【mini_minorの旅ノートレッスンvol.3】旅ノートづくりのきほん“貼る”と“書く”

【mini_minorの旅ノートレッスンvol.3】旅ノートづくりのきほん“貼る”と“書く”

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しあわせな「きもち」を記す旅ノートづくりの基本は“貼る”ことと“書く”こと。そのためには、自分に合うグッズを見つけ、自分なりのスタイルをつくっていくことが大切です。今回は、旅ノートづくりにおすすめのノートや筆記具をご紹介します。

自分なりのスタイルを手に入れるグッズ選び

“貼る”に適したノートとは?

さぁ、旅ノートをつくろうといったときに、まずはおでかけ先でもらったチケットやパンフレットなどをノートに貼ることを思いつく方が多いと思います。

前回も書いたように、旅先の紙モノは、そこでしか手に入らない「とっておきのギフト」なので、旅ノートづくりには不可欠な存在。まずは、それらの紙モノを可愛く、オシャレに、素敵に貼れるようなノート選びからはじめてみましょう。

私は紙モノ以外にも、シールやマステを貼ったり、自分の文字やイラストなども書き込むので、それらの要素とうまく馴染んでくれる、クラフト紙のノートを愛用しています。

クラフト紙のノートは、ちょっとざらざらした質感やビンテージ感のある色味が旅っぽさを醸し出してくれますし、いろいろ重ねて貼ってもヨレずに丈夫な点がとても好きです。

また縦長の新書型を愛用しています。さまざまな大きさや形の紙モノが貼れる、使い勝手の良いサイズ感がお気に入りです。

記憶の引き出しのきっかけは、やっぱり“書く”こと

さて、“貼る”ことに慣れてきたら、次は“書く”ことにもチャレンジしてみましょう。最新の脳科学の研究によると、人間の記憶は、基本的にすべて脳内に残っているそう。でもそれを引き出すことができなければ、それは忘れてしまっているのと同じことかもしれません。

まずは“貼る”ことで、ある程度は記憶の引き出しのきっかけをつくることができますが、それだけでは少し足りません。そこを補うのがやっぱり“書く”という行為なのです。

ちなみに紙モノをいろいろ貼ると、それだけでページの大半が埋まってしまう可能性もあるので、その場合は貼るページと書くページを分ければOK。

上の写真のようにチケット等の上に文字やイラストを重ねて書いてみても良いと思います。“貼る”ことと“書く”ことをセットでできるようになれば、旅ノートの基本はマスターしたと言えるでしょう!

筆記具の「持ち味」を意識すれば“書く”がぐんとラクに!

いざ“書く”となると、自分に合う筆記具を見つけられるかどうかが、かなり重要なポイントになります。自分の体型に似合わない洋服を着ていると疲れてしまうのと同じで、筆記具も合わないものを使うと疲れてしまいます。文字の大きさや筆圧など、自分の書くスタイルに合うものを選ぶようにしましょう。

文房具屋さんにいくと、インクの色や線の細さ、ペン先のすべり具合や持った時の重さ…本当に様々な筆記具があります。それぞれが持っている「持ち味」を意識しつつ、いろいろ試しながら、自分だけの1本を見つけてみてください。

ちなみに私の旅ノートは1ページの情報量が多く、文字も小さくなりがちなので、濃密でも見やすい紙面づくりをするために、複数のペンを使い分けています。

写真の左から順に、【細やかなコメント書きに適した「スタイルフィット(ブラック)」】、【見た目もスマートかつシンプルで使い勝手の良い「PITTアーティストペン(ブラックほか24色)」】、【色鉛筆の鮮やかさを強調できてやわらかな雰囲気がつくれる「紙用マッキー(グレー)」】、【自由な線が引ける下書き用「2ミリ芯ホルダー」】。

また気分によっては写真の右の2つ、日記風にじっくり丁寧に文字を書く用の万年筆(パイロットのkakuno)、オシャレな雰囲気づくり用の白ペン(パイロットのjuice up))を使ったりすることもあります。

旅ノートを書き始めて5年以上が経ちますが、現在のスタイルになるまで、本当にいろいろなノートやペンを試しました。

自分に合うノートやペンを見つけることは、“自分なりの書くスタイル”を見つけることです。いろいろ試しながらじっくりこだわって選んでみると、旅ノートづくりがもっと楽しくなりますよ。

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