食卓にほっこり“木”のぬくもりを。日光の木で作った器とカトラリーを買いに
自然が育んだ温もりを感じられる木のアイテムは、食卓にひとつ取り入れるだけで、柔らかく、優しい空気感を演出してくれます。そんな暮らしを豊かにしてくれる木工アイテムをお探しなら「WOOD MOCC(ウッド モック)」を訪れてみて。食卓にぴったりのカトラリーはもちろん、おもちゃや伝統を感じる重厚な日光彫まで、さまざまなアイテムが揃います。
お店に入ると木のぬくもりと優しい香りが出迎える
JR日光駅・東武日光駅から観光名所「日光東照宮」へ向かう途中に「ウッド モック」はあります。看板に書かれた「木のお店」が示す通り、店内に入ると木工アイテムがズラリ。木のぬくもりと、優しい香りが漂い、見ているだけでも癒されます。
明治7年に江田商店として創業し、大正から昭和初期は、宮内庁御用達漆器店として日光田母沢御用邸前で営業していました。平成元年に「ウッド モック」をオープンし、モダンなデザインの木の器や小物の販売をスタート。
現在、製造工場は閉め、販売のみを行っている同店は、工場で眠っていたアウトレット品なども取り扱っています。
食卓に手軽に木のぬくもりをプラスするならば、「箸置き」(1個324円~)などはいかが? 魚や蝶々、木の葉などを模ったかわいらしいデザインが揃います。
店主・江田さんのおすすめは「カレースプーン」(648円)。木のスプーンでカレーを味わうと、優しい口当たりで、いつもの家カレーでも、ひと味違った味わいになるそうです。ぜひお試しあれ。
リーズナブルなアイテムでおみやげとしても最適
店内を見ていると、ほとんどのアイテムがお手頃価格な事にも驚かされます。
例えば上の写真は左から「取り分けフォーク・スプーン」各540円、「カッティングボード」2160円、「ナチュラル ボール」大1944円と、どれもリーズナブル。カトラリーをまとめ買いするにも最適のスポットです。
こちらは同店を経営するエダクラフト社オリジナルのデザインで、トチの木で作られた「サラダボール」5400円。
サラダ以外にも素麺やちらし寿司など、アイデア次第でさまざまな用途に利用できます。また、「取り分けスプーン」各972円など、使用する木材の違いから生み出される風合いの差を楽しむのも一興。
人気の「コーヒーカップ ソーサーセット」や「スタッキングカップ(根来・曙)」などは、贈り物としてもおすすめです。
ちびっ子へのプレゼントには木のおもちゃをセレクト
現在は、エダクラフトオリジナルアイテムの他に、作家さんや工場から仕入れる品々も販売する「ウッド モック」。
小さなお子さんのいる家庭ならば、木製のおもちゃも注目したいアイテムです。スカンジナビアパインや、ブナの木を使用して手作りされるおもちゃは、どれも白木特有のやわらかな質感が活かされています。
「飛行機」2268円、「輪投げ キリン」9180円など、ちょっとした贈り物から、出産祝い用まで、おもちゃだけでも幅広いアイテムが揃っています。
キッチンだけでなく、暮らしの中に木のぬくもりをプラスしたいと思う方には「おきあがりこぼし 猫」(各1個864円)などのキュートなアイテムもおすすめ。
また、「ウッド モック」では、伝統を感じる重厚な日光彫も販売。
なかでも日光彫の木地を作る木地師の余技として作られた、観賞用のミニチュア茶道具は、本物そっくりの精巧な作りで、みとれてしまいます。
ショッピングの後には、カフェスペースでまったりと、「お抹茶と和菓子のセット」600円や「コーヒー」450円を味わうこともできます。日光を訪れたら、木のぬくもりを感じに立ち寄ってみて。
photo:松岡誠
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