丹色」という色も、沖縄でふれた赤土から着想を得たもの。学芸大学への移転を機に取り入れたそうで、器だけでなくショップカードにも沖縄の土を感じさせるこだわりが込められています。
ドリンクだけでなく、店内に並ぶアイテムにも「ほうじ茶STAND」らしさが詰まっています。

店内での利用はもちろん、テイクアウトも可能。和紅茶を使ったスパークリングティーは、茶葉と炭酸だけで仕上げた一杯で、フルーツのような華やかな味わいが楽しめます。こちらも暑い季節にぴったりです。

気軽に立ち寄り、一杯のお茶を味わえる「ほうじ茶STAND」。何気ない時間を通して、日本茶の奥深さを感じることができます。香ばしいほうじ茶でほっとひと息ついたり、さわやかな抹茶トニックで涼んだり、その日の気分に合わせてお気に入りの一杯を探してみるのもよさそうです。
日常のなかで心安らぐお茶の時間を過ごしに、ぜひ「ほうじ茶STAND」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■ほうじ茶STAND(ほうじちゃすたんど)
住所:東京都目黒区中央町2丁目19−14 1階
TEL:なし
営業時間:12~19時
定休日:水・木曜
Text&Photo:宮嶋彩帆(vivace)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




