金沢で芸術の秋に浸る! おすすめアートスポット5選

金沢で芸術の秋に浸る! おすすめアートスポット5選

石川県 おでかけ アート 美術館 建築 週末おでかけ
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

マチナカを歩くだけで個性的なオブジェや名建築に出合えるアートの街、金沢。さまざまなテーマの公設美術館に加え、オリジナリティー溢れる私設ミュージアムも多く、見どころがいっぱい。芸術の秋を金沢のアートスポットで楽しんでみませんか

Summary

【国立工芸館】壮麗な建物と巨大な工芸作品に圧倒される!

国立工芸館

2020年に東京から金沢市中心部の「兼六園周辺文化の森」に移転、開館した国立工芸館。近現代の工芸とデザイン作品を約4400点収蔵し、見応えのある所蔵作品展や企画展を開催しています。

緑豊かなエリアで目を引く壮麗な建物は、明治後期に建てられた旧陸軍施設で、国登録有形文化財。移築にあたり、外観の色を当時の姿に再現しました。

金子潤《無題 13-09-04》 2013年 写真 太田拓実 
金子潤《無題 13-09-04》 2013年 写真 太田拓実 

エントランスに入ると目に飛び込むのが、中庭に鎮座する高さ3メートルを超える陶器。大型陶磁器作家として著名な金子潤の作品《無題 13-09-04》です。超大型の窯で焼かれた一体成形で、その迫力と卓越した技に圧倒されます。

国立工芸館

松田権六の仕事場。金沢出身の漆芸家で人間国宝、松田権六の工房を東京から移築・復元した展示もあり、作家になった気分で仕事ぶりを想像してみるのもいいかもしれません。

デジタル鑑賞システムもぜひ体験を。手に取ることができない貴重な作品も、画面をタッチして自在に裏返したり回転したり、拡大したりして見ることができるので面白いですよ。

【鈴木大拙館】静寂に包まれた名建築で思索を深めよう

鈴木大拙館】

金沢出身の仏教哲学者、鈴木大拙の考えを伝え、来館者が思索する場として2011年に開館。建物は金沢ゆかりの世界的建築家、谷口吉生が設計しました。

「展示空間」「学習空間」「思索空間」と「玄関の庭」「露地の庭」「水鏡の庭」を回廊で結び、大拙の世界観を表現しています。

鈴木大拙館

無の境地を演出する「水鏡の庭」は、時間を忘れて佇んでみてほしいところ。思索空間に腰かけ、水鏡に映る空や波紋を眺めるうちに心がほぐれてきます。四季や時間帯によっても異なる景色が、思索を一層深めてくれることでしょう。

【金沢21世紀美術館】プールの中に入れる!? 没入型現代アートが大人気

金沢21世紀美術館

世界のコンテンポラリーアートを展示し、見て、触れて、作品と一体になれる趣向で大人気。世界的建築家ユニットSANAA(妹島和世+西沢立衛)が設計した円形の建物は、「まちに開かれた公園のような美術館」が建築コンセプトです。写真は、16個の鏡面の半球が風景を映すSANAAが手がけた球体のパビリオン《まる》。

四方に入り口があり、展覧会ゾーンだけでなく、無料で出入りできる屋内外の交流ゾーンで、気軽にアートに親しめるのも人気の理由。

金沢21世紀美術館

恒久展示作品は9作品あり、圧倒的な人気を誇るのは、レアンドロ・エルリッヒ/2004年制作《スイミング・プール》。水を隔てて上下2つの空間が交流し、地下から地上を見上げると、本当に水中にいるような不思議な気分に。地下部入場は展覧会チケット購入のうえ、要予約。
※《スイミング・プール》は、2026年10月19日~30日は閉場

ミュージアムショップは感性をくすぐるグッズがいっぱい!おしゃれなレストランもあるので、たっぷり時間をかけて楽しむのがおすすめです。

※金沢21世紀美術館は2027年5月6日~2028年3月まで大規模修繕工事のため休館予定。休館中は旧日本銀行金沢支店(金沢市香林坊2-3-28)などで作品展示が行われます

【金沢100年の森美術館】白龍の背に乗ってみよう! 心揺さぶる最先端アートの新名所

金沢100年の森美術館

「100年後も残る石川のアートを金沢から世界へ」をコンセプトに、石川県穴水町出身の画家、大森慶宣(よしのぶ)さんが、金沢21世紀美術館前の5階建てビルを丸ごと活用して2025年9月に開設した私設美術館です。

大森さんは一本の線で一気に描く「ワンストローク技法」が持ち味。自身の作品に加え、大森さんいわく「遊び心があり、挑戦的かつ個性的で、自分にはない感性を宿しているもの」を基準に収集した石川県ゆかりの作家の作品が、1階から屋上までテーマごとに展示されています。

金沢100年の森美術館

1階から屋上まで外階段を上り、順に鑑賞を楽しむスタイル。
2階は「光と影」と題して、写真や書、木彫、油絵など注目のアーティストが共演。4階は壁紙のはがれまでも作品の一部となり、エッジの利いたアート空間になっています。

そしてたどり着いた屋上には、大森さんが全面にアクリル絵の具で描いた巨大な白龍が。愛らしい表情が印象的で、龍の背に乗ったような写真が撮れますよ。 見晴らしもよく、金沢21世紀美術館を見下ろすのもここだけの楽しみ方です。

■金沢100年の森美術館(かなざわひゃくねんのもりびじゅつかん)
住所:石川県金沢市広坂1-2-34 箔一ビル
TEL:なし
営業時間:金~日曜の11~17時
定休日:月~木曜
料金:大人1000円、小学生から大学生800円、未就学児無料

【谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館】あの名建築を父子共演で完全再現!

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

金沢では地元出身の昭和建築界の巨匠、谷口吉郎と息子の世界的建築家、吉生が設計した建物をいくつも見ることができます。
そんな偉大な父子の足跡と、建築や都市に関する展示をしているのが、2019年にできたこのミュージアム。

注目は、2階常設展示室にある、迎賓館赤坂離宮和風別館「游心亭」の再現展示。吉郎が設計した游心亭の再現に当たり、オリジナルに赴いて採寸し、同じ種類の建材を揃えたというこだわりぶり。

谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館

父の名建築を包み込むのもまた、息子の洗練された設計。吉生の真骨頂ともいえる水鏡を取り入れた庭を、游心亭の広間から眺められます。

ミュージアムショップには吉生が設計したニューヨーク近代美術館のグッズも。父子共演の貴重な作品を体感し、二人の建築とまちづくりへの思いにふれてみては。

■谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館(たにぐちよしろう・よしおきねん かなざわけんちくかん)
住所:石川県金沢市寺町5-1-18
TEL:076-247-3031
営業時間:9時30分~17時(入館は~16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間、臨時休館あり
料金:常設展大人310円、65歳以上210円、高校生以下無料(企画展は別料金)

今回紹介したスポットの詳しい解説や、このほかのおすすめのアートスポットは、2026年9月発売の『旅×Scope 金沢 加賀温泉郷 能登』に掲載しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

金沢のおでかけ情報は『旅×Scope 』をチェック★
\最新版『旅×Scope 金沢 加賀温泉郷 能登』発売中!/


Text:AVANCER

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る
この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください