ほろ酔い気分で読書しながら寝落ちできる「BOOK AND BED TOKYO浅草店」!
東京を代表する観光地・浅草に2017年に誕生した、“泊まれる本屋&BAR”がテーマのゲストハウス「BOOK AND BED TOKYO(ブックアンドベッドトーキョー)浅草店」が話題です。宿泊用ベッドがあるのはなんと、本棚の中。宿中央には長〜いバーカウンターが鎮座しています。斬新すぎるそのスタイルをご紹介!
本棚の中のベッドで読書三昧って幸せすぎか!
“本を読みながら寝落ちする、最高に幸せな寝る体験”をゲストに味わってほしいという思いから、この斬新な宿は生まれました。
「泊まれる本屋」というコンセプトの宿ですが、実際には、本は買えません。その代わり、施設内の本はすべて自由に読むことができるので、本棚の中に組み込まれたベッドの中で、書籍や雑誌の世界に心ゆくまで浸ることができます。
1人用のドミトリールームは「COMPACT」(3800円〜)と、それより少しだけスペースに余裕のある「STANDARD」(4600円〜)の2タイプ。2人が1室で泊まれる「DOUBLE」(2人で6800円〜)もあります。いずれも安価なのがうれしいですね。
目隠しのカーテンを開けると、シーツの上に置かれた宿オススメの本がゲストを出迎えてくれます。これは本好きにはたまらない演出!
室内にはブックライトのほか、専用コンセント、貴重品用のミニロッカー、スリッパ、ハンガーを完備。もちろん無料Wifiも使えます。
本棚には、国内外のおしゃれなファッション誌や旅行雑誌、写真集、小説、エッセイ本、東京のガイドブック、漫画など幅広いジャンルがラインナップ。その数約1500冊で、毎月おもしろい本をスタッフが追加するので、訪れる度に新しい本との出合いが待っているのです。
「どれを読もうかな?」なんてあれこれ立ち読みしている間に時間があっと言う間に過ぎていきます。座り心地の異なるソファーがいくつかあるので、お気に入りを見つけたら、そこに座って読みふけるのもオススメ。
BARカウンターを中心にゲストハウスが真っ二つ!
「BOOK AND BED TOKYO 浅草店」は、全国に4店舗ある系列店のなかで初めて、宿内にバーカウンターが置かれました。つまり、「泊まれる本屋」であり「泊まれるBAR」でもあるという唯一無二のゲストハウスというわけ。
20mはあろうかという長いバーカウンターが宿の真ん中に鎮座し、それを境に、それぞれ黒と白を基調とした左右異なるデザインになっています。こうして真横から撮影すると、まるで2つの異なるお店が合体しているよう!
あまりにフォトジェニックなのでSNS用にスマホで撮影するゲストが後をたたないんですって。
この“真っ二つデザイン”は、バーカウンターで飲むことのできる、ジュースやカクテルにまで施されています。「ブラックレモンスカッシュ」は竹炭と、はちみつレモンで、上下真っ二つ!
BARでおいしいお酒を飲みながら読書して、眠くなったら終電も気にせずそのままベッドに本と一緒に滑り込みましょう!翌朝は、朝食(別料金)も食べることができます。
女性専用シャワールームとトイレ完備で安心
気になる水回りですが、木目調のスタイリッシュで清潔な共有洗面所とシャワールームが完備されていて、個室のバスルームも1つだけですがあります。シャンプーやリンス、ボディーソープは置いていないので持参しましょう。
女性専用のシャワールームとお手洗いもあるので、なにかと異性の目が気になる女性にとってはうれしいですね。
宿オリジナルのストライプパジャマがあり、これを着て女友達とお泊り撮影会をするゲストも多いのだとか。レンタルだけでなく、購入することもできます。
本棚の中で寝られたり、バーカウンターがあったり、フォトジェニックな“真っ二つ”の空間は、浅草観光のついでの宿ではなく、本とお酒に浸りたい週末などに、わざわざお篭りしに足を運びたいゲストハウスです!
text:mogShore
●掲載の内容は取材時の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。