名湯&寝かせ玄米。体の中から健康になりたい日は「おふろcafe白寿の湯」でまるごとデトックス
「寝かせ玄米」、「醤油と発酵糀」、「地元産の食材」などこだわった食をいただき、泉質抜群の名湯でプチ湯治。さらに糀をつかった「糀フットケア」と、丸一日かけて体の中からデトックス!ひと足延ばしてでも行きたい湯処「白寿の湯」は、埼玉と群馬の県境の町・渡瀬にあります。もともと地元で愛されていた古い温泉施設を2017年10月にリニューアルし、話題を呼んでいます。
温泉と糀の力で肌すべすべに!冷え性の体もぽっかぽか
お湯を見れば泉質の濃さは一目瞭然。温泉成分はナトリウム・塩化物強塩泉で、源泉は地下750mの古生層から湧出しています。温泉成分の結晶が堆積している様子からも、源泉の威力が伝わります。この名湯にじっくり浸かっていると、体の芯から暖まります。
天然泥のモンモリトナイトに糀を入れた特製泥パックが自由に使えます。顔全体に十円玉ほどの厚さで泥を塗り、約10分間はぬるめの露天風呂でゆったり。肌の余分な皮脂や汚れが毛穴の奥から吸い出され、シャワーで流せばつるつるの滑らか肌になります!
玄米と糀のメニューで体の中からデトックス
メニューのこだわりは『寝かせ玄米』。玄米を炊いてから2〜4日間、保温しながら寝かせたもの。寝かせることで、もちもちになります。
玄米はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な食材です。美肌、便秘解消、解毒、肥満予防などの効果があるとか。女性スタッフのお腹のお悩みは寝かせ玄米効果でスッキリ解消したそうです。
人気のメニューは「寝かせ玄米の糀御膳(1380円)」。糀はタンパク質の分解力で食材をやわらかくする力があります。さらに、アミノ酸や旨み成分が増して食材のおいしさもアップ!
調味料は明治35年創業の老舗醸造メーカー「ヤマキ醸造」のモノ。国産の有機原料を使い、昔ながらの醸造法で醤油、味噌を造っています。やわらかな糀漬け肉と味噌ダレは申し分ありません。スイーツも、醤油ソフトクリームや寝かせ玄米のおはぎなど健康食尽くしです。
お酒は埼玉県内のご縁のある蔵からおすすめを厳選。川越の地ビールCOEDOの樽生も人気です。華やかな香りとビター感のバランスがよく、湯上がりには最高です。
季節の限定メニューも、イノシシ鍋、ほうば焼き、桜御前など、どれも糀を使ったお料理です。夏は野外の流しそうめんイベントも開催しています。
糀パワーでほっそり美脚に!そして寛ぎ空間でまったり。
温泉の後はリラクゼーションサロン癒楽の「糀フットケア(30分・3500円)」でデトックス。糀入りのクリームで皮膚を柔らかくし、血行と潤いをもたらします。リンパの流れが悪いとむくみとなり、毒素がたまりやすくなります。老廃物を溜めてしまうことによってセルライトがつきやすく、痩せにくくなるのです。
流れの滞っているところは激痛が走りますが、リンパの流れがよくなればむくみがとれ、糀効果で肌はすべすべ、もちもちになります。
休憩スペースは、家にいるような感覚で寛げる穴ソファ、押し入れのような箱型の寝床やハンモックがあり、休み心地も抜群です。漫画が5000冊、本や雑は1万冊もあり、ごろごろしながら読書をしていると時間が経つのもあっという間。さらに、味噌玉、塩糀入り泥パック、塩糀・醤油糀作りなどのワークショップも開催されていて、朝から晩まで飽きさせません。
丸一日かけて、究極のデトックスでくつろぎの一日を過ごすのはこのうえない贅沢。溜まった疲れもリセットできるので、ぜひ出かけてみてくださいね。
Text:下西由紀子
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