キャンプの持ち物チェックリスト|初心者向け 基本の必需品14種類を一覧で紹介
キャンプに何を持っていけばよいのか、初心者だと迷ってしまいますよね。この記事では、キャンプに最低限必要な持ち物を14のカテゴリーに分けて一覧で紹介します。同行者の人数や日程別の持ち物のほか、季節ごとに足したいもの、全部揃えずに済ませる方法もまとめました。しっかりチェックして、キャンプを楽しんでくださいね。
キャンプの持ち物リスト|最低限揃えたい必需品一覧
キャンプの持ち物は、品名で数えると数十点になります。思いついた順に準備すると抜けが出るかもしれないので、使う場面を4つに分け、その中を14のカテゴリーにして確認していきましょう。
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テント・設営小物
一般的にテントの定員人数は最大収容人数を指すため、大人だけで泊まる場合は表示より1~2人少ない人数で考えると余裕が生まれます。
設営にはペグとハンマーが必要です。両方が付属する製品もあれば、ハンマーは付属しないと明記された製品もあるため、購入時に付属品欄を確認しましょう。テントの下に敷くグランドシートを加えると、地面からの湿気を防げます。
寝具
寝具は寝袋とマットの組み合わせで考えます。寝袋には快適温度が表示されていることがほとんど。キャンプ場の最低気温より5℃ほど低い温度に対応したモデルを選ぶとよいとされ、春~秋なら0~5℃に対応するタイプが扱いやすいようです。
マットは地面の冷たさや凹凸を遮ってくれます。厚さ4cm以上が目安とされていますが、厚みだけで決まるものではありません。空気の層で冷気を抑える構造かどうかも、製品の説明で確かめます。テント全面に敷くインナーシートを重ねると、冷気と湿気の侵入をさらに抑えられます。
テーブル・チェア
テーブルとチェアは人数分揃っていると便利。キャンプ場の地面は芝や土で、腰を下ろせる場所がありません。
テーブルは調理用と食事用を分けると作業しやすくなります。チェアは座面の高さで使い勝手が変わり、低いタイプは焚き火を囲む姿勢に、高いタイプは立ち座りに向きます。収納サイズが大きくなりやすいため、車の積載量もあわせて確認すると安心。
照明
キャンプ場では、テントを張る区画(サイト)を照らす照明がないこともあり、日没前から暗くなります。明かりが必要な場所は、テントの中、食事のテーブル、炊事場やトイレまでの道など。1つでは足りないため、3~4個を組み合わせる方法がおすすめです。
サイト全体を照らすランタンに、テーブル用と手持ち用を加えましょう。テント内で使う明かりは、電池式や充電式のものを選びます。
調理器具
火を使う調理には、カセットこんろやシングルバーナーを用意します。カートリッジガスこんろにはPSLPGマークが表示され、使用できる燃料容器の名称は本体と取扱説明書に記載されています。別の容器を組み合わせると、接続部から燃料が漏れて引火するおそれがあるので注意。
五徳からはみ出す大きな鍋や鉄板も使いません。放射熱でガスカートリッジが加熱され、破裂につながるおそれがあるためです。鍋やフライパンは、五徳に収まるサイズであれば家庭用のもので代用できます。
食器・カトラリー
食器とカトラリーは、人数分に予備を加えます。樹脂や金属など割れにくい素材が扱いやすく◎。紙皿や紙コップを使えば洗い物を減らせますが、風で飛びやすい点には注意。取り分け用のトングやおたまは、食事用のカトラリーとは別に用意します。
火まわりの道具
焚き火をするなら、焚き火台と安全のための道具を揃えます。自治体が運営するキャンプ場などでは直火を禁止し、焚き火台の使用を求めている施設もあります。芝を焼かないよう求める施設もあるため、下に敷く耐熱シートの要否は予約時に確認しましょう。熱くなった道具を扱う耐熱グローブ、薪を動かす火ばさみ、消火用の水も持参します。
火を使う道具は、屋外の風通しのよい場所で使います。テントの中はもちろん、入口やタープの下も、風が通らなければ一酸化炭素中毒のおそれがあります。火は寝起きする空間から6m以上離し、風向きも考えて置いてください。
クーラーボックス・保冷剤
クーラーボックスは食材と飲み物の温度を保ちます。1泊2日のファミリーキャンプでは、40ℓ以上のサイズが使われていることが多いよう。
内部に余分な空間があると開閉時に冷気が逃げるため、食材と保冷剤で埋まる容量を選びます。保冷剤は一番上に置くと効果が高まります。また、地面に直置きすると熱を受けるため、台の上に置き、直射日光も避けましょう。
食材・飲み物
食材は自宅で下ごしらえまで済ませておくと、現地での作業が短くなります。野菜を切って保存袋に入れる、肉に下味をつけるといった準備が、そのまま調理時間の短縮につながります。
飲み水は別に用意します。自治体が運営する施設のなかには、園内の水が飲用に適さず、飲料水の持参が必要なところもあります。売店の有無や営業時間も施設ごとに異なるため、現地で買い足せる前提にはしない方が安心。
着替え・レインウェア
衣類は着替えと雨具をセットで考えます。火の粉や食べこぼし、急な雨で濡れる場面があるため、着替えは1泊でも1組多めに持っていきましょう。
雨具はレインウェアを選びます。傘は設営や調理で両手がふさがると使えず、風にもあおられます。靴下の替えも多めに入れておくと、朝露などで濡れたときに役立ちます。
洗面・衛生用品
洗面用具は、自宅の朝晩の習慣を基本に持参しましょう。シャワーや洗面所の有無、石けんやタオルの備え付けは施設ごとに異なるため、事前に確認すると安心。
水が自由に使えない場面では、ウェットティッシュが手や道具の汚れ落としに役立ちます。炊事場が混み合う朝は、洗面用具を1つの袋にまとめておくと待ち時間が短くなります。
救急セット・虫よけ
救急セットは、すぐ取り出せる場所に置きましょう。虫よけ剤は成分と年齢の目安を確認し、製品の表示をよく読んでから使ってください。
貴重品・書類
貴重品はひとまとめにして管理します。テントに鍵はかけられないため、持ち込む現金は売店や入浴施設で使う分にとどめます。医療機関を受診する場合に備えて、マイナ保険証または資格確認書を持参しましょう。
ゴミ袋・後片付けの道具
ゴミの扱いは施設ごとに異なり、すべて持ち帰るよう案内しているキャンプ場もあります。分別の区分や回収の有無も施設によって変わるため、予約時に確認しましょう。
燃えがらや炭も、指定された灰捨て場がある場合を除いて持ち帰ります。ゴミ袋は濡れた道具入れにも使えるため、多めにもっていくと撤収がスムーズにできます。
あると快適なキャンプの持ち物

ここで紹介する道具は、なくてもキャンプは成立します。必需品を揃えたあとに買い足すと、暑さや移動の負担を減らせるなど、より海底に過ごすことができます。
- タープ
- ウォータージャグ
- ポータブル電源
- 収納・運搬グッズ
タープ
タープは日差しと雨を遮る布です。
テントの外には日陰がありません。夏の日中は外で過ごせる場所がなくなり、雨の日は調理と食事をする場所を失います。
ポール、ペグ、ロープが付属する製品が多く、設営にはテントとは別のスペースが必要です。区画サイトではテントとタープの両方が収まる広さかどうかを、予約時に確認します。風が強い日は張り綱が緩みやすいため、ペグの本数を増やすか、設営を見送る判断もします。
ウォータージャグ
ウォータージャグは、水を運んでサイトに置いておく容器のこと。炊事場から離れた区画では、調理と手洗いのたびに水を汲みに行くことになります。ジャグがあれば、コックを開くだけで水が使えます。
容量は持ち運べる重さを目安に決めます。水は1ℓあたり約1kgになるため、10ℓなら約10kgを運ぶことになります。飲用に使う場合は、施設の水が飲用に適しているかをあらかじめ確認して。
ポータブル電源
ポータブル電源は、家庭用のコンセントと同じ電気を屋外で使える機器。選ぶときは、使いたい家電の消費電力(W)と使う時間から、必要な容量(Wh)を計算します。
ポータブル電源は、高温になる場所での使用と保管を避け、強い衝撃や圧力を加えないようにしましょう。異常を感じた場合はすぐに使用を中止して。
電源が使える区画(電源サイト)を利用する場合は、1000Wまでのように使用できる容量の上限を定めている施設もあるため、事前に確認しましょう。
収納・運搬グッズ
収納と運搬の道具は、駐車場からサイトまでの移動を楽にしてくれます。車を横づけできないサイトでは、荷物を手で運ぶ距離が生まれますが、アウトドアワゴンを使えば往復の回数を減らせます。
コンテナや収納ボックスは、積み重ねて車に積めて便利。重いものを下にすると荷崩れを防げます。
【同行者別】キャンプの持ち物で足したいもの

一緒に行く人によって、必需品に足した方がいい道具も変わります。ここでは、必需品リストにそのまま加えられるものを以下の同行者別に紹介します。
- 子連れファミリー
- 女性グループ
- ソロキャンプ
子連れファミリー
子連れのキャンプでは、安全面に備えたものと着替えに持ち物を足します。
- 多めの着替え
- 連絡先を書いたカード
- 体格に合うサイズの寝袋
- ライフジャケット(水辺で遊ぶ場合)
川や湖で遊ぶ予定があるなら、ライフジャケットを用意しましょう。体格に合うサイズを選び、ベルトと股紐を緩みなく締めて着用して。サイズが大きかったりベルトが緩んでいたりすると、水に入ったときに口が水面の上に出ない場合があります。着用していても子どもからは目を離さず、手の届く範囲で見守ります。
子どもの着替えは大人より多めに用意しておくと安心。また、迷子に備えて、保護者の連絡先を書いたカードを持たせておく方法もあります。
女性グループ
女性グループのキャンプでは、施設にない設備を補うと便利。
- 着替え用のポンチョかテント
- 日焼け止めと帽子
- 綿素材の上着
- 髪をまとめるゴム
- 鏡の付いた洗面ポーチ
シャワーや更衣室の有無は施設ごとに異なり、管理人が駐在していないと明記している施設もあります。着替えは更衣室か車内で済ませ、どちらもない場合に備えて着替え用のポンチョかテントを持っていくと安心です。
焚き火を囲むときは、火の粉で穴があきやすい化学繊維の服を避け、綿素材の上着を1枚持っていくとよいでしょう。鏡の付いた洗面ポーチがあると、炊事場が混み合う朝でも身支度がスムーズにできます。
ソロキャンプ
ソロキャンプでは、一人で運べて一人で設営できる範囲に持ち物を抑えます。
- 一人で設営できるテント
- スマートフォンの予備電源
- 印刷または保存した地図と予約情報
荷物を運ぶのも、テントを立てるのも、手伝ってくれる人がいないため、テントは一人で組み立てられる構造のものを選び、道具は1回で運べる量にまとめます。
体調を崩したときやケガをしたときに、気づいてくれる人がいない点にも備えます。行き先と帰る予定を家族や友人に伝えておき、予備電源を持参します。山間部では電波が届きにくい場合があるため、地図や予約情報は画面の保存や印刷で手元に残しておきましょう。
【日程別】キャンプの持ち物の違い

滞在する長さによって、キャンプに必要な持ち物は変わります。1泊2日の持ち物をベースにして、泊数の増減によって調整していきましょう。
- デイキャンプ
- 1泊2日
- 連泊
それぞれご説明します。
デイキャンプ
デイキャンプでは、上述の必需品リストから寝るための道具を外し、日よけを足します。
【外すもの】
- テント
- 寝袋とマット
- テント内で使う明かり
【足すもの】
- 日よけのタープまたはシェード
- 昼食の食材と飲み物
日帰りの利用時間は施設ごとに異なります。例えば10~16時と定めている施設では、設営と撤収の時間を差し引くと、過ごせるのは数時間。荷物が少ないほど、遊んだり食べたりする時間が長くなります。
夕方まで滞在できる施設を選ぶ場合は、手元を照らすライトを1つ加えます。日が落ちてからの撤収は、想像以上に手元が見えないことも。
1泊2日
1泊2日では、必需品リストをそのまま使います。
- 寝袋とマット
- 夜と朝の防寒着
- テント内で使う明かり
- 夕食と翌朝の食材
- 洗面用具
利用時間は施設ごとに異なります。13時~翌11時とする施設もあれば、14時~翌12時までとする施設もあります。到着から暗くなるまでの時間は限られるため、設営を先に済ませてから調理に移るのがおすすめ。
日が落ちると気温は下がるため、夏でも羽織るものを1枚持参すると安心。翌朝は撤収の作業があるため、朝食は火を使わずに済ませられる内容にしておくと時間に余裕が生まれます。
連泊
連泊の場合は、日数に比例して増えるものを計算して持ちます。
- 日数分の着替え
- 予備の保冷剤または氷
- 多めのゴミ袋
- 物干しロープと洗濯ばさみ
- 追加の燃料
クーラーボックスは保冷力の表示時間を確認します。2日以上の保冷ができる製品もありますが、蓋を開けるたびに冷気は逃げていきます。氷や食材を途中で買い足せるかどうか、売店の営業時間や周辺の店を事前に調べておきましょう。
洗濯した衣類やタオルを干す場所も必要。ロープを張れる木や柱が区画内にあるとは限らないため、物干しスタンドを持参する方法もあります。
【季節別】キャンプの持ち物と服装

同じキャンプ場でも、季節によって必要な装備は変わります。気温だけでなく、季節によって日照時間や地面の状態も変化します。
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春
春のキャンプでは、1日の気温差に備えましょう。日中は汗ばむ陽気でも、日が落ちると一気に冷え込むことも。昼の体感だけで服装を決めると、夜に眠れなくなります。
風の強い日が増える時期でもあります。タープやテントが風にあおられると設営に時間がかかるため、天気予報の風の情報もあわせて確認しましょう。花粉の飛ぶ時期と重なるため、症状が出る方はマスクや目薬を加えておいて。
夏
夏のキャンプでは、暑さ対策グッズを持ち物に加えます。飲み物は想定より多めに用意し、塩分を補える食品もあわせて持参しましょう。首元を冷やすタオルやネッククーラーがあると、体温を下げやすくなります。
道具でしのげないほど暑い日もあります。熱中症アラートが出ている日は、設営や調理といった体を動かす時間を減らす、日帰りに切り替える、日程を変えるといった判断も検討してください。
秋
秋のキャンプでは、朝の冷え込みと濡れに備えます。夜間に地面や草が冷え、朝には露で濡れていることも。スニーカーで歩くと靴下まで染みることがあるため、濡れてもよい靴か替えの靴下を用意しましょう。テントの外側が濡れてしまった場合に備え、撤収前に乾かす時間を見込んでおきましょう。
空気が乾く時期に入り、落ち葉も増えます。焚き火の火の粉が飛ぶ範囲を広めに見積もり、周囲の落ち葉をどけてから火をつけます。
冬
冬のキャンプでは、地面からの冷えを断つ道具を足します。寒さは地面から伝わるため、厚手のマットを重ねると、寝袋の性能を十分に引き出せます。寝袋、マット、着込む衣類の3つだけで朝まで過ごせる組み合わせを基本にします。湯たんぽを寝袋に入れておく方法もあり、電源があれば電気毛布も使えます。ただし電気を使う道具は補助として考えましょう。残量が尽きたり故障したりしても、寝具だけで眠れる状態にしておきます。
地面が凍ると、ペグが刺さりにくくなることがあります。設営に時間がかかる前提で、明るいうちに到着できる計画を立てます。
キャンプの持ち物を全部揃えずに済ませる方法
必需品をすべて買い揃える必要はありません。借りる、コテージなどの建物に泊まる、家にあるもので代用する、現地で買うという方法があります。
- レンタルの活用
- キャンプ場の設備確認
- コテージ・グランピングの利用
- 家にあるもので代用
- 現地調達
それぞれ説明していきます。
レンタルの活用
キャンプ道具は、キャンプ場で借りられる場合があります。
- テント
- 寝袋とマット
- テーブルとチェア
- ランタン
- 鍋のセットとカセットこんろ
- 焚き火台
料金は1泊あたりで設定されていることが多く、寝袋のような小物は数百円、テントは数千円という価格帯が一般的。道具を一式揃えると出費が大きくなるため、借りて試してから自分に合うものを買うという順番にすると、使わない道具が家に残りません。
レンタル品の種類と数には限りがあります。当日の受付では借りられないこともあるため、予約の段階で確認しましょう。
キャンプ場の設備確認
施設に何があるかを調べておくと、持ち物を減らすことができます。
- 炊事場の有無と水が飲めるかどうか
- トイレとシャワーの有無
- 電源の有無と使用できる容量
- 売店の有無と営業時間
- 管理人が常駐しているかどうか
園内の水が飲用に適さない施設や、管理人が駐在していない施設もあります。施設の案内ページを一度読んでおくだけで、持ち物の過不足を避けられます。
コテージ・グランピングの利用
コテージなどの建物に泊まる選択をすると、寝るための道具や設営の道具が不要になります。
備品の内容は施設ごとに異なります。寝具が用意されている施設もあれば、寝袋の持参を求める施設もあります。調理器具や食器の有無も分かれるため、予約の前に備品の一覧を確認し、足りないものだけを持参しましょう。
テントを立てる作業がないため、到着してすぐに食事の準備へ移れます。雨の予報が出ている日でも、予定を変えずに済むのもポイント。
家にあるもので代用
調理と食事の道具には、家にあるもので代えられる場合があります。
- 鍋とフライパン
- 包丁とまな板
- 食器とカトラリー
- カセットこんろ
- ブランケットやタオルケット(夏の夜に掛けるものとして)
専用品でなければキャンプができないわけではありません。まず家にあるもので出かけ、使いにくかった道具から買い足していくと、無駄な買い物が減ります。
ただし寝袋は代用の対象から外しましょう。ブランケットやタオルケットは、夏の暑い夜に掛けるものとしては使えますが、寝袋の代わりにはなりません。夜の冷え込みは季節を問わず、体温を奪われると眠れなくなります。
現地調達
消耗品は現地で買えることがあります。
- 炭
- 薪
- カセットガス
- 着火剤
- バーベキュー網
かさばる薪や炭を現地で買えば、車の積載に余裕が生まれます。売店を置いていない施設や、営業時間の短い施設もあるため、事前に確認して。
食材は、周辺のスーパーの場所と営業時間もあわせて調べておきます。キャンプ場に近づくほど店の数は減る場合が多く、場所によっては夕方に閉まる店もあります。
キャンプの持ち物を忘れないための準備のコツ
持ち物を揃えても、忘れてしまっては意味がありません。記憶に頼らず、以下の手順で防ぎましょう。
- 置き場所別のリスト化
- 使う順と逆の積み込み
- 出発前の指差し確認
- 定番セットの常時収納
家の置き場所別のリスト化
持ち物リストは、家のどこに置いてあるかで並べ替えると便利。押し入れにテントと寝袋、キッチンに調理器具と食器、洗面所にタオルと洗面用具、玄関に靴とライト…、という分け方です。
場面ごとに分けたリストは、買い物や検討には向きますが、荷造りには向きません。リストは毎回作り直さず、1枚を使い回し、帰宅後に「使わなかったもの」と「足りなかったもの」を書き足していくと、回を重ねるごとに自分の装備に合ったリストへ育ちます。
使う順と逆の積み込み
車には、現地で使う順番と逆に積み込むのがポイント。到着して最初に取り出すのはテントとペグ、次がテーブルとチェアです。最後に使う寝具や着替えを奥に積み、テントを一番手前に置きます。
出発前の指差し確認
指差し確認は、鉄道や建設の現場でミスを防ぐために使われている方法。出発前に、積み込んだ荷物を1つずつ指で差して数えます。リストを目で追うだけでは、見たつもりで飛ばしてしまうことも。特に忘れやすいのは、出発の直前まで家で使っているものです。
- クーラーボックスに入れる食材と飲み物
- 充電しておいた機器と充電ケーブル
- 歯ブラシやタオルなどの洗面用具
- 常備薬、眼鏡やコンタクトレンズ
- 財布、マイナ保険証または資格確認書
- 車の鍵、予約内容がわかるもの
これらはリストに書いてあっても積み忘れが起こります。前夜に積めないものだけを別の紙に書き出し、当日の朝はその紙だけを見る方法も有効です。
定番セットの常時収納
毎回持っていくものは、キャンプ用の箱に入れたままにします。ペグ、ハンマー、ロープ、軍手、ゴミ袋、救急セットなどは、キャンプ用のものを用意し、箱ごと車に積めば、1点ずつ確認する手間がなくなります。
それでも忘れ物に気づいたときは、キャンプ場の売店やレンタル、周辺の店で代用できる場合があります。レンタルの品目に空きがあれば、当日でも借りられることがあります。
まとめ|キャンプの持ち物は「必需品+シーンで足す」で失敗しない
キャンプの持ち物で失敗する原因は、品数の多さではなく決める順番にあります。次の4段階で考えると、買いすぎと忘れ物の両方を避けられます。
- 予約したキャンプ場に何があるかを確認する
- 14のカテゴリーで必需品の土台を作る
- 同行者、日程、季節で足りないものを足す
- 足りないものは、借りるか家にあるもので代える
初めてのキャンプで完璧な装備を揃える必要はありません。帰ってきたあとに「使わなかったもの」と「足りなかったもの」を書き出しておき、2回目以降に少しずつ足していくのがおすすめです。
ただし、荷物の都合で削ってよいものと、削ってはいけないものがあります。火を使う道具の安全性、水辺でのライフジャケット、救急セットの3つは、快適さではなく安全に関わります。ここだけは外さずに出かけてください。
Photo:pixta
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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