京都・ジェレミージェマイマの名物「箱詰め綿菓子」で手土産上級者の仲間入り
2人分の顔がすっぽり隠れそうな大きな綿菓子で人気の「JEREMY & JEMIMAH(ジェレミー アンド ジェマイマ)」の2号店が京都・祗園にあります。ふわふわの綿菓子を箱詰めにしてかわいくトッピングした「wata-hako」が手土産にぴったりと話題を集めています。2階には祗園らしいしっとりとした座敷もあり、作りたての和菓子をいただくこともできます。
ここが違う!JEREMY & JEMIMAHの綿菓子
よーく見るとわかるのが、ほわほわ出てくるわた飴の細さ。くちどけのよい綿あめになるように、回転を高速にし、飴が細く光沢のある絹糸状なるように機械を改良しているそう。
ふわふわの綿あめを手際よく、たっぷりと箱に詰めていきます。今までの綿あめと決定的に違うのが、綿あめの元となるザラメ糖までオリジナルで作っていること。
作りたてだから、箱からはみ出るようにふんわり。抹茶やほうじ茶、梅干しや桜餅など試作を繰り返して生み出された、とっておきのフレーバーだけがお店に並びます。
満足度大!2種類の綿菓子が食べられるwata-hako
「wata-hako」のセットは、創作の綿菓子を2種類とティーポットのお茶を1種類選べて900円。薔薇や梅干し、黒蜜きなこなど魅力的なラインナップばかりですが、綿あめの味をシンプルに味わえる「プレーン」と一番人気の「桜餅」の2種類をチョイス。
注文が済んだら、靴を脱いで2階のお座敷へ。
ゆったりくつろげる畳のお部屋にはアンティークなテーブルが。飾り窓には手作りのモチーフがディスプレイされています。
テーブルは、すべてヨーロッパのアンティーク。畳で座る習慣のないヨーロッパで、この文机のような形のテーブルは珍しいそう。一卓ずつデザインが違うので、好みのテーブルを選んで座るのもアリですね。
凹みのスペースの席は、ちょっとだけ個室気分。
さて、おまちかねのwata-hakoですが、「プレーン」はドライフルーツのトッピングと絹のようになめらかに溶ける綿あめのコンビネーションが最高!「桜餅」は、ほのかに桜の香る綿あめに、草色のパウダーをつけて食べると桜餅そのもの!これはちょっとハマる味…。どちらも贅沢な大人の駄菓子といった感じ。ポットで提供される京都人が大好きな「一保堂茶舗」のほうじ茶との相性も抜群です。
最新作はチョコミント!水色とチョコレート色がとってもキュート。
おみやげにも人気のかわいいパッケージ入り綿菓子
2階でゆったり休憩したあとは、1階に降りて、おみやげ選び。「wata-hako」の不思議な美味しさを周りの友達にもシェアしましょう。オーナーのイチオシの味は「梅干し」だそうですよ!袋入りのわたがし(600円)は賞味期限1ヶ月、wata-hakoの賞味期限は7日です。
懐かしくも斬新な綿菓子の世界。想像以上に大人の味で、まさに大人の駄菓子です。昔ながらの温もりが残る古川町商店街で、ほっと一息、くつろぎの時間を過ごしましょう。
text&photo:小西尋子
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