日光東照宮表参道の「ビームス ジャパン 日光」で出合う、栃木のいいもの
日光東照宮の表参道にある「ビームス ジャパン 日光」は、日光の伝統工芸や栃木県の名産品などを取り扱っています。しかし、ここは日本各地の魅力を独自の視点で紹介する「BEAMS JAPAN」。ただのおみやげ店ではありません。日光を訪れた人に地域の文化やものづくりの魅力を紹介する「新しい形のおみやげ店」なんです。
ビームス ジャパン 日光でしか手に入らないアイテムを探して

「ビームス ジャパン 日光」は、2023年4月にオープンしました。それほど広くはない店内ですが、日光をキーワードに、Tシャツ、雑貨、クラフトなど、幅広いジャンルの商品を展開しています。
伝統的な工芸品を紹介するだけではなく、BEAMS独自の視点で日光や栃木のいいものやおみやげを掘り下げ、現代の生活に取り入れやすいデザインの商品や、若い世代にも親しみやすいアイテムを組み合わせているのが特徴です。ここでしか買うことのできない限定品もたくさんあります。そのいくつかを店長の高林のぞみさんに紹介してもらいましょう。
江戸時代から伝わる伝統工芸、日光彫
まずは日光みやげの定番、日光彫です。「日光東照宮は、元和3年(1617)に造営されたのち、寛永13年(1636)に3代将軍徳川家光によって大造替が行われ現在の豪奢な造りになりました。日光彫は、その時に日光にやって来た職人の子孫が代々その技を伝えて現在にいたります」(店長・高林さん)。ビームス ジャパン 日光でも取り扱っている日光彫の飾り皿は、ひっかき刀という伝統の彫刻刀を用いて彫られた本格的なもの。ひっかき刀は用いていませんが、有名な三猿をかたどったものもおみやげとして人気です。
日光店オリジナルのかわいいきびがら細工動物
「十二支のきびがら細工」は、ビームス ジャパン 日光のオリジナルアイテム。栃木県鹿沼市には地元産のホウキ草を用いた鹿沼ホウキという特産品があります。こうした古くから伝わるホウキ編みの技術と材料を使って作られているのが十二支動物のきびがら細工。「BEAMSだけの別注で作ってもらったのが、このきびがら細工です」(店長・高林さん)。ポイントは、BEAMSのイメージカラー橙色の麻ひもで結ばれているところ。ちょっとしたひと捻りで、かわいさを倍増させてしまうあたり、さすがBEAMS。
日光や栃木県の特産品を使ったオリジナルアイテムがいっぱい

大谷石を使ったコースター1980~2420円や雪見灯籠4950円もあります。「壁などの建材として使われる大谷石は栃木県を代表する石材です。水をよく吸うのでコースターにも向いているんです」(店長・高林さん)。

ほかにも日光の鹿革を使ったMOMOJIKAのポーチ6380円、MOMOJIKA コインケース4180円も人気です。赤・黄・青・茶のカラフルな4色展開。「鹿革は手入れがほとんどいらない上に、経年変化が楽しめます」(店長・高林さん)。
日光並木杉の枯損木を使ったキーホルダーは、ビームス ジャパン 日光と東武鉄道のコラボ商品で、機関車「SL大樹ふたら」が描かれています。ここでしか手に入らない限定品です。
イチオシは陽明門の逆さ柱をモチーフにしたオリジナルシール
最後に店長・高林さんイチオシの商品を聞いてみました。「ビームス ジャパン 日光でしか手に入らないオリジナルシールです。日光東照宮の陽明門を支える柱の1本の向きが逆になっています。これは魔除けの逆さ柱と呼ばれるもので、完成と同時に崩壊が始まるという考えから、わざと未完成にしているからと言われています。このシールはその逆さ柱をデザインしたものです。加工も細部までこだわって作り込んでいます。これを御朱印帳などに貼るのがおすすめです。」(店長・高林さん)。このシールのアイデアは店長の高林さんが自ら出したものだそうです。こうした現場の声を拾い上げてものづくりに生かしているのが、ビームス ジャパン 日光の最大の魅力なのかもしれません。
アクセス・基本情報

お店の場所は、日光東照宮の陽明門から大きな鳥居をくぐって進んだ表参道の突き当たり。東照宮参拝の後にも立ち寄りやすい絶好の場所にあります。JR日光駅または東武日光駅から世界遺産めぐりバスに乗り表参道で降りれば、お店はすぐ目の前です。

■ビームス ジャパン 日光(びーむす じゃぱん にっこう)
住所:栃木県日光市山内2287
電話:0288-25-5028
営業時間:10~17時、12〜3月は〜16時
定休日:不定休
Text&Photo:松岡宏大
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。




